当社は物理サーバからクラウドへの移行や、仮想化技術を使ったハンズオントレーニング環境の構築など、幅広い経験を有しています。 【実績/一部】 ● コンテナ型仮想環境 Docker を使ったテストベンチの構築： Linuxサーバ・セキュリティ・機械学習のハンズオン学習環境（自社プロダクト） 学習者であるユーザ毎に独立の仮想Linuxサーバ環境を、実態としては一つの物理的なサーバで実現しています。 仮想環境の特徴として、ユーザがLinuxやセキュリティの学習のために、仮想Linuxサーバを自由に改変しても簡単な操作でリセットし、オリジナルの状態に戻すことができます。 これに加え、node.jsやWebSocketなどリアルタイム処理に優れた技術を用い、サーバのコマンド画面を、学習者のWebブラウザの画面上に投影いたします。結果、学習者はブラウザを通じてサーバのシェルと対話し、実際の操作に対するサーバの応答を見ながら、効果的にLinuxやセキュリティに関する理解を深めることが出来ます。 ● APIやEAIを使った外部システムとの連携： 名刺情報や人材情報と統合した営業支援システム（自社プロダクト） 本システムは、自社の人材事業のために開発しました。 外部のクラウド名刺管理サービスとAPIを通じて連携し、自動的に名刺情報が解析され、顧客マスタに登録されます。 また、別システムに存在する人材情報データベースに対して、EAI ツールを通して参照し、一部情報を抜粋して取り込みます。 最小限の工数で別のシステムや外部サービスと連携し、営業社員が業務で必要とする情報を、望ましいレイアウトや形式で表示することが可能です。 ● 社内サーバのクラウド化： 営業管理システム（食品メーカ様へ納品） これまで社内サーバで提供していた、営業の進捗及び売上情報を管理するシステムを、AWS上に移行しました。 基幹系の機能が一部入るため、クラウド化するにあたってはデータベースサーバ等の性能及びセキュリティの観点で注意深く検討いたしました。 現在では、社内サーバ（オンプレミス型）かクラウドかというだけでなく、ハイブリッドで活かす形態も増えてきています。例えば、APIと呼ばれるプログラム間のインターフェースを活用したり、或いはローコードでデータ変換を自動化できるEAIツールを活用したりして、一つのサーバに統合すること無く、複数のシステムを連携させるといった方法も多用されるようになってきました。 加えて、コンテナ型仮想サーバを用いることで、一つ一つのサービスを安全に管理できるようになるだけで無く、実行環境そのものをファイルで管理することで、移行作業や障害に対する復旧作業が格段に効率化されます。 開発ありきでは無く、お客様のニーズに合った最適な解決策を、幅広い選択肢の中からご提案致します。