開発担当者からのメッセージ
労働人口の減少を背景に、現代は業務の効率化・DXが強く求められる時代です。2021年のJEITAの調査によると、日本企業は「利益確保」に重点を置いてDXを進め、アメリカ企業は「事業拡大」に重点を置く傾向があります。
こうした中、エクサでは、お客様ごとに異なる個別具体的な課題を適切な形で解決するために「経営DX」「現場DX」「サービスDX」の3つの領域において、それぞれの現場課題に即したソリューションをご提供しています。また、既存のソリューションがマッチしないお客様には、フルスクラッチでのご提供が可能です。
さらに、これら3つの領域におけるDXを統合的に管理するERP構築、DXを実現した先にある「ビジネスモデルの変革」に至る支援も行っています。
例えば、DXには、売上拡大、コスト削減、企業間連携の高度化、個別業務・職能の最適化のようにさまざまな目的があります。エクサでは、DXを進めるためのジャーニーマップを策定しており、これらの目的別の取り組みを体系化し、最終的には、お客様の持続的な成長を実現できる環境の構築を目指します。エクサは、JFEスチールの「現場」で課題を解決してきた経験と技術力に誇りを持っています。また、共創型サービスインテグレーターとして、システムを作るという観点ではなく、お客様の役に立つという観点を大切にして開発に取り組んでいます。
どのような業務システムを開発すべきかわからなかったり、中長期的にどのようにDX化を進めるべきかイメージができていないお客様は、ぜひエクサにご相談ください。「経営DX」「現場DX」「サービスDX」により、現場に意義のある変化を起こし、お客様のビジネスの大きな変化につなげます。
3つのソリューションで経営課題を解決する「経営DX」!経営業務の効率化や意思決定の迅速化を実現してきた実績が豊富です。
エクサは、日々の経営に直接的な変化を起こす「経営DX」を得意としています。
経営とITを融合させて、経営業務の効率化や意思決定の迅速化を実現する経営DXでは、次の3つのソリューションを用いてお客様の経営課題を解決します。
●デジタルSCMソリューション「RapidResponse」
●基準情報(BOM/BOP)生成&変換ナレッジ「SPBOM」
●グローバルPLMソリューション「Teamcenter」
「RapidResponse」は、超高速処理によるサプライチェーン全体の可視化・市場変化・受給変動への即応を支援するクラウドサービスです。全社で整合性のとれたPSIをリアルタイムで確認できる状態を構築し、高速で複数のシミュレーションにより需給の急激な変動や有事の際にも迅速で柔軟な対応が可能となります。これにより、計画サイクルの短縮および精度向上、リアルタイムな収益性の把握、経営の迅速な意思決定全社レベルでの目標の可視化などさまざまなメリットを得ることができます。
「SPBOM」は、刻々と変化するエンジニアリングチェーンの基準情報(BOM/BOP)を、リアルタイムに生成・連携し、バリューチェーン全体の迅速性を向上させます。具体的には、ものづくりのノウハウを動的ルールとして生成/変換ナレッジに整理統合し、様々な決定要因に基づいて静的な基準情報(BOM/BOP)をリアルタイムに生成したり、他システムへ変換したりします。これにより、受注情報からBOMを自動生成したり、生産拠点や工場ごとのBOM/BOPを自動生成したりすることができます。膨大なバリエーションに対応したMBOMの登録に課題を感じているお客様にぜひご検討いただきたいサービスです。
「Teamcenter」は、豊富な機能と高い拡張性を強みとするPLM(Product Lifecycle Management)ソリューションです。材料管理、文書管理、ソフト管理、構成管理をはじめとする豊富なモジュールを追加することで、さまざまな業務に対応することができます。これにより、流用元データの捜索や最新情報の妥当性確認といった非建設的な作業に費やす時間を削減し、エンジニアの時間を本当にやるべき業務に集中させることができます。
以上のように、エクサでは、3つのソリューションを軸として、お客様の経営DXを支援いたします。また、上述のサービスが業務にマッチしない場合は、お客様の個別具体的な事情を精緻に理解したうえで、フルスクラッチで業務システム開発支援を行うこともできます。
・RapidResponse
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/manufacturing/rapidresponse/solution.html
・SPBOM
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/spbom/
・Teamcenter
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/teamcenter/
