システムソフトウェアの品質の決め手は、技術力の高さはもちろんですが、リリース後の運用や保守までを見据えた知見やノウハウも大切です。 外部に公開するサービスならば、システムがダウンしてサービスが停止しまうことは絶対に避けなければなりません。世の中に絶対はないので「絶対に落ちない」というのは無理かもしれませんが、それでも、考え得る限りの対策を講じておけるかどうかが、システムソフトウェアの、すなわち外部に向けたサービスの品質に大きく関わってきます。 一例を挙げれば、Webサービスを提供するシステムを構成する場合、分散処理にするというのはもちろんですが、24時間動きっぱなしのモジュールを可能な限り減らし、何時間かに1回動かせば済むモジュールを構成することで、サーバリソースの消費を抑え、負荷を軽減でき、システムダウンのリスクを一定の確率で下げることができます。当社には、こうしたさまざまなノウハウが蓄積されています。 こうしたノウハウは一朝一夕に獲得できるものではありません。当社では、ゲーム情報サイトの運営も行っており、そこで得られたWebサービス運営のノウハウを、お客様のシステム開発に漏れなくフィードバックしています。 当社は、技術力＋豊富なノウハウで、お客様の課題を解決する高品質なシステムを開発します。

当社が運営しているゲーム情報サイトは、スマホのアプリストアに自動アクセスし、ゲームアプリのランキング情報を参照してサイトに反映しています。開発に当たっては、定番であるCMS（コンテンツ管理システム）パッケージは使わずに、PHP＋MySQLでイチから構築しています。イチから自分たちの手で作り込むことで、実装技術を向上させ、また、どのような機能が必要か、どこに負荷がかかるかなど、さまざまな知見が得られます。 お客様にCMSをお勧めする際にも、こうした知見が大いに役立っています。 もちろん当社では、これまでにも、たくさんのお客様の課題に真摯に向き合い解決しています。 たとえば、大手通信キャリアのお客様では、Excelで管理していた基地局情報を一元的に把握したいというご要望がありました。Excelのデータをサーバにアップロードし、内容をデータベースに自動反映させて、ブラウザで閲覧できるようにしました。 また、営業スタッフがお客様と対面で商談をしながら、聞き取った情報を記録していくためのアプリが欲しいというご要望から、タブレットで動くWebアプリケーションを開発しました。 もし、目の前にお困りのことがあれば、ぜひ当社にご相談ください。課題解決のための最適なシステムソフトウェアを最高の品質でご提案させていただきます。

ソフトウェアの品質を守る最終ディフェンスラインと言えるのがテスト工程です。設計～製造～テストという一連のソフトウェア開発工程の最終段階であるテストをしっかりと行っているかどうかが問われます。 当社はテストを専門に行う部署として、テストエンジニアリング事業部を社内に設置しています。同事業部では、ソフトウェアの設計段階から参画し、仕様に対してどのようなテストを行うかといった“テスト設計”を行い、さまざまな角度からテストを実施しています。 また、テスト結果をノウハウとして蓄積し、設計や製造にフィードバックしているほか、テストの自動化なども採り入れ、効率良く正確なテストを行うことで、さらなる品質向上に努めています。 このように、さまざまな取り組みを通じて、当社は、お客様により良い品質のソフトウェアをお届けしています。