東京都デジタルサービス局では、国際競争力の強化や都民の生活の質・利便性向上を進めるため、迅速かつ柔軟に新しい価値を創出するためのアジャイル型開発を推進しています。
当社はこの度、同局が企画する 4件のアジャイル型方式によるプロトタイプ開発プロジェクトを受託しました。
■ワークショップを通じたアジャイルマインドの醸成
今回、東京都では初めてとなる本格的なアジャイル開発を採用したプロジェクト。当社では、本プロジェクトを成功させるためには東京都職員の皆さまにアジャイルのマインドを理解してもらうことが重要と考えました。
そこで、プロジェクトの着手前にアジャイル開発に関するワークショップを開催。職員の皆さまと当社メンバーがワンチームになるためのアイスブレイクゲームや、プロダクトオーナーという役割の仮想体験を実施しました。 ワークショップにより、アジャイル開発の流れをイメージしやすくなったとともに、職員の皆さまと当社メンバーが一体感を持って開発に進むことができました。
■4つのプロジェクトによるアジャイル開発の実践
■プロジェクトを成功に導いたPRJチームのあり方
これまでウォーターフォール型での開発が中心であり、今回初めてアジャイル開発に取り組んだ東京都ですが、本プロジェクトの成功要因は何だったのでしょうか。
様々な要因の中でも、最もポイントとなるのはデジタルサービス局の皆さまの「強い思い」と「自由度の高い組織体制」に、当社の「アジャイル開発に関するスキルやマインド」がうまく組み合わさり、OneTeam になることができた点だと考えられます。 東京都という大規模な組織においても、アジャイルマインドを核にチームとなることでアジャイル開発を成功させることができました。