JFEスチールのノウハウを最大限に活かす「現場DX」!設備保全と資産管理はエクサにお任せください。
エクサは、ITとOTを融合させた「現場DX」支援にも豊富な実績を持っています。
現場DXでは、主に次のソリューションを活用して、お客様の企業の製造現場の課題を解決します。
●設備管理ソリューション「Maximo」
「Maximo」は、EAMの設備保全管理の業務データと設備の稼働データを活用し、設備毎の状態を管理・設備の健康度診断・相対的リスク評価などのAPMによる保全計画の最適化を実現する設備保全プラットフォームです。設備や資産を保全するためのあらゆる情報を統合管理することができ、事後保全・予防保全・状態監視保全・予知保全に対応できます。Maximoを導入いただくことで、設備の稼働率と寿命を向上させ、保全コストの最適化や保全作業の標準化と可視化を実現できます。過去30社を超える設備保全管理システム構築のノウハウを活かして、システム化検討のシステム化構想から導入・保守運用まで、お客様の大切な設備や資産の安全と安心を支える仕組みづくりをご支援します。設備保全管理業務における、モバイル・スマートフォン連携、地図連携などのオプションも用意しているため、お客様の個別具体的な業務に合った形で生産性を向上させることができます。
豊富な導入事例をもとに、Maximoがお客様の現場業務を具体的にどのように最適化できるかをご説明いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
・Maximo
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/maximo/index.html
業界におけるお客様の競争力を高める「サービスDX」!売上増加、利益率向上、顧客のファン化の実現をご支援します。
「経営DX」および「現場DX」と同時にご活用いただくことで、ビジネスモデルの変革を実現できる「サービスDX」の領域においても、当社はさまざまな企業を支援してきました。
サービスDXは、主に次のソリューションを活用して、売上の増加や情報の一元管理を実現します。
●仕様構成による価格見積(CPQ)ソリューション「Tacton」
●商品情報の管理・活用ソリューション「Contentserv」および「Acquia」
「Tacton」は、リード獲得、見積、設計の全体を効率化し、迅速、正確な見積もりによる売上増加を実現するコンフィ
グレーターです。製造業に特化した機能を有し、工業製品や個別受注品などの製品構成や組合せルールが複雑な製品モデルでも、容易にコンフィグレーションの仕組みを構築することができ、製品知識の少ない営業担当者でもリアルタイムな見積作成を行うことができます。また、多言語対応や代理店向け機能も標準搭載しており、広い販売ネットワークをお持ちのお客様にも使いやすい機能を備えています。粗利率を全社でコントロールしたり、利益率の高い標準品への誘導を行ったりすることもでき、売上のみならず利益率の増加も目指せるソリューションです。リード獲得から提案までの競争力を高めたいお客様に、ぜひご検討いただきたいと考えています。
「Contentserv」および「Acquia」は、デジタルコンテンツの一元管理をはじめとして、商品情報の管理・活用を支援するソリューションです。
Contentservは、AIを搭載したプラットフォームによって、商品のマスターデータ管理、販売コンテンツの生成から広告配信、販売チャネルへの連携、売上分析までの一連のプロセスを一元管理することができます。 Acquiaは、オープンソースのコンテンツ管理システム (CMS) であるDrupalを基盤としたデジタル体験プラットフォームを通じてWebサイトやアプリケーションの設計、構築ができます。これらにより、顧客が求める情報を必要なチャネルから提供し、顧客体験の向上を実現することができます。
以上のように、エクサでは、サービスDXの領域にも力を入れており、業界におけるお客様の競争力を向上させるさまざまな提案が可能です。
ご状況にあわせて、フルスクラッチ開発を用いた提案もできるため、システムの力を用いた売上増加、利益率向上、顧客のファン化をお考えのお客様は、ぜひご相談ください。
・Tacton
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/manufacturing/tacton/index.html
・Contentserv
https://digital-business.exa-corp.co.jp/products/contentserv.html
・Acquia
https://digital-business.exa-corp.co.jp/products/acquia.html