開発担当者からのメッセージ
業務支援ツールの開発において、私たちはお客様の「今」だけでなく、「未来の課題」にも先回りして対応できる提案を大切にしています。
たとえば、納品書の手書きにかかる工数を削減するためにツールを導入した場合、手書きの問題は解消されますが、次の段階では既存システムとの情報連携に課題が生じることがあります。
私たちは、自社グループの業務効率化に長年取り組んできた経験から、こうした“導入後に見えてくる課題”にも柔軟に対応できる体制を整えています。お客様が現在抱えている課題だけでなく、その周辺業務まで含めて全体最適を実現できる点が当社の強みです。
現場業務は企業ごと、部署ごとに異なります。私たちはこれまで、業種・規模を問わず数多くの開発プロジェクトに携わってきました。その経験を活かし、お客様の業務を理想の形へと近づける支援を行っています。
ツールをゼロから構築する開発支援はもちろん、当社独自の「在庫管理システム」など既存ソリューションのご提案も可能です。
業務の中で少しでも「もっと効率化できるのでは」と感じる部分があれば、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
特定業務に特化したツールの開発・構築にも対応!現場に寄り添った提案を徹底しています
当社は、AccessやExcelといったオフィス系ツールの拡張から、C#を用いたWindowsアプリケーションの開発まで幅広く対応し、お客様の業務課題に合わせた最適な仕組みづくりを行っています。小規模な業務支援ツールから現場運用に直結するアプリケーションまで、課題解決を起点に設計・実装するのが当社の特徴です。
たとえば、カスタマーサポート部門向けには、電話対応履歴を記録・検索できるシステムを開発しました。折り返し対応時に過去の通話内容を即座に確認できるようにしたことで、対応漏れや重複連絡を防止。結果として、問い合わせ対応のスピードと顧客満足度の両立を実現しました。
また、運送会社向けには、大量の送り状を効率的に処理できるバーコード印刷ツールを構築。A4用紙にバーコードを印刷し、各拠点で一括スキャンできるようにしたことで、出荷作業の手間を大幅に削減しました。さらに、請求書の作成・発行を自動化するWindowsアプリケーションも開発し、データの正確性と業務スピードを両立させています。
このように当社は、業務現場のリアルな課題を丁寧に把握し、最も効果的な形でシステム化することを得意としています。必ずしも大規模な業務システムが必要とは限りません。特定の業務を効率化したい、既存のツールを拡張したいといったご要望にも柔軟に対応します。日々の業務をもっとスムーズにする仕組みづくりなら、ぜひ当社にご相談ください。
積極的な提案で、お客様とともに理想の業務環境を分析!ツール単体の完成度ではなく、業務全体の生産性向上を見据えて開発します
当社は、業務支援ツールの開発において積極提案を重視します。ご要望をそのまま形にするのではなく、「理想の業務環境とは何か」を起点に課題を整理し、あるべき業務フローと必要機能を丁寧に設計します。多くのお客様が迷われるのは、業務の流れを変えるべきか、既存システムをどう活かすかという点です。当社は徹底したヒアリングで全体像を把握し、導入目的・期待効果・評価指標を明確化。お客様とのディスカッションを通じて合意形成を素早く進めます。
また、既存システムとのデータ連携にも強みがあります。仕様と運用状況を精査し、API/バッチ/ファイル連携など最適方式を選定。ツール出力を手入力で再投入する二度手間をなくし、マスタ整合・権限設計・監査ログまで含めてプロセス全体を最適化します。
当社が目指すのは、ツール単体の完成ではありません。現場の生産性と組織の意思決定速度を同時に高める運用設計です。小さなボトルネック解消から全体最適まで伴走し、成果につながる仕組みを実装と運用まで責任を持って支援します。まずは現在の課題からお聞かせください。
紙やExcelで行われている業務を業務ツールで効率化!作業が煩雑・管理画面が見にくいなど、どのような課題にも対応いたします
ここでは、当社が手がけた業務支援ツール開発の一例をご紹介します。
本事例は、小売業を営むクライアントから寄せられた「顧客管理業務を効率化したい」というご相談がきっかけでした。従来はExcelを用いて管理していましたが、データ量の増加により入力作業が煩雑化し、画面の見づらさや検索性の低さが課題となっていました。
当社はまず、現場での実際の業務手順や担当者の作業フローを丁寧にヒアリング。課題の根本を明確にした上で、電話応対履歴を自動で蓄積・検索できる専用ツールの開発を提案しました。新システムでは、過去の対応履歴をワンクリックで呼び出せるようにし、顧客対応のスピードと正確性を大幅に向上。また、商品不良などによる再送処理を自動化するため、運送会社のシステムともデータ連携を実装し、発送完了までを一気通貫で管理できる仕組みを構築しました。
さらに、UI(ユーザーインターフェース)にもこだわり、注意事項を赤色の警告表示で明確化。従来の手作業による色付けミスを防止し、担当者が直感的に操作できる環境を実現しました。
このように当社では、現場の声を丁寧に拾い上げ、使いやすさとシステム連携による効率化を両立。担当者が安心して活用できる、実務に根ざした業務支援ツールの開発を得意としています。