株式会社八芳園は、東京都港区白金台に本社を置き、江戸時代から続く日本庭園を有する総合プロデュース企業です。 当社は、現在「HAPPO-EN DX」というサービス名で、企業向けの総合DX支援を行っています。「結婚式場を運営する当社が、なぜDX支援なのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。HAPPO-EN DXの提供を開始した背景には、アナログな慣習が色濃く残っていた自社のDXに取り組み、成功させた知見があります。 当社は数年前まで労働環境の改善がうまくいかず、危機感を持っていました。従業員の労働環境が良くなければ、オペレーションや情報共有の工程に手作業が発生するタイミングが多くなり、業務効率、人的ミス、人材育成が十分にできません。 このような課題を解決するためにDXを開始。最終的には社内SEが各現場に赴き、業務担当者の隣で仕事を観察し、業務整理・業務定義、問題点の把握、要望の抽出を行い、独自の基幹システムやCRM（Customer Relationship Management）システムを開発しました。また、各業務のオペレーションも再構築しました。 その結果、残業時間の大幅な削減、契約のオンライン化、各種ペーパーレス化に成功し、システムを用いた情報共有によりミスを減らすこともできました。 HAPPO-EN DXでは、自社で培ったノウハウと知見をもとに、次の支援を行っています。 ●フルスクラッチ型のシステム・アプリケーション開発 ●ホームページ制作 ●ECサイト構築 ●ITコンサルティング アナログなブライダル業界のDXに成功した知見は、他のお客様のDXにも活用できると考えています。 開発チームには、IT業界歴15年以上のメンバーや、医療領域や金融領域といった専門性の高い分野で開発の実績を積んだメンバーが在籍しています。これらのメンバーがお客様の現場に寄り添い、伴走型支援を用いてDXを成功させます。 取り組むべき課題にDXがある場合、ぜひHAPPO-EN DXをお試しください。

HAPPO-EN DXの最大の特徴は「伴走型の支援」です。DXを成功させるためには、お客様との認識の不一致を避ける必要があります。お客様の現場担当者が求めていないシステムを納品したところで、それが使われることはないためです。こうした事態を回避するために、HAPPO-EN DXではお客様の現場に泥臭く寄り添う支援を徹底しています。 当社のお客様である中小企業の多くは、専門のIT部署を持っていません。管理部門の担当者の方々が兼任でIT関連業務を行っています。このような状況で、経営陣からDXの指示を受けても何から始めるべきかわからないケースが多いです。当社は、このようなお客様のDXを支援したいと考えています。 HAPPO-EN DXでは、ニーズや要件の把握の際には、管理部門のみならず、現場担当者、経営者も交えてヒアリングを行います。こうした場を設けると、多くの場合、はじめは収集がつきません。しかし、立場の異なる関係者の要望を洗い出すことができます。このようにして、まずは全ての要望を出し切り、その上で最適な提案を作ります。一見すると遠回りにも思えるやり方こそ、中小企業のDXに必要であり、伴走型支援の価値だと考えています。