開発担当者からのメッセージ
AIやDXのプロジェクトには、「本当に実現できるのか」「途中で方向性を見失わないか」といった不安がつきものです。私たちは、そうした不安を抱えたまま開発に着手した結果、かえって遠回りになってしまったケースを数多く見てきました。だからこそ、ご相談の初期段階では技術的な話を急ぐことはせず、まずは事業や業務の背景、現場で感じている違和感や課題を丁寧に伺うことを重視しています。
プロジェクト開始後は、初期のヒアリングから関わった担当者が最後まで一貫して伴走します。途中で担当者が入れ替わることはなく、業務理解やデータに関する知見を継続的に蓄積しながら、お客様と同じ目線で課題に向き合い続けます。構想段階においては、実現可能性や期待できる効果を早期に共有し、必要に応じて簡易的なプロトタイプを用いて完成イメージを確認。「想定とのズレ」を初期段階で解消することで、手戻りのないプロジェクト推進を実現します。
アイデアや課題がまだ整理しきれていない段階でのご相談でも、まったく問題ありません。AI活用・DX推進のプロフェッショナルとして、構想から実装、運用に至るまで、1から100まで責任をもって伴走いたします。
お客様の中に迷いや悩みがあるところから伴走!開発前の工程に丁寧に時間をかけて最善の手段を見つけます
当社に寄せられるご相談の多くは、「課題は見えているものの、どこから手を付けるべきか判断できない」という内容です。事業や業務の中で改善したい領域は明確であっても、それがAIで解決すべき課題なのか、既存システムの見直しで足りるのか、あるいは業務設計そのものを再構築すべきなのか。その判断に迷われている企業は少なくありません。
当社は、こうした方針が定まりきっていない初期段階から、経営目線で伴走する支援を得意としています。AIありきで話を進めるのではなく、まずは事業の目的や制約条件、投資対効果を整理。その上で、システムで解決すべき領域と、人のオペレーションとして残すべき領域を切り分けながら、最適な打ち手を一緒に検討していきます。場合によっては、「AIを使わない」という判断に至ることもあります。
このように、開発に着手する前の上流工程に丁寧に時間をかけることで、方向性が定まった後の意思決定は格段にスムーズになります。結果として、無理のないスコープで、現実的かつ成果につながる解決策を導き出すことが可能です。
経営と現場の双方を理解した立場で、構想整理から実行までを支援する。その最上流からの伴走力こそが、当社のAI開発における大きな強みです。
AIを現場に導入するイメージを早期に構築!画面遷移や機能がわかるプロトタイプをご用意いたします
AIやシステムの検討が具体化していく過程で、多くの現場に共通して生じるのが、「完成形を具体的にイメージできない」という戸惑いです。資料や言葉だけでは、実際の業務でどのように使われるのか、どの程度の効率化や変化が生まれるのかを正確に判断することは容易ではありません。
そこで当社では、構想が完全に固まる前の段階から、実際に触れて確認できるプロダクトをできる限り早期に提示することを重視しています。画面遷移や操作感を確認するためのUI中心のプロトタイプを用意するケースもあれば、お預かりしたサンプルデータを用いて、簡易的ながら入力から出力まで一連の流れを体験できる試作環境を構築することもあります。
ボタン操作を通じて最終的にどのようなアウトプットが得られるのかを視覚的に把握できるため、関係者間での認識のズレが生じにくくなります。実物を前提に議論できることで、発注前の段階から業務への適合度や導入効果を具体的に想像でき、意思決定の精度も高まります。
このようなスピード感のある試作と検証を重ねることで、AIやシステムは単なる構想にとどまらず、現場で活用される実践的な仕組みへと昇華されます。私たちは、この「早く形にして確かめる」プロセスこそが、AI活用を現場に定着させる最短ルートだと考えています。
AI活用の2つの事例を紹介!業務における確かな成果を生み出す支援を得意としています
AIの価値は、概念や技術として理解されるだけではなく、実際の業務に深く組み込まれ、成果として数値に表れたときにはじめて実感されるものだと当社は考えています。
あるメーカーからご相談いただいたプロジェクトでは、ショールームでの接客時に商品情報を即座に回答できず、本社への問い合わせが月間数千件にのぼるという課題を抱えていました。調査を進めた結果、過去の製品資料やFAQ、技術情報が部門ごとに分散管理され、現場で十分に活用できていないことが根本的な原因であると判明しました。
当社ではこの課題に対し、RAG(大規模言語モデルが外部データベースを参照しながら回答を生成する技術)を活用したAIチャットボットを構築。社内に蓄積された製品資料やFAQを横断的に参照し、生成AIが接客時の質問に即時回答できる仕組みを実現しました。その結果、本社への問い合わせ件数は約8割削減され、接客スピードの向上と本社側の業務工数削減を同時に達成しています。
また別の事例では、ERPに蓄積された膨大な業務データを、役職や視点に応じて柔軟に活用したいというご相談をいただきました。そこでERPデータを整理・抽出し、生成AIと連携させることで、自然言語での問いかけにより必要なデータを取得し、対話を重ねながら分析や示唆を深められるダッシュボードおよびレポート機能を実装しました。これにより、経営層向けの週次・月次レポーティング業務の工数が大幅に削減され、定型的な分析作業の多くをAIに委ねられる環境が整いました。
このように、業務の現場に根差し、明確な成果として価値を生み出すAI活用を実現することこそが、当社がAI開発において最も大切にしている姿勢です。