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PHPとは?プログラミング初心者向けにPHPの基礎知識を解説!

数多くあるプログラミング言語の中でも、初心者におすすめの言語の一つがPHPです。
PHPはWeb開発に特化したスクリプト言語で、サーバ側の処理を記述するのに適しています。
組み込み関数やフレームワークが充実しており、企業でもWebアプリケーション開発を中心に採用されています。
今回は、初心者にPHPが向いている理由やPHPの特徴、これからPHPを習得するメリットなどについてご紹介します。

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目次

 

PHPが初心者におすすめの理由

PHPは「Hypertext Preprocessor」という意味で、「PHP:Hypertext Preprocessor(PHPはHTMLのプリプロセッサである)」という説明を指しています。開発当初は「Personal Home Page Tools」という名称だったため、PHPと略されていましたが、バージョンアップを重ねる中で「Personal(個人向け)」というイメージをなくすため名称を変更し、略称のみそのまま定着しています。

●初心者におすすめの理由1:文法がわかりやすい

PHPは比較的読むことも書くことも簡単で、初心者がプログラムを作りながら覚えるには最適な言語といえます。例えば、PHPでは変数を扱うとき、型の定義宣言が必要ありません。型というのは、変数に格納するデータの種類のことで、代表的な型には日付型や文字列型などがあります。JavaやC言語で変数を扱う際、型の定義は毎回明示的に行う必要があります。しかし、PHPでは自動的に型を変換してくれるため、型を意識することなくプログラムを組むことができるのです。
PHPのように簡単な文法の言語を選ぶことで、初期の学習量を抑えることができるでしょう。

●初心者におすすめの理由2:Web上にサンプルが多い

PHPは人気のプログラミング言語として常に上位にランクインしています。利用者が多いとWeb上での情報交換も活発に行われるため、PHPはソースコードのサンプルや解説などの情報が充実していることで知られています。プログラミング初心者にとって、すぐに求めている情報を見つけられることは重要であり、その点、PHPは学習しやすい環境が整っているといえます。

●初心者におすすめの理由3:使える環境が多い

PHPに限りませんが、Web上で動くプログラムを作る場合には、その言語に対応したサーバを用意する必要があります。あまりメジャーではない言語を選ぶと、せっかくプログラムを組んでも対応したレンタルサーバがなかなか見つからないことがありますが、PHPは有名な言語のため、対応するレンタルサーバを探しやすいでしょう。

 

PHPの特徴

PHPはもともと個人用ホームページの公開やアクセス解析をするための簡易ツールとして作られたため、Web開発に特化しています。現在では大規模なWebアプリケーションやアプリ開発も可能な、オープンソースのプログラミング言語として改良されており、チャットや掲示板、SNS、ECサイトといった動的なWebページを作成することができます。

●動的なページが作成可能

初めて訪問したWebサイトで、見る人によって異なる情報が表示されるページを動的なページと呼びます。Webサイトにアクセスした時間帯やユーザー情報に応じて、トップページに配置する情報をカスタマイズする機能です。反対に、いつ、どんなユーザーがWebページを訪問しても、あらかじめ決められた内容が表示されるページを静的なWebページといいます。

PHPはサーバサイドの処理を、簡単な文法で記述できます。
動的なWebページには、データベースやブラウザなどから収集したデータを基に、表示内容を生成するプログラムが必要です。表示内容を生成するプログラムがWebページの提供者であるサーバ側で動作する場合をサーバサイド、それに対して、ユーザー側のブラウザで動作する場合をクライアントサイドと呼びます。

●テキストベースで構築できる

PHPの環境構築はテキストベースで開発が可能なため、簡単なテキストエディタがあればそれだけでコーディングが可能です。特殊な開発環境を構築しなくてもコーディングができる手軽さがPHPの大きな特徴です。

●コンパイルが不要

スクリプト言語であるPHPは、コンパイルが不要です。コンパイルとは、人間が読める状態のソースコードを解析し、コンピュータが実行可能な形式に変換することです。PHPではこのコンパイル処理が必要なく、テキストベースで記述したプログラムをそのまま実行することができます。

 

PHPでできること・できないこと

プログラミング言語には、それぞれ得意な分野と不得意な分野があります。PHPでできることとできないことを具体的にご紹介します。

●PHPでできること

<ブログの作成>

ブログは、代表的な動的コンテンツの一つです。例えば、新着記事、関連記事などのリンクを記事一覧ページの一番上に自動で表示するといったことも、PHPを使えば実現できます。

<お問い合わせフォームの作成>

Webサイトでよく見かける、お問い合わせフォームもPHPで作成可能です。必要事項を入力して送信ボタンをクリックすると、「送信しました」などのメッセージが表示されたり、入力したメールアドレスに自動で確認メールを送信したりする一連の流れをすべてPHPで実装できます。

<検索機能の作成>

検索機能はWebサイト内から目的の情報を絞り込む機能です。賃貸情報サイトやレシピ検索サイトなど大量の候補の中からユーザーが欲しい情報を探すWebサイトによく用いられています。PHPを使った検索機能を備えたWebサイトには、大手グルメサイトの「ぐるなび」や初期の「Facebook」などがあります。

<Webアプリの作成>

PHPを使えば一通り必要な機能を備えたWebアプリを作成することができます。中でもECサイトの構築にPHPが使われることが多く、ほかにもSNSやマッチングサイトなどのWebアプリでも活躍しています。
Webアプリの多くはブラウザ上で機能するスクリプト言語であるJavaScriptと連携してサーバの処理を行っています。PHPはサーバサイドの処理に特化しているため、Webアプリで重要なサーバ側のプログラムを記述するのに適しているのです。

 

●PHPでできないこと

PHPは大量のデータ計算や、図形描画などのコンピュータに負荷がかかる作業は不得意です。これは、PHPが並行・並列処理を苦手とするためで、まったくできないというわけではありません。しかし、処理速度が急激に落ちてしまいます。PHPで高負荷な処理を実行する場合は、データ処理を高速化する工夫が必要です。

 

PHPを習得するメリット

多くのプログラミング言語の中でも、PHPを学習することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

PHPは、HTMLと組み合わせて使用できる言語です。一般的には、Webページの静的なコンテンツをHTMLで書き、動的なコンテンツをPHPで記述するというすみ分けを行います。一つのファイルの中だけで静的・動的の両方の処理が完結できるので、プログラムの作成が手軽なだけでなく、修正時にも便利です。
初心者にとっては、PHPは文法がわかりやすい上、HTMLと構造が似ているため、同時に学ぶことで相互理解が深まっていくというメリットもあります。

また、PHPはWordPressでも使用可能な言語です。WordPressとはWebコンテンツの作成や管理を簡単に行えるシステムのことで、本格的なデザインのWebサイトを容易に作成できるため、大手企業のホームページでも採用されています。
WordPressは、PHPとMySQLというデータベース管理システムから構成されています。これにPHPを使った動的コンテンツを組み合わせれば、デザイン的に優れているだけでなく、好みの機能にカスタマイズしたWebサイトを作成できます。

 

手軽さと実力を兼ね揃えたPHPの魅力

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プログラミング言語は1,000種類以上あるともいわれており、RubyやSwiftなどの新しい言語も登場しています。
その中でも人気が高いPHPの魅力は、導入や開発の手軽さにあります。
文法がわかりやすく初心者でも始めやすい一方で、システム開発の第一線で採用される実力も備えています。
Webページとアプリ開発に使えるPHPは今後も多くの現場で採用されていくと予想されています。
プログラミング初心者ならば、まずPHPで動的なWebページを作ってみてはいかがでしょうか。

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