別ページ「業務システムの特徴」で詳しくご紹介している当社の「客先専伝」。これは、お客様の事業内容や事業規模を限定せず、毎月定額で最適な業務用システムを提供するためのサービスです。具体的にどのようなシステムを実現できるかについて、ひとつの実績をお伝えするため、ここでは東京・目黒にある某青果店様の事例をご紹介します。
こちらの青果店様は、大型スーパーのような業態ではなく、いわゆる地元密着、地域の人々に親しまれる「町の八百屋さん」です。当社にご発注いただく前は、業務用システムを利用されておらず、主に紙伝票などによって事務処理をされていました。
目黒という場所柄、近隣にある飲食店などから業務用の注文が多く、それに伴って他の青果店より、納品伝票などの各種書類発行を求められるケースが多数。さらに、素早い配送を求められることも多く、事務処理スピードの向上が以前から課題となっていました。そんな中、「店舗専用の業務システムを導入したい」というご依頼をいただき、当社が開発に取り掛かりました。
システムの開発にあたり、何より重視したポイントは「使いやすさ」。誰でも簡単にすぐ使える画面、機能づくりを心がけました。実際に店内でシステムを使うのは、日頃デスクワークではない分、パソコンに不慣れな店員さん。パソコンが苦手な方であってもすぐに操作を覚えられて、毎日使いたくなるようなシステムづくりを目指しました。
そのため、まずシステム操作にはタッチパネル方式を採用。また、店舗ですでに利用されているレジの画面と、ボタンの位置などを同じにするなどの工夫をほどこしました。その結果、分かりやすい画面を使って、情報の入出力ができるシステムを完成させました。
システムを導入した当初は、店員さんたちも多少慣れない様子でした。しかし、実際に触ることで使いやすいシステムだとご理解いただき、そのうち自然とお店のスタッフさん全員がフル活用する状態へ。これまでは手作業だった納品伝票の作成などがすべて自動化され、しかも瞬時にできるようになりました。
これまでに、たとえば「お客様への納品時間がかなり短縮された」「伝票作成がなくなって、手作業のミスが減った」など喜びの声を多数いただいています。システム導入以来すでに数年が経っていますが、現在も継続して当社のシステムを活用いただき、今後も引き続きご利用予定です。