開発担当者からのメッセージ
当社の開発スタイルは、システムに機能を追加するといったご依頼よりも、ゼロをイチにするような企画段階から参画することがほとんどです。ゼロをイチにするのはエネルギーを使いますが、それが当社でできる理由はシステム開発以外の事業とのシナジーにより蓄積された経験やノウハウがたくさんあることです。
当社では動画事業部門と一緒になってWebシステムの開発を進めていくことも多くあります。例えば、お客様が新しい企画をスタートさせたいとなったとき、システムを当社で開発するのと同時に、その企画を宣伝していくための動画制作も当社で請け負うというかたちです。このようにトータルで請け負うことで、一貫したコンセプトを持ちながらプロジェクトを進めていくことができるようになります。
当社のシステム開発事業部門に在籍しているコンサルタントやエンジニアも、大手IT企業に長く在籍していた経験を持つことから、コンサルティングからすべての開発工程まで、幅広く、深い知識と経験を持っています。Webシステム開発のことなら、ぜひお声がけください。
「システムを作ることありき」で進めていくのではなく、「課題をどう解決するか、成し遂げたいことをどう実現するか」から考えていきます。
お客様と最初にお話しをする際には、「システムを作ることありき」で進めていくのではなく、「お客様のお困りごとは何で、それをどう解決したいとお考えなのか」というヒアリングから始めます。
そして、その課題を解決するのに、システムを構築すると大きな費用が必要な場合、「システムありき」ではなく、他の方法で課題解決ができるなら、その方法も検討します。さらに、課題解決にWebシステムが適しているとなっても、そのWebシステムを開発するのに大きなコストがかかりそうであれば、当社で開発するのではなく、既存のクラウドサービスなどを利用することをお勧めする場合もあるなど、柔軟に話を進めていきます。
ただし、複数の外部サービスを足してWebシステムを構築していけばコストだけは低く抑えることはできますが、結果的にいくつものシステムにログインしなければいけなくなり使い勝手が悪くなることもあります。
このような場合には「多少コストは上昇するけれども1つのシステムとして構築していったほうがお客様のとっての利便性が上がるようになります」というようにご提案をさせていただきます。
つまり、最初から当社による「システム開発ありき」ではなく、さまざまな手法を検討し、お客様のご要望をお聞きし、最適な課題解決策は何かをご提案するように心がけているのです。
通常のWebシステムで完結することなく、それ以外のアプリケーションなどと組み合わせて機能を向上させたシステムを構築できます。
当社ではWebシステム開発の実績を多く持っています。直近では、動画事業部門のスタッフと共同で開発した、動画をWebサイト上で入力し操作して自動生成できる病院様向けツールがあります。
このときのお客様のニーズとしては、手術のビフォーアフターを患者様に動画で見せてあげ、「当院で手術すればこの状態だったものがこれだけ回復します」という動画を数多く作成したいというものでした。動画の素材自体は撮りためてあるのですが、動画編集は専門業者に依頼しないとできないという課題があったのです。そこで、テキストを病院様側で入力するだけで手術のビフォーアフターの動画が簡単に作成できるようなWebシステムを開発することができました。
通常のWebシステムで完結することなく、それ以外のアプリケーションなどと組み合わせて機能を向上させたシステムを構築できるのが強みだと言えます。
あえてシステムがわからないスタッフに見てもらうことで、別の視点からデザインをチェックしています。
Webシステムを開発する際、当社には動画事業部門をはじめ、デザイン制作事業部門にはデザイナーも多く在籍していますので、あえてシステムがわからないスタッフに見てもらい別の視点からデザインのことをチェックするようにしています。
また、Webシステムをお洒落に見せたいというときに動画を挿し込むようなパターンもあり、当社ではその動画制作の部分から請け負うことができます。今後、通信インフラがより進化していくとインターフェイスとして動画が入ることが当たり前の時代が到来するようになりますので、動画制作からWebシステムの開発まで一元的に対応できるということは当社の強みだと考えています。
紙のデザインから動画制作、Webシステムの構築まで、店舗を運営するためにトータルで必要なものも当社では理解しています。そこで飲食店向けのWebシステムを作りたいというお客様がいらっしゃったとき、提案をする際にシステム開発とは関係ない飲食事業部のスタッフにも企画に加えることもあります。現場を知っているスタッフがそばにいて企画に入ってもらうことでWebシステムの使い勝手を向上させていくことができ、ひいてはお客様に対しても価値があると考えています。