開発担当者からのメッセージ
当社は、言われたものをただ作るだけの開発は行いません。
生産・製造現場の生産性向上を支援して来た長年の実績から、お客様が抱える課題の本質を理解し、目的を共有したうえで、最適なシステムの姿を共に考え、開発します。
新規の開発はもちろんのこと、古いシステムを活かしながらのモダナイズ、セキュリティ面の不安を根本から解消する仕組みづくり、そして導入後も安定して使い続けられる運用支援。これらを柱とした開発方針のもと、私たちは長期的な視点でお客様のビジネスを支えます。
業務効率化や生産性向上を実現するために欠かせないのは、システムそのものよりも「なぜそれを作るのか」という視点です。私たちはそのプロセスから伴走し、開発と運用を一体で支えるDevOps体制によって、価値をともに育てていきます。
DXによる変革を成功させるには、単なる見える化、デジタル化にとどまらず、業務そのものを再設計することが必要な場合もあります。
45年にわたって積み上げてきた技術と経験をもとに、お客様のビジネスを次のステージへと導きます。
老朽化したシステムをIoT,モダン技術でリニューアル!既存の仕組みを活かした負担の小さいサービスが強みです
老朽化した業務システムのモダナイゼーションやマイグレーションは、多くの企業が直面する大きな課題です。長年使い続けてきたシステムほど構造が複雑で、新機能を追加しようとするだけでも全体を入れ替えなければならないケースが少なくありません。当社は、そのような状況において「動いているものを活かしながら、必要な部分だけを刷新する」という現実的なアプローチを重視しています。
まず、現行業務のフロー(製造工程も含みます)やデータ構造を丁寧に整理し、ERPフロントソリューションの視点からセキュリティを考慮した最適な再構築案を設計します。複数のベンダーに相談するうちに方向性が曖昧になってしまったお客様に対しては、要件定義の段階から伴走し、目的・機能・コストのバランスを見極めながら最適解を導き出します。
さらに、すべてを外注化せず、お客様自身がシステムを継続的に改善できるよう、内製化支援サービスも提供。教育と実践を通じて現場に開発スキルを根付かせ、システムを自ら育てていける体制づくりを支援します。
既存の資産を最大限に活かしながら、業務負担を減らし、長期的な価値を生み出す。――それが、当社の考える“止めないモダナイゼーション”です。
サイバーセキュリティを高める開発を徹底!古いシステムや海外委託で開発したソフトウェアの改修にも対応可能です
膨大な機密データを扱う業務システムの開発では、機能面の品質と同じくらい、セキュリティの強化が重要です。情報漏えいや不正アクセスが深刻化する中、当社では開発の初期段階からセキュリティ要件を設計に組み込み、“後づけではないセキュリティ設計”を徹底しています。
特に古いシステムの多くは、当時の設計思想のまま運用されており、現在のセキュリティ基準から見ると脆弱な箇所が少なくありません。当社では、国産標準の診断ツールを活用してシステム全体を分析し、使用中のソフトウェアやライブラリの安全性を一つひとつ検証。脆弱性のあるコンポーネントを特定し、安全な代替策を提示します。
さらに、海外委託で開発されたソフトウェアの中には、報告のないオープンソースを利用しているケースも存在します。当社は、ソフトウェア部品表(SBOM:Software Bill of Materials)の解析を通じて、使用されているモジュールやライブラリを可視化し、潜在的なリスクを排除。システムの信頼性と透明性を高めます。
セキュリティは“守るためのコスト”ではなく、“事業を継続するための投資”です。当社は、お客様の業務とデータを安全に守る堅牢な体制を構築し、長期的な事業成長を支えるパートナーであり続けます。
「何を、なぜ、どのように実現したいのか」を深堀!運用を見据えた開発でビジネスをサポートします
当社の業務システム開発では、営業担当者とエンジニアの両者が直接お客様と向き合い、「何を、なぜ、どのように実現したいのか」という目的の本質を丁寧にヒアリングします。お客様の中には他社システムを参考に「こういう仕組みを作りたい」とお考えの方もいらっしゃいますが、そのイメージが必ずしも課題解決につながるとは限りません。当社は、表面的な要望を鵜呑みにせず、根底にある“真の要求”を明確にすることから支援を始めます。
また、システムは導入して終わりではなく、運用段階で成果を出し続けることが重要です。当社ではDevOpsの考え方を取り入れ、開発(Development)と運用(Operations)が連携しながらお客様を継続的に支援できる体制を整えています。
たとえば、数万枚に及ぶ紙帳票を電子化し、購買業務の効率化を実現した事例では、サプライチェーン全体のDX推進にも貢献しました。これまでに300社以上の企業とともに、現場に根ざした業務改善を実現しています。
当社は、導入して終わるシステムではなく、長期的に使われ続ける仕組みを“お客様と共に育てる”開発を徹底しています。現場課題の解決から運用の最適化まで、一貫して伴走できるパートナーとして、安心してご相談ください。