開発担当者からのメッセージ
当社は自社開発した画像処理・AIのプロダクトを2つ持っていることが強みです。ひとつは自社開発した深層学習(ディープラーニング)モデルを使った、高度な画像認識を行うためのデータ収集、加工、学習、利用までを一貫して行えるAIプラットフォーム「POODL プードル」です。もうひとつは、印刷データやデジタルコンテンツの更新差分をクラウド上で手軽に校正・共有できるWebサービス「proofrog プルーフロッグ」です。
当社が持つAI技術は、工場や作業現場での検品など大量かつ人の眼で検知することは難しい、そして失敗が許されないものに適しています。ご興味をお持ちの企業様からのご相談をお待ちしております。
深層学習モデルの開発は、研究開発に直接携わったAIの専門家である当社CTOが直接指揮します
当社が現在も開発を続けているAIの深層学習モデルは、製造業出身でAIに関する専門知識を持つ当社のCTOが陣頭指揮を執って開発を行っています。当社の創業メンバーでもあるCTOは、もともと印刷業界向けの検査装置システムの開発に携わっていたAIエンジニアです。実際に工場に出向き、現場の作業員の方々の意見を取り入れたAIシステムの開発に尽力しております。
当社が開発した画像処理のAIシステムを活用すると、これまでは目視で行っていた作業の大幅な業務効率化が実現します。工場でできあがった製品の検品、また膨大な仕入品の中から不良品を発見することもできます。例えば、自動車や機械の完成品、機械の部品、食料品など、大きくは造船から小さくは半導体部品まで、当社の技術が役立つ検品のシーンはさまざまに考えられます。
製造業の現場を熟知。現場の悩みをしっかりとヒアリングして理解したうえで、現場で使いやすいシステムを開発します
当社は製造業の工場に10年以上出入りしており、現場を熟知しております。どんな人が働いていて何が得意で何が不得意か、どんな課題を抱えているかも理解しています。これは当社の大きな強みです。その上で、課題を解決し業務を効率化するために、システムを作り上げていくことをモットーとしています。
お客様の上層部の方とのお打ち合わせも大切ではありますが、実際には現場で使っていただくシステムです。当社は課題のヒアリング、オペレーション、なぜ人の手で作業しているかといったことを現場の方々にしっかりと確認し、要件定義を行っています。このとき、当社のように現場を知って「なるほど、そうですよね」と共感しながらご要望を引き出せるほうが、より良いシステムができると感じております。
「あえてここはシステム化しない」というご提案もしております。DX化への推進は、手作業が悪いことかのようにされている傾向がありますが、アナログ作業として人力でやることに意味があることも、確実にあります。当社はきちんとお客様の現場を理解し、最適なシステムをご提供できるようにと努めております。
「AI」は、導入後に進化させていく必要があるシステムです。当社なら数十年先も見据えたご提案とご支援ができます
画像処理やAIは、一度システムが完成したあとも、さらに進化させていく必要があります。システム機能追加や見直し、アップデートや拡張、また画像処理の精度によってはチューニングも必要になります。運用によって蓄積されるデータをさらに学習させることで、検知の精度を高めていくことができます。
当社からは、継続的な取引の開発プランのご提案をしております。運用のご支援、使い方のサポート、システムの保守メンテナンスとしっかりと責任を持って対応しておりますのでどうぞご安心ください。
将来的に拡張することを考慮し、開発プランのロードマップも作成して共有します。
「現在はとりあえずここまでにしましょう。何年か動かしてAI導入の効果が出て業績が上がってきたら、追加投資してもっと精度を上げましょう。いずれはこの機能も追加しましょう」といった先を見据えたご提案をしております。