株式会社ベネッセコーポレーション様の「こどもちゃれんじ」における、ひらがな学習カリキュラムの一部をゲーム化する制作プロジェクトに参画。2~3歳児向けに、短い集中時間でも遊びながら学べるよう、直感的な操作と継続しやすい設計で統合。代理店である株式会社バックストリート様と協力し、プロモーション用途にも対応した学習ゲーム「ひろって あつめて ひらがなたまご」を制作。
本プロジェクトは、株式会社ベネッセコーポレーション様が展開する幼児向け教育サービス「こどもちゃれんじ」において、ひらがな学習をより楽しく、自然に続けられる形にするために、学習カリキュラムの一部をゲーム化する取り組みとして始まりました。代理店である株式会社バックストリート様を通じて、当社に制作のご依頼をいただきました。
対象となる2~3歳のお子様は、色や音、動きに強く反応する一方、注意を向け続けられる時間が短いという特徴があります。この年齢に合わせた設計が欠かせないため、ゲームの動き、画面の表現、場面ごとの刺激の強弱を細かく調整し、遊びやすさと学びやすさを両立できる流れを組み立てました。また、操作手順をできるだけ少なくし、初めて触れるお子様でも迷わず進められるようにしました。
制作した「ひろって あつめて ひらがなたまご」は、遊びの中で自然にひらがなに触れられる仕組みを中心に設計しており、「遊ぶ→学ぶ→また遊びたい」という流れが生まれやすい構成になっています。短い時間で達成感が得られるため、毎日の習慣づくりにも向いています。
選定理由として、バックストリート様からは「直感的な楽しさと学びの継続性を両方満たしている点」「教育向けゲームの表現に関する提案力」「費用・スケジュール面での柔軟な対応」が高く評価され、複数社の比較検討の結果、当社をご選定いただきました。
導入後は、ベネッセコーポレーション様からも良い反応をいただき、実際に遊んだお子様の反応も良いとの評価を伺っています。特に、短い時間でもスムーズに学びを進めやすい点が高く評価されており、今後の改良や追加制作にも期待をいただいています。
またバックストリート様からは、今回の成果を踏まえ、ゲームを取り入れた教育施策は非常に効果が高いとのご意見をいただきました。当社が持つ“続けたくなる体験づくり”は、教育以外の領域でも活用できると感じていただいており、今後の派生制作についてもご相談をいただいています。