当社の強みは、お客様の要件を最適化することで、開発リスクを最小限に抑えられることです。MVPの要件選定から開発を進めることで、開発リスクを軽減します。 Webシステムの構成は、基本的に4つのパターンに分類することが可能です。したがって、これらを毎回ゼロから開発するのは非常に効率が悪いため、内部でテンプレートプログラムやパッケージソフトウェアを開発しています。これによりコストを低減し、スピーディーにWebシステムの開発を行うことが可能です。 また、当社のパッケージは常にリファインと改善を続けています。そのため陳腐化せず、第一線のベンチャーが採用するようなモダンな構成のWebシステムをご提案できる点も強みです。例えば「今、Webシステムを構築するとしたら、〇〇が最適な構成だろう」という考えに基づいて、最適なプロダクトをご提案います。この特徴は、運用フェーズにおいて技術的なアップデートが必要な際に重要なポイントです。 モダンでシンプルなシステムを安価に提供することはもちろん、さまざまな機能や拡張を柔軟に追加できる基盤が整っている点は、当社の強みといえるでしょう。

一般的なWebシステムの枠に捕らわれた開発を行わないことも、当社の特徴といえます。多くのお客様が、アプリの開発にはコストがかかるため、最初はWebシステムから始めることが一般的です。その理由として、ユーザーがアプリをダウンロードすると離脱する可能性が高くなることや、Webシステムのほうが保守しやすいことなどが挙げられます。 Webシステムを開発する際には、サーバーのAPIやデータベースの設計、インフラの構成などは重要ですが、拡張性を考慮することも大切です。当社は柔軟性のある開発を行うため、例えばアプリ化したい、ゲーミフィケーションを導入したい、ARやXRの機能を追加したい、Webアプリで収集した情報をAIに学習させたいといった、さまざまな要望に応えることが可能です。 また、当社は継続的なR&D（研究開発）活動を行っており、技術的な知見だけでなく、ビジネスにおいても成功や失敗から得られた知見を蓄積しています。ビジネスを成功させるためには、早急に方向転換を行うことと、次の方向性を検討することが重要です。お客様の中には、要件が明確でない場合や、技術の使いどころがよくわからないと感じる場合もあります。そういった場合、まず解像度を上げなくてはなりません。 方向転換の際には、幅広い選択肢を提供することが欠かせません。その際、当社が保有する技術的な知見やビジネスでの実績が活かせます。当社はプロダクトの仮説や機能に基づいて、速やかに実装し、市場へ投入します。ユーザーの反応によって、成功か失敗かを判断し、必要に応じて方向転換を行うことによって、ビジネスが成功する可能性を高めることが可能です。

当社の代表はサイバーエージェントでエンジニアとして勤務していた経緯があり、役員はナイアンティック（Googleの子会社）でAIを活用するプロダクトに関わった経験があります。また、リクルートで人材採用系のWebシステムを開発したスタッフも在籍しており、高い技術力と実績が当社の強みです。 これまでにも、さまざまなWebシステムを開発した実績はありますが、特にCtoCやBtoCの顧客管理システムやマッチングサービスが多いです。当社独自のテンプレートプログラムやパッケージソフトウェアを活用して、機能追加とカスタマイズを実施するため、安価かつ迅速に開発できます。 事例をご紹介しますと、画像認識システムを活用してBtoBの発注書を読み込んで発注情報として活用する機能を開発したことがあります。文章生成やCtoCの教育系サービスでは、先生と生徒のやり取りをサマリー化する機能や、画像認識・文章生成などの機能を持つWebシステムを開発しました。 また、建築業のお客様においては、メールのやり取りの中でPDFが添付され、受け取ったファイルを印刷して机の上に広げ、そこから作業内容を抽出し、ノートやExcelに記録して計算する作業が行われています。このような手順は不便で時間がかかることが課題だったため、基本的な情報入力フォームを用意し、そこへ情報を入力してもらうことで、情報の整合性や図面からの情報抽出の効率化を図るWebシステムを開発しました。 図面からの情報抽出は、特に厄介な作業です。建築や土木などによって図面の形式が異なるため、テンプレートを用意してOCR（手書きや紙に印刷された文字や画像をデジタル化するツール）の精度を向上させることで、図面を読み取る手間を抑えました。Webシステムの導入によって作業の効率化や情報処理の自動化が可能となり、70%程度の工数削減につながりました。