開発担当者からのメッセージ
当社は、汎用機が主流だった時代の1967年に創業しました。その後にクライアントサーバー、Webシステム、クラウドシステムへとITの世界は移り変わりましたが、システム開発の本質は大きく変わっていません。当社は、最新のテクノロジーだけでなく、50年以上におよぶ業務に対する知見・知識を踏まえたご提案をさせていただきます。
また、当社では、システム開発だけでなくインフラの相談もお受けしています。「このビジネス、サービスを実現するにはサーバーがどれくらい必要なのか分からない」という疑問をお持ちであれば、サーバーなどのハードウェアのご提供も含めた、ご提案をさせていただきます。
日常業務の改善に効果的な「小さいけどあると便利なWebシステム」の開発が得意です。
日常の業務改善には、小さなWebシステムの開発、クラウドサービスの活用などが意外な効果を発揮することもあります。例えば、数人だけの小さな部門で使うようなツールです。しかし、そういう部門のスタッフはITに関する知識が少なく、本当に必要な要件を聞き出すのが難しくて、実際に役立つツールが開発できるとは限りません。
当社では、このような現場部門の方たちに対して、「部門内の課題を解決するために、こんな仕組みを構築してはいかがですか」といったご提案する案件にも数多く携わり、本当に役立つ小さなツールを開発してきました。
このような小さなシステムやツールを開発する際には、「杓子定規にやらない」ことが大切です。例えば、現場部門や中小企業のお客様の場合、要件定義が終わり設計段階や開発段階になってから、「そういえば……」と追加要件の話が出てくることもあります。そのような場合でもお断りするのではなく、できる限り柔軟に対応させていただいております。
ときには、追加要件により予算オーバーとなることもあります。予算内で最大限に開発することも重要ですが、当社の場合は、長くお付き合いさせていただいているお客様がほとんどですので、「来年の予算で追加開発できるように」と、拡張性を持たせて開発しておくなどで対処しているケースも少なくはありません。
このように当社は、お客様にとって最大の効果が期待できるようにと、柔軟な姿勢で開発を進めておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
お客様がWebシステムを「どうお使いになるのか」を理解し、現場が「使いやすい」システムを作ります。
当社では長きにわたり、さまざまな業種・業界での実績を積んでいますので、幅広い対応が可能です。昨今、企業の業務の隅々までITが浸透しているといわれていますが、当社はさまざまな部門、業務でのIT化に携わってきたのが特徴といえます。「システム開発の前に、自分たちの業務をよく理解して欲しい」とお考えのお客様は少なくありません。そんなお客様は、ぜひシステムズ・デザインにご相談ください。
例えば、自動車業界など製造業向けシステムでは、生産管理システム以外にも当社には豊富な開発実績があります。人事・給与、バックオフィス系など、各業種・業界特有の業務を深く理解し、仕事の進め方に適した機能を組み込んだ「小回りの利く」、使いやすい業務システムを開発しています。
さらに、自動車業界では数千店舗におよぶ販売店においても、さまざまなITシステムが活用されています。当社は、数多くの販売店における営業支援システムや業務支援システムといった業務システムの開発も手がけています。お客様の視点に立ちながら、販売店スタッフをヘルプするようなアプリケーションを開発し、使い勝手が良いと感じる業務システムを提供しています。また、それらの個別業務システムを、基幹システムと連携するといった仕組みも構築しています。
このような形で当社は、さまざまな業界、業種で、多種多様なシステム開発の経験を蓄積したことで、業界にこだわらずにシステム開発をしていくことを得意としています。
開発途中で中断してしまった、「うまくいかなくて困っている開発案件」でも、ぜひ当社にお任せください。
当社では、お客様から「他の開発会社に依頼したが、開発途中で中断してしまった」「何から手を付けていいか分からなくて困っている」といった相談を受けるケースも多くあります。そういうとき当社では、常に「一緒に良いシステムを作り上げましょう」というスタンスで課題解決にあたっています。
例えば、ある新規開発では、ニッチな技術を採用したことで要件定義の段階で中断していました。その案件は基本設計までは、よその大手IT開発会社が担当しましたが、その後の詳細設計以降の開発を当社で継続し、リリースまでこぎ着けることができました。
また別の案件では、情報システム部の担当者が一人で10年以上運用し、ブラックボックス化していたシステムのリプレースを手掛けたこともあります。すでに開発時の資料も散逸していたため、当社は残っていたドキュメントなど限られた情報からシステムの仕様、要件などを再構築し、お客様目線で「このシステムは何のためにあり、どうすれば効率よく使えるのか」を整理して、ブラックボックス化していたシステムの「見える化」を実施して開発に取り組み、リプレースにこぎつけました。この案件では、汎用機時代からITシステムを手がけてきた経験、ノウハウも多いに役立ちました。