新たな事業領域でのサービス開発。前例がないだけにARIに依頼する以前は、課題点も多くあった。
「プログラミング教室や専門学校での授業を参考にしつつ、普通の小中学校で教える最適なレベルを、どこに落とし込んだら学びの目的が達成できるのか。そこを探りながらの作業となりました。サービスそのものの検討事項も多く、大掛かりなプロジェクトなので一つ仕様を変更するのも、とにかく時間がかかる。ARIさんと一緒にサービスを始める前は、開発の柔軟性に欠ける部分を課題として強く感じていました。」(ベネッセ様)
そんななかで2017年2月、ベネッセはARIに協力を依頼。ARIの支援のもと、立ちどころに3月上旬には体制を構築し、開発は開始された。2017年GW明けには、プロトタイプの第一弾を提供。ARIに仕事を任せるようになり、プロジェクトにも変化が見られたという。
「ARIさんを選んだ理由は、ほとんど同じチームのように、毎週、細やかな相談、確認をしつつ作っていける安心感があったことが大きいです。きっちりした仕様も枠組みも固まっていない状態でのスタートでしたが、いつも丁寧に対応していただけて、柔軟でありながら、パワーもある。アジャイル的な進め方のおかげで、少数精鋭のチームでリスクも最小化されました。実装から修正、リリースまでを、ここまでのスピード感を保ちつつ実行できたのもARIさんのおかげだと思っています」(ベネッセ様)
これまでの経験から、サービス実現化のためには自分たちで100%固めた状態で進めていかないと難しいのではないかと、感じていたという小田さん。しかし実際にARIと仕事をするなかで、「意図を即座に汲み取って構造化していただけた。これは信頼できるなと、すぐに感じました」と語る。
「ARIさんは、制作プロセスのなかで、常に丁寧なヒアリングを行ってくれます。また、システム設計とデザイン設計を同チーム内で同時進行しているので、効率的で非常に無駄がない。同じチームだからこそスケジュールも調整しやすく、進行がスムーズなんです。1をいうと10で答えてくれる。一つ何かこちらが要求したとしても、それに応じて事前に何パターンか作っておいてくれるので助かっています」(ベネッセ様)