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ECサイト構築の7つの方法を比較!目的に合ったサイト形態を選ぼう

ECとは「Electronic Commerce(電子商取引)」の略で、Amazonや楽天市場などに代表されるWeb上のショッピングサイトを指します。
ECサイトは実店舗を持っていなくても、売りたい商品があれば誰でも立ち上げることができ、ECサイトを活用すれば、日本国内だけでなく海外の顧客にも商品やサービスをPRできます。
ECサイトを立ち上げる方法は複数ありますが、構築方法を慎重に選択しないと、後々コストが高額になったり、サイトを変更できなくなったりといった問題が起きる可能性があります。
そのため、目的に合ったECサイトの構築方法を選定することが大切です。
今回は、ECサイト構築の7つの方法について、メリット・デメリットを比較してご紹介します。

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目次

 

オープンソース

オープンソースとは、制作者が無料で公開し、誰でも利用できる無料のソフトウェアです。ECサイトを構築するオープンソースとしては、EC-CUBEが代表的です。

オープンソースは、ソフトウェアのダウンロードから実際の組み込み、カスタマイズ、リリースまですべてユーザーが行うため、自由にカスタマイズができます。基本的なサイト構築の知識が求められますが、EC-CUBEなど利用するユーザーの多いオープンソースであれば、一般的なカスタマイズの情報はインターネット上で数多く見つけることができます。
また、公式・非公式を問わずプラグインが豊富に開発されているため、プラグインを活用すれば、ある程度簡単にカスタマイズができるでしょう。

ただし、オープンソースは自由度が高いため、こだわればこだわるほど開発費用が大きく膨らみます。オープンソース自体は無料ですが、変更や機能を追加することで開発規模が大きくなり、コストがかかります。

 

CMSパッケージ

CMSパッケージとは、ECサイトを構築するためのパッケージソフトで、企業が販売しています。価格が高いため、大規模なECサイト向きの構築方法です。

サポート体制が充実しており、アップデートなどソフトウェアの管理はサービスを提供している企業が行います。操作方法がわからなくなった、バグが発生したなどの場合にも提供元の企業がサポート対応をしてくれるため、サイト構築に関する知識に自信がなくても大丈夫です。
基本的にはパッケージ化された機能の範囲内でECサイトを運用しますが、費用によっては機能の追加開発もできる場合があります。

サポートが得られる半面、費用がかかりますが、予定している機能と仕様が合致していれば、簡単にECサイトを構築できるためお得といえます。

 

ショッピングカートASP

ショッピングカートASPは、ネットワーク経由の専用ソフトウェアを使って、ECサイトの運営に必要な構築環境をレンタルする方法です。MakeShopやカラーミーショップが代表的です。

費用は月額数千円程度で、アカウントを作成すればすぐに利用可能です。ショップ開設に必要な機能がすべて含まれたECサイト全体を一式借りるのが一般的なため、複雑な構築や設定は必要ありません。ソフトウェアの管理はサービスを提供している企業が行い、ASPを提供する企業によるサポートも受けられます。最短1日でサイトの構築は完了し、簡単にECサイトを開始できるため、最も簡単なECサイトの始め方といえます。

しかし、ASPにはアカウントごとの個別機能の追加はありません。デザインや機能の自由度が低いため、思い通りのカスタマイズができない場合があります。ショッピングカートASPを選ぶ際は、基本の機能が充実している提供元を選びましょう。

 

フルスクラッチ

ユーザー自らが、ゼロからECサイトを作り上げる方法をフルスクラッチといいます。

RubyやPHP、Javaなどのプログラミング言語を使って最初からすべてを構築する方法で、既存のソフトウェアやサービスは利用しません。開発段階からすべてを構築するため、思い描いた仕様通りにカスタマイズ可能です。

ただし、自社開発となるので、プログラミングの知識はもちろん、サーバーやネットワークなど多岐にわたる知識が求められます。また、CMSやASPで提供されている商品登録や、ショッピングカート機能などもすべてユーザーが組み立てる必要があるので、高額な費用と長期の開発期間が必要です。

 

モール

Amazon、楽天市場、ZOZOTOWNなど、すでにWeb上に提供されているショッピングモールに店舗を出店して、商品を販売する方法もあります。

新規でECサイトを開設した場合、まずはサイトを訪れるユーザーを増やさなければなりませんが、モールならすでに利用しているユーザーが多いため、商品を登録した直後から購入される可能性があります。集客力の高さは、モールの大きなメリットです。

モールに出店する際は露出を増やすため、複数のモールに出店するのが一般的です。しかし、そのぶん管理コストが増えるため、モールの種類を増やすのは管理できる範囲内に抑えましょう。
また、出店側は大幅な店舗デザインの変更はできません。中でも、Amazonはほとんどデザインをカスタマイズできず、コンテンツだけを提供するタイプのモールです。そのため、サイトデザインによるブランドイメージの促進はできないでしょう。

 

C2Cモール

C2C(Consumer to Consumer)モールとは、消費者(Consumer)同士の取引をする場所です。メルカリやラクマなどのサービスが有名で、大半は個人の利用者ですが、業者も参加しています。

C2Cモールはアプリをインストールして、商品写真を撮影し、商品の詳細を投稿すれば出品可能です。知名度も高く、スマートフォンがあれば商品を販売できるため、手軽に参加できます。

しかし、C2Cモールは、あくまでも個人向けのサービスです。スマートフォンアプリで行えるという気軽さもあり、購入者が商品の到着確認を行ってくれないなどの取引上のトラブルも懸念されます。利用する際は、C2Cモールだけではなく、本体のECサイトと併用した運用がおすすめです。

 

インスタントEC

インスタントECは、無料でオンラインショップを開設できるWebサービスで、上記でご紹介したショッピングカートASPの簡易版のようなイメージです。代表的なサービスにSTORES.jpやBASEなどがあり、アカウントを作成すればすぐにECサイトを開設できます。

インスタントECは、初期費用や月額利用料、その他手数料などが一切かかりません。無料で登録するか、Facebookアカウントでのログインでも利用可能です。最短2分でECサイトが開設でき、気軽にショップ運営を始められます。

機能面やデザイン面での制限が多く、独自の仕様やブランドをイメージしたカスタマイズはできませんが、もともとのデザイン性が優れている提供元が多いため、テストマーケティングや一点ものを扱う個人事業者に向いています。

 

仕様を比較して最適なECサイトを構築しよう

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開設後に異なる構築方法に変更するのは、簡単ではありません。
とりあえず作ってみるのではなく、運用前にECサイトで実装したい機能やデザイン、必要な仕様を明確に決めることが大切です。
例えば、商品購入前に会員登録は必須にするか、登録予定の商品数はいくつか、決済方法は何を選定するかといった仕様を事前に洗い出し、予定している仕様が実現できる構築方法を選びましょう。
ECサイトで扱う商材や開設にかける予算によっても適した構築方法は変わります。
どの構築方法が最も優れているとはいえません。
それぞれの構築方法のメリット・デメリットを比較し、仕様と目的に合った方法を選択しましょう。

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