開発担当者からのメッセージ
業務システム開発において私たちが最も重視しているのは、設計に入る前に業務を正しく理解することです。現場でどのような作業が行われ、どこに負担や非効率が生じているのかを把握しないまま開発を進めても、継続的に使われるシステムにはなりません。そのため当社では、要件定義や設計といった上流工程に十分な時間をかけ、業務の背景や目的、判断の意図まで丁寧に整理することを大切にしています。
また、開発プロセスにおいてはAIを積極的に活用していますが、すべてをAIに委ねることはありません。業務理解や設計、優先順位の判断といった本質的な工程は人が担い、実装や検証などの作業をAIが支援することで、品質とスピードの両立を実現しています。技術を手段として適切に使い分けることが、成果につながる開発には不可欠だと考えています。
私たちの役割は、システムを完成させることでは終わりません。導入後に業務へ定着し、実際の成果を生み出してこそ開発は完遂されます。技術だけでなく業務や目的に真摯に向き合いながら、お客様にとって本当に価値あるシステムを、ともに作り上げていきます。
人とAIの役割を明確に分担!Human-AI Hybrid Development Methodで高品質な開発を実現します
業務システム開発において当社が重視しているのは、人とAIがそれぞれの強みを発揮できる、明確な役割分担です。すべてをAIに任せるのでも、人の手作業に固執するのでもなく、工程ごとに最適な担い手を見極めることが、品質と成果を左右すると考えています。
業務の背景や現場の意図を理解するためのコミュニケーション、要件整理、設計といった工程は人が担います。お客様のご要望をそのまま受け取るのではなく、「なぜそれが必要なのか」「本当に解決すべき課題は何か」を掘り下げた上で、システム全体の構造を描いていきます。こうした判断や設計は、依然として人の思考力が不可欠な領域です。
一方で、実装や検証といった工程ではAIを積極的に活用します。AIは24時間稼働でコード生成やテストを支援し、人が考え抜いた設計を安定した品質で形にします。工程によっては実装工数を約8割削減できた事例もあり、品質を維持したまま、開発期間とコストの最適化を実現しています。
AIはゼロから価値を生み出す存在ではありません。しかし、正しく設計されたプロセスの中で使うことで、開発のスピードと精度を大きく引き上げる力を持っています。当社では、この人とAIが協働する開発スタイルを「Human-AI Hybrid Development Method」と位置づけ、プロセス全体を体系的に整えています。
AIを活用した開発が初めてのお客様であっても、試行錯誤に終わらないよう、設計から実装、検証までを一貫して支援します。人とAI、それぞれの力を最大限に引き出すことで、成果につながる業務システムを提供します。
業務の流れを起点に設計を開始!基幹システム開発の豊富な経験を活かし、DXを成功させます
業務システムを形にする際、当社が最初に行うのは、業務全体の流れを可視化することです。基幹システムの開発実績を数多く積み重ねてきたからこそ、営業活動からサービス提供、その後の管理業務までを一連の業務として捉えます。どの工程で、どのような情報が生まれ、どこで活用されるのかを丁寧に整理し、その上で必要な機能を具体化していきます。
現場からは、「この操作ができると便利」「ここを自動化したい」といった要望が多く寄せられます。しかし、それらをすべて実装することが、必ずしも最適解とは限りません。当社では、業務への効果と開発工数のバランスを冷静に見極め、成果につながる機能から優先的に形にする進め方を重視しています。
お客様の要望をそのまま機械的に実装するのではなく、「業務にとって本当に必要な仕組みは何か」という視点で提案を重ねること。それが結果として、現場に定着し、長く使われ続けるシステムにつながります。
業務の理解から設計、開発、そしてDXの実現までを一貫して支援し、「deeptierに依頼して良かった」と感じていただける成果を目指して、当社は一つひとつのプロジェクトに全力で向き合っています。
業務システムを外販可能な状態でリニューアル!AI機能を活用した成果創出の実績も豊富です
ここでは、当社が手がけた業務システム開発の一例をご紹介します。
人材紹介会社A社では、旧基幹システムの老朽化が進み、業務変更に柔軟に対応できないことが大きな課題となっていました。加えて、新規事業への投資を検討していたことから、単なるシステム刷新ではなく、将来的に外部へ提供できる「外販可能なシステム」として再構築する必要がありました。
当社はこの構想段階から支援に入り、求職者の新規登録から案件マッチングまでを一貫して担う基幹システムを再設計。構想策定に約3カ月、要件定義に約8カ月、設計・開発に約1年、受入・移行準備に約4カ月を要する大規模プロジェクトとなりましたが、旧システムからのデータ移行も含め、大きなトラブルなくリリースを完了しました。現在もシステムは安定稼働を続けています。
また、代表的な機能としてAIを活用したレジュメ診断を実装したことで、求職者の登録・更新率は約2.5倍に向上。外販を想定した権限管理や設定機能もあらかじめ組み込み、クライアント企業ごとの要望にも柔軟に対応できる仕組みを実現しました。
このように当社は、要件が複雑で将来性も求められる業務システム開発において、構想から運用まで一貫して成果を出してきた開発会社です。