■プロジェクト概要
本プロジェクトは、福祉事業者向けにお弁当の宅配事業を展開するお客様の業務効率化と顧客満足度向上を目的とした「受発注システム」のスクラッチ開発です。
お客様の既存業務における課題を詳細に分析し、最適なシステム要件を定義。開発から導入、運用サポートまで、一貫したサービスを提供しました。
■導入背景と課題
・煩雑な注文集計作業:電話での注文を一件ずつ手作業で集計するため、膨大な時間と労力を要し、担当者の業務負担が著しく増加していた。
・人為的ミスの多発:手作業による集計のため、入力ミスや集計漏れが頻繁に発生し、顧客への誤納品や請求ミスに繋がり、信頼を損なうリスクが増大していた。
・属人化による情報共有の阻害:営業担当者が納品後の数量変更を手作業で行うなど、業務が属人化しており、情報共有が不十分なため、請求時の納品数との差異が頻発。原因究明に時間を要し、顧客からの信頼低下を招いていた。
・直前キャンセルへの対応の限界:直前キャンセル可能な商品において、毎日多数の変更依頼が発生し、変更作業の工数が増大。手作業での変更処理はミスも発生しやすく、顧客満足度を低下させる要因となっていた。
業務効率および顧客満足度の低下を招いてしますリスクが発生しており、事業の成長を脅かす深刻な問題を抱えておりました。
■解決策
・ユーザー専用注文画面の提供:エンドユーザー自身がWeb画面から直接注文できる環境を構築し、注文受付の自動化を実現。
・ユーザー(高齢者)向け注文制御機能:顧客ごとの注文可能製品を制御し、高齢者が安心して注文できる環境を構築。
・請求書発行までの一元管理:注文から請求までの一連のプロセスをシステム上で一元管理し、情報共有の円滑化と業務効率の向上を実現。
■導入効果
・注文受付時間の大幅削減:注文受付業務を自動化することで、1人当たり平均1時間/1日の削減を実現。
・集計ミスの劇的減少:システムによる自動集計により、人為的ミスをほぼゼロに削減し、顧客からの信頼を向上。
・請求処理時間の短縮:請求書発行プロセスを自動化することで、月あたりの請求処理時間を〇時間削減。
・ペーパーレス化の推進:注文書や請求書を電子化することで、紙の使用量を大幅に削減し、環境負荷を低減。
・属人化の解消:システムによる情報共有の円滑化により、属人化を解消し、業務の標準化を促進。
・顧客満足度の向上:注文ミスや請求ミスの減少、迅速な対応により、顧客満足度を大幅に向上。
・直前キャンセル対応の効率化:システム上でキャンセル・変更処理を可能にすることで、作業時間を大幅に削減。
システム導入により、お客様は本来の事業であるお弁当の宅配サービスに注力できるようになり、顧客満足度の向上と事業拡大を両立させることに成功しました。取引数も順調に増加しております。
▼詳細はぜひ弊社までお問い合わせください。
お問合せフォーム:https://sharedvalue.jp/contact/