ロボットアプリ開発やIT顧問。新しいニーズに応える、私たちのサービス。
2016.05.12

今話題の感情認識ロボット「Pepper」のアプリ開発サービスをしているニッセルワンさんに話を聞きにいきました。今後ますますニーズが高まるAI(人工知能)やIoT、ロボット関連の技術サービスに積極的に取り組んでいる会社です。
今、ちまたで人気のロボット「Pepper(ペッパー)」。発注ナビスタッフが開発・制作会社さんを取材にいくと、Pepperが出迎えてくれるエントランスも増えています。最近Pepper向けのアプリ開発サービスをはじめたニッセルワン(東京都新宿区本社)の石塚さんと鈴木さんにお話を聞きました。Pepperに関するサービスのほか、世の中のニーズに応える同社の取組みについてお伝えします。
売れる営業マン。その名はPepper。
発注ナビ:
Pepperのアプリ開発サービスをはじめた理由をまず教えてください。
鈴木さん(ニッセルワン):
ニッセルワンは、過去32年にわたり、企業向けの業務システム開発に取組んできた会社です。IT業界において、「ロボット」「AI」「IoT」という3つのテーマが注目されるなか、未来のニーズに応える新しい技術サービスを展開したいという思いで着手したのがPepperアプリの開発です。
発注ナビ:
お店や会社などでPepperに何か仕事をしてもらうには、アプリケーションを開発して導入する必要があります。そのアプリ開発をやっていらっしゃるんですね。ところでPepperは、具体的にはどんなことができるのですか?
鈴木さん:
いろいろな活躍のしかたをしてくれますが、まずひとつは営業・販売活動。液晶画面やタブレットで製品やサービスの案内をしている店舗はすでにたくさんありますよね。その代わりに、Pepperを採用すると効果的です。ロボットがめずらしくてお客様が寄ってくるというだけではありません。Pepperは人間の感情を認識して反応し、ヒトと同じように会話をします。一方的に映像や音声を流すのとは違い、相手のリアクションに合わせて商品やサービスのことを伝えてくれる。お客様とコミュニケーションがとれる。つまり、私たちの感情にうったえかける力が強いのです。
発注ナビ:
実際に店内や展示場にPepperを置いてお客様の接客をさせたら、売上が数十%上がったという事例もあるようですね。そのほか、スタッフの代わりになって広い店内を案内してくれる、という活躍のしかたもありそうです。
鈴木さん:
Pepperの活躍シーンはアイデアの数ほどあります。ニッセルワンではそのアイデアをたくさん実現すべく、Pepperアプリの開発に今後力を入れて取組んでいきます。工場などの特別な場所だけではなく、私たちの暮らしのなかにもロボットがいて、一緒に仕事したり生活したりする。エンジニアたちが集まる技術集団として、そういった近未来を実現する力になれたらと思います。

「工場などの特別な場所だけではなく、私たちの暮らしのなかにもロボットがいて、一緒に仕事したり生活したりする。エンジニアたちが集まる技術集団として、そういった近未来を実現する力になれたら」とシステム開発部門の鈴木部長代理。
今改めて聞く「失敗しないシステム発注のコツ」
発注ナビ:
ニッセルワンさんは、以前から「失敗しない!システム導入」という情報サイトを運営していますね。システム導入をしたいという企業さんからいろいろな質問が寄せられると思いますが、そのなかで一番多いものは何でしょうか。
石塚さん(ニッセルワン):
システムを開発するのにはいくら費用がかかるのか。そして、どの会社に依頼すれば良いのか。やはりこの2点です。
発注ナビ:
費用が高いか低いかという点も含めて、結局どの会社に依頼すれば良いかということになると思うのですが、何か見極めのポイントはありますか?
石塚さん:
当社では開発もできて提案もできる、システムエンジニア兼営業の社員が商談に行きます。お客様の質問に直接応えられたり、担当者が納品まで責任をもって対応できたりすることがメリットです。そもそも商談コストが必要最低限の人数のコストになりますから、お客様の開発費用も下げられます。
何名もの担当者が商談に同席するシステム開発会社さんもあるでしょう。しかし私たちは、技術も営業もできるメンバーをお客様担当にするのがポリシーです。システム開発の技術力はもちろんのこと、営業体制・サポート体制が自分たちの会社と合っているかどうかは、大切な見極めのポイントだと思います。
発注ナビ:
初めての商談のとき、たくさんの担当者が来てくれるのは心強いですが、逆にいえばそれだけコストがかかっているわけですね。この点を頭においておくべきでしょう。そのほかにはありますか?
石塚さん:
MUST(マスト)とWANT(ウォント)を整理してくれるエンジニアさんや営業さんをおすすめします。MUSTとは、今回のシステム開発で必ず解決すべき課題や、実現しなければならない機能など。WANTとは、できたらいいなという要望や、あったらいいなという機能など。つまり、「絶対やるべき」ことと「できればやったほうがよい」ことを、きちんと切り分けてくれる会社を選ぶほうがよいと思います。
MUSTとWANTを切り分けず、「あれもこれもできます」と言って開発をはじめると、たいてい後で無理がでてきて、余計な機能が多く本当にやりたいことができない、どっちつかずのシステムになったりします。システム開発の予算や納期には必ずリミットがあり、また開発側も、動かせる人員に限りがあります。「今回はまずここまで実現しましょう。それ以外は、次の開発で取り組みましょう」と、ニーズや要望を整理しながら提案・フォローしてくれる開発会社をおすすめします。
発注ナビ:
何でもできます、やりますというのは、そもそも不可能な話。むしろ「これはできるけれど、これはできない」と、しっかり整理して伝えてくれる開発会社さんが信頼できますよね。
ただシステム開発会社さんには、本格的な開発案件以外にも要望したいことがいろいろあります。「システムやパソコンのことでちょっと教えてほしい」「機器の設定やトラブルのとき助けてほしい」「自社のIT戦略を一緒に考えてほしい」そういったリクエストに、気軽に応えてもらえるとうれしいですよね。
その困りごと、「IT顧問」が解決します。
石塚さん:
ニッセルワンでは、「IT顧問」というサービスを提供しています。まさにそういった、ITやウェブに関する企業の困りごとや、お悩みに応えているのです。高い費用をかけシステムを開発するのではなく、実はちょっとした相談や対応で社内の問題が解決するのはよくあること。弁護士さんや税理士さんが企業経営のパートナーであるように、私たちシステムエンジニアやシステム営業はITに精通したお客様の経営パートナーだという姿勢でサービスを提供しています。
発注ナビ:
開発だけでなく、ITの相談にもいろいろと乗ってくれて、一緒に悩みを解決してくれる。開発会社というより、ITサービス会社ですね。
【失敗しない!システム導入】
【中小企業のためのIT顧問.com】
http://www.nissel.co.jp/itadviser/
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