開発担当者からのメッセージ
NashTech Japanは、ベトナムのホーチミン市とハノイ市に開発拠点を構えるシステム開発会社です。イギリスに本社を置く世界的なIT企業であるHarvey Nashのシステム開発会社・NashTechの日本法人として設立されました。NashTechとして、ベトナムには18年も前に進出しています。現在、在籍する技術者は2000人を超え、全員がベトナム人。平均年齢は27.3歳と若く、AIやブロックチェーンなどの最先端技術を活用したシステム開発に積極的に取り組んでいます。
当社では開発自体はベトナムで行いますが、日本法人が日本側の窓口となって対応やサポートを行います。15名のブリッジエンジニアは全員がベトナム人で、日本語が堪能なのはもちろん、技術の理解力が高く、開発現場とお客様との確実な「橋渡し」をしています。
また、当社は、主にシステム開発におけるプロセス管理を評価するモデルであるCMMI(Capability Maturity Model Integration)で、最も高いレベル5の評価を得ています。技術に裏打ちされたプロセス管理がしっかりできることで、例えば他のシステム開発会社で途中まで開発を手がけていたが、途中でストップしてしまったような開発案件を当社に依頼してくるお客様も数多くいらっしゃいます。
小規模のプロジェクトから、大規模なラボ型開発まで柔軟に対応するオフショア開発を提供する当社に、ぜひご相談ください。
日本のお客様に「ブリッジエンジニアに求めること」をヒアリング、技術力と日本語能力がどちらも一流の人材を配置。
当社の強みは、ベトナムのオフショア拠点で品質にこだわったシステム開発をグローバルに提供していることです。日本法人では、ベトナム人のブリッジエンジニアが窓口となって、セールス、マーケティング、技術サポート、納品などの対応をします。当社が3年前に日本進出した際、ブリッジエンジニアに何を求めるかお客様に取材したところ、語学力だけでなく開発に関する経験や知見も必要と分かりました。その結果を踏まえ、開発経験があって技術に対する理解があるブリッジエンジニアを配置。これにより、発注企業様の技術担当者とも深い技術の話が対等にできて、コミュニケーションが円滑に進みます。
また、オフショア開発の現地拠点と直接交渉することも可能です。細かい仕様書などがある場合は、日本の窓口を通さずに直接ベトナム拠点に連絡を取って発注することもできます。直接的なオフショアと、日本経由のやり取りやサポートの両方に対応できる自由度の高さも当社の強みです。
メンバー2、3名の小規模ラボにも対応。スモールスタートでラボを育成し、「御社の専属チーム」を作ることも可能です。
当社ではウォーターフォールやアジャイル、ラボ型とお客様のご要望にあわせてさまざまな開発手法に対応します。ウォーターフォールでスタートした開発案件を、途中からアジャイルに切り替え、確認と修正を繰り返しながらお客様が本当に実現したかったシステムを構築することも可能です。まず、仕様書を確認してPoCを行い、費用を提示してから、ケースバイケースで、アジャイルへと移行することで、お客様は全体像をイメージした上で発注することができます。
一方、アジャイル型開発では、初めに小規模のPoCを行ってからラボ型開発を実施するのが得意です。当社のラボ型開発は、小さく始めて大きく育てるのが特長です。まずは2名から3名のメンバーで始めて、プロジェクトの進み具合に応じて増やしていきます。実際、「たった2名のラボ」からスタートし、最終的には「100名以上の大プロジェクト」にスケールしたケースもあります。小さくスタートするラボ開発では、スタート時から参画するメンバーが「コア」となって、お客様のことを深く理解した「専属エンジニアチーム」を形成できます。それが当社の小規模からスタートするラボ開発の魅力です。
安心と信頼のCMMIレベル5。AIやブロックチェーンなど先端技術を組み込んだWebシステムで多数の実績があります。
当社は、ベトナムでCMMIレベル5を獲得している約5社のうちの1社です。レベル5の評価を得るには、プロセス管理や品質管理はもちろん、納品に遅延がないかも厳しくチェックされます。当社の実績では、プロジェクトの94%がオンタイム、つまり納期を確実に守っています。残り6%は、お客様のご都合で仕様の変更になり、納期も延長となった案件です。日本国内に限定すると、納品の遅延は一度もありません。納品を重視する日本のお客様に、安心して発注していただけます。プロセス管理も得意なので、すでに他のシステム開発会社でシステム構築を進めているが、「途中でストップしてしまった」といったいわゆる「炎上案件」について、「なんとか建て直して欲しい」といった依頼を数多く受けています。同じように、すでに「仕様書を紛失してしまった」、「仕様書が残っていない」ような古いシステムの再構築にも対応できます。
当社の強みは、こうした技術力やプロセス管理にありますが、同時にAI(人工知能)やブロックチェーンなどの先端技術を活用したシステムでも、豊富な実績があります。例えばファッション系のECサイトでは、商品購入データやSNSへの投稿履歴、チャット履歴などのビッグデータを分析し、ユーザーごとに推薦アイテムを表示したり、トレンド予測をメーカーに提供する機能を開発しました。ブロックチェーンでは、人材採用システムを開発するなど、金融関連以外の新しいユースケースを提案しています。また最近は、業務システムをWebへ移行したいという要望も増えています。それに対し、当社ではお客様の業務を勉強しながら、一緒に新しいWebシステムを開発してまいります。