開発担当者からのメッセージ
当社の強みは、エンジニアたちの経験とノウハウにあると考えています。当社には、Windowsが登場する以前、UNIXやMS-DOSの時代、世の中にPC-9800シリーズが市場に出回る前から、システム開発に携わってきたエンジニアが在籍しています。汎用機、オフコン、パソコンとICTの変遷の歴史を間近に見つつ、常にその時代で先端的な技術を吸収してきました。
もちろん、その意識は現在も変わらずに、例えば、VR(仮想現実:バーチャル・リアリティ)など先端的な技術を活用したシステム開発などに取り組んでいます。当社が、常に意識していることは、「最先端の半歩手前」にポジションを確保しておくことです。極端に最先端な技術を追い求めると、それはいわば研究開発の領域で、実用化に至るまでに時間がかかってしまうことが多くあります。
最先端の半歩手前とは、研究開発を経て実用化に至った先端的な技術を活用できるポジションにあるということ。そのことを意識して、常に先端的な技術にはアンテナを張りながら、システム開発に取り組んでいます。
一方、実際のシステム開発において、心がけていることは、ユーザビリティを重視することです。システムは、実際にそのシステムを使う人のITスキルによって、ユーザビリティ、つまり使いやすさが違ってきます。情報システム担当者にとってはわかりやすく、使いやすいシステムが、実際にシステムを使う現場の担当者からすれば業務フローにのっとっていない「使いにくい仕組み」となってしまうかもしれません。
業務システム、Webシステム、ホームページ制作やWebサイト構築、CMS構築といったシステム開発においては、何よりも、「運用=現場の声」を大切にする、当社に、ぜひ、ご相談ください。
現場でどのようにシステムが使われようとしているのか、現場の人たちの声をヒアリングしてシステムを開発。
当社では、業務システム開発において、お客様の業務フローの分析を最も重視しています。業務フローの分析がしっかりとできていない状態で、システム開発を始めると、最終的に使いにくいシステムになってしまうことがよくあります。再度、業務にあわせて修正しなければならいこともあり、開発にコストが余計にかかってしまいます。
そうしたことがないように、当社ではお客様と話しをして、仕様を固めるときに、実際にシステムをお使いになる社員の方々にも同席いただくように依頼をしています。もし、同席が難しい場合には、別途、ヒアリングの機会をいただくなどして、システムが現場でどのように使われるのか、何を目的としたシステムなのかを明確にした上で開発に着手します。
現場で、実際にどのようにシステムが使われようとしているのか、それを検討せずに、要件と予算からシステムを考えてしまうと、「使われないシステム」になりかねません。「お客様の業務がわからないと、業務システムを開発することはできない」、それが、当社が常に心がけていることです
アジャイルではない「ウォークスルー」という開発スタイル、システムを検証しながら柔軟に開発していきます。
お客様の業務を理解し、システムに落とし込んでいくときには、まず、お客様の業務全体の流れを把握します。その上でシステム化するパートに細分化し、システム化する「機能の流れ」を詳細にヒアリングしていきます。
そして、実際の開発では、早いタイミングでモックアップモデルを作り、そのモックアップの上で構築しようとしているシステムのいわば暫定版を予行演習のようなイメージで動かしてみます。これを「ウォークスルー」と読んでいますが、このウォークスルーというスタイルで、まずは、システムを検証しながら開発を進めていきます。これでも最終的には、例外処理のような作業をしないと実際の現場での業務にマッチするシステムにはならないケースもあります。このように、ウォークスルーで検証し、例外処理にも柔軟に対応するのが当社の開発スタイルです。
お客様のビジネスの変化を予測し、将来的に最低限のコストで機能追加ができるような工夫を盛り込んで開発。
また、システムを構築して終わりではありません。実際には、利用開始(ローンチ)の際に、いくつかの改善点がでてくるケースもあります。そんなときにも、当社は柔軟に対応しています。
例えば、あるシステム開発に約半年かかる場合、現在のようにビジネスの変化のスピードが速い時代には、開発に着手したときからローンチまでの半年の間に、お客様のビジネスの内容がかわっていることもあります。そういった変化にも対応できる、変化を「吸収できる」開発を心がけています。わかりやすくいうと、ビジネスの変化に応じて必要となってくると考えられる機能を予め想定、実装できるものは実装しておき、実装しない場合でも、将来的に機能追加しやすいかたちにしておくということ。
こうした取り組みで、非常に安価なコストでビジネスの変化に応じて、柔軟にシステムを変更していくことができるのです。業務システム開発においては、経験と実績が豊富な当社に、ぜひご相談ください。