神戸cafeという会社名は、当社の強みである”Coaching” ”Agile” ”Facilitation” “Emergence”の4つの頭文字を取って名付けました。開発において当社が重視しているのは、お客様とのコミュニケーションです。開発を行う上で、お客様との打ち合わせや開発者同士での打ち合わせなどあらゆる場面でコミュニケーションが必要になってきます。 私は30年近くソフトウェア開発に携わってきましたが、お客様が何を目的としてシステムを導入し、最終的に何を実現したいのかがしっかりとヒアリングできていれば、開発が間違った方向には進むことはないと考えています。 円滑なコミュニケーションを取るために、コーチング（Coaching）のスキルを活かして、仕様書に記載されていない部分までお客様の思いを引き出し、ファシリテーション（Facilitation）のスキルを活かして開発を進めていきます。 そして、アジャイル（Agile）の開発プロセスを用いて、お客様の要望を取り入れながら柔軟に開発を進め、開発者とお客様の新しい関係を創発（Emergence）したいと考えております。

当社では、お客様の望む形でプロダクトを提供したいとの思いが強いです。現在のIT業界は多重下請け構造のピラミッド型での開発が主流になっていますが、ピラミッド型の開発ではお客様の望んだものを作り上げるのは難しいものです。 そのため我々はお客様としっかりコミュニケーションを取りながら要望に柔軟に対応していくアジャイルプロセスを大事にしており、なかでもアジャイル開発の手法の一つであるエクストリームプログラミング（XP）を軸に開発に取り組んでいます。 ヒアリングの際はお客様がどのようなことを考えているか過不足なく引き出すことを心がけ、イメージの共有に努めています。例えば、システム導入と一言でいっても、お客様が基盤のシステムとしての導入を考えているのか単なる業務改善のツールと捉えているのかによって、システムの作り方は変わってきます。提供するアプリの特徴によって、現場サイドに重きをおくのか経営者側に重きをおくのかなど、様々な点に違いがあるため、お客様の思いと齟齬がないように、きちんとコミュニケーションをとることを重視しています。 また、お客様の思いを引き出したうえで、開発者がいかに正確に情報を伝えるかも大切です。お客様のニーズを正しく理解することで、仕様書に記されていることと本当にやりたいことが違っていたとしても気づくことができ、お客様が本当に望むプロダクトを提供できると考えています。