開発担当者からのメッセージ
当社は、「NCデザイン&コンサルティング株式会社」でUI/UXデザインを担当していた部門を分離し設立した会社です。UI/UXデザインといえば、主に「アプリ」で重視されるものというイメージが強くなっていますが、当社はエンタメ系アプリやゲーム、SNS分野のシステム開発よりも、「業務系システムに特化した」デザインを得意としております。
「業務系Webシステム」とは、主に社内システムです。スマートデバイスが普及し、日常的に「美しく使いやすい」ユーザーインターフェースを見慣れているのに、会社ではまだWindows 95風の背景がグレーの操作画面を使っている、統一感のない機能追加が繰り返されてきて使いづらい……。「そろそろ今風の見た目のシステムに刷新したい」とお考えの企業は多いことでしょう。
当社は、大企業の社内業務システムのUI/UXデザインを多数手がけてきた経験豊富な会社です。単に美しいだけでなく、IT技術の制約や業務フローの設計までデザインができるからこそ、大手企業に選ばれてきました。ご安心してお任せください。
また当社では、いったん貴社のために熟考されたUI/UXやデザインコンセプトを長く、幅広く活用していただくために「デザインシステム構築」「顧問デザイナーサービス」も行っております。
「古い業務システムのデザインを刷新したい」ニーズに対応できる、日本では数少ないデザイン会社。個人の感性ではなく、ロジックで組んだデザインだから使いやすい。
当社がご提供するUXデザインは「業務系」で、仕事で使われる真面目なシステムやサービス、アプリ向けのものです。業務システムに向くデザインとは、「赤は暖かい色、青は冷たい色」「関連があるものは近くに、関連がないものは遠くに配置する」といった、デザインの裏にあるロジックを理解して応用すれば作れるデザインです。例えばエンタメ系アプリ等に求められる、アート系のインスピレーションや輝きといった感性や美的センスを持つデザイナーが行うデザインとは、まったく異なるのです。
当社のデザインのロジックは、「このような理由があるからこの色です」「だからこの位置にこのメニューを置きます」「ここにはあえてスペースを置きます」といったようなものです。それは、デザインというプロセスの見える化でもあります。デザインのロジックが分かりやすいからこそ、お客様にも分かりやすく受け入れられやすいと考えています。
「デザインシステム」を構築して、社内すべてで活用してほしい。特定のデザインと企業イメージが結び付いて浸透すれば、ブランディングにもなります。
当社とお仕事させていただくすべてのお客様は、当社が開発した「デザインシステム」をご利用いただくことができます。これはいわゆるデザインテンプレートの規模を大きくしたようなもので、一定のデザインルールやメニュー、ボタンといった画面のパーツをもご提供するものです。これを用いれば、社内の他のシステムや、顧客向けのサービスなどにも、同じコンセプトのデザインをご活用いただけます。
これは、アメリカやオーストラリアなどの政府機関サイトにも採用されている手法なのですが、「ヘッダーはこの位置、メインメニューはこの位置、フッターはこの位置」「OKボタンはこの色、キャンセルボタンはこの色」などとルールを決めます。それによって、操作するユーザーは、初めて使う画面にアクセスしたときにも「いつもの見慣れた配置」「同じ位置に目的の機能がある」ことになり、操作説明書が要らなくなります。
またお客様の会社に関連するWebサービスのデザインを、常に同じ雰囲気で統一して制作し、世間一般にもそのことが認知されれば、新しい製品やサービスも一瞬で貴社と関連があることが認識できるようになり、ブランディングの効果にもつながっていくことになります。
リリースしたシステムは、改修のときにせっかくのデザインが壊れてしまう。デザインへの投資を無駄にしないための「顧問デザインサービス」
システム開発の初期段階で、お客様のために熟考されたUI/UXのシステムが納品されたとしても、しばらくして改修の機会が出てきたときには、デザインは重要視されないことも珍しくはありません。例えば理由があって空白に残していたスペースに、UI/UXデザインに疎いエンジニアが新機能のボタンを配置してしまうなど、初回にかけた予算が無駄になるようなデザインの劣化が発生しています。これはたいへん残念なことであると当社は考えております。
当社では、「顧問デザイナーサービス」という、デザインにおける保守メンテ契約のようなプランもご提案しており、デザインに関することを必要なときに必要なだけ、お気軽にご相談いただけ、サポートもできる体制を整えております。特定の企業・サービスに対して長期間にわたり、安定したデザインシステムをご提供いたします。