サイトリニューアルにあたり、保有している時刻表などのデータ、駅毎の改札口などのデータ、緊急時の情報発信方法など公共交通機関ならではの事情を勘案しながら検討を進め、更にセキュリティ面を考慮する必要もあったことから結果的にPowerCMS(MovableType)を採用しリニューアルを進めることになった。
課題・問題点
リニューアル前まで各駅の情報へのアクセスが難しく、駅単位の情報を整理する必要があった。また時刻表や各駅の出口の情報などに関しても元となるデータが複数存在し、どれが正しいか間違っているかサイトに掲載するにあたっては精査する必要があった。また緊急時の連絡は素早く通知を出さなければいけないが、それをどこにどのように表示し、誰がどのような操作をしてそれを行うかといった業務フローの整備も必要であった。
提案内容
各駅毎にどのような情報をどのようなレイアウトで表示するかを制作前に整理、各駅毎に掲載する時刻表や出口などのデータに関しても実際に各駅に掲示されている看板を撮影、確実に確かなデータを収集してからサイト制作を行うように提案した。また緊急時対応を考えCMSの導入を検討、最終的には業務フローの構築やセキュリティ面の担保からPowerCMS(MovableType)を提案した。
留意事項
制作前の調査が相当量必要であったことから、制作期間自体は4ヶ月ほどとなった。
提案採用後の展開
制作期間中にも細かいレイアウト変更や取得データ、掲載承認フローの変更など多岐にわたり調整が必要となったものの、ローンチ自体は予定通りに行われた。