開発担当者からのメッセージ
当社は「新しい体験」を皆様にお届けすることをモットーに日々、開発に取り組んでいます。新しい体験とは、全く新しい形のビジネスやサービスのみを指すのではなく、毎日の業務効率が向上するシステムの導入も含まれます。そうして日々のリソースに空きが生まれると、そこから別の新しい体験につながるアイディアが生まれるかもしれません。
また、開発を行う際は、お客様と当社が「面白い」「楽しい」「役立つ」という実感を共有できるようなプロジェクトにしたいと考えています。フィールドワークを伴う業務の課題解決、成果物として大掛かりな製造物がある事業において安全性を担保しつつ業務効率を向上させるようなシステム。当社は、こうした開発を得意としております。
開発のプロフェッショナルとしてお客様の課題解決に全力で取り組みますので、まずはお客様の課題とビジネスのご状況をお聞かせください。
オリジナルツールを用いて情報共有・品質管理を徹底!早い段階でお客様に実際のシステムをお使いいただく環境を用意します
1つのシステムを開発し、適切に稼働させるためには、企画、要件定義・設計、プログラミング、テスト、リリース・保守といったさまざまな工程を減る必要があります。これらの工程について、当社はお客様との対話・情報共有を徹底することから始めてまいります。新規でご依頼いただくお客様の場合はヒアリングのみならず、オリジナルツールを用いて業務観察・行動観察を実施し、お客様自身でも気づいていなかった課題を指摘した上で、共有情報としていきます。
また、設計の段階では、システムに使われる画面を全て用意してお客様に共有し、ミスマッチの有無について改めて確認いたします。そして、フレームワークが終わり、機能実装が始まった段階では、ステージングサーバーを用意して、お客様にてシステムを自由に使っていただける環境を構築します。
このように当社は開発プロセスの早い段階から実際にお客様に使ってもらえる環境を実現し、開発工程のはじめから終わりまで常にお客様との不一致がないか確認する開発が得意です。さらにテストについても同じものを複数回実施し、自動化にも対応しながら万全を期してまいります。
実際にバグ、イシュー、課題が見つかった場合は、Microsoftで使っていたバグ管理システムをもとに当社で自社開発したシステムを用いて、それらの情報をお客様と共有し、開発・改修に活かします。
ここまで徹底して初めて、お客様のイメージに沿った上で、実際にユーザーにも歓迎されるシステムを構築できると考えております。
全工程に抜かりのないシステム開発をお望みの場合、ぜひとも当社にご相談ください。
複数システムの連携、店舗と本部の連携、CADシステムとの連携などを実現するさまざまなシステム開発に対応可能です
当社にはMicrosoftに関連する開発経験が豊富なメンバーが揃っているため、Microsoft Azureの環境にシステムを構築する開発を得意としています。また、AWS(Amazon Web Services)を用いた環境にも対応可能です。
開発できるシステムは多岐にわたりますが、次のようなものは実績が豊富です。
・既存の他システムと連携するシステム
・海外を含む複数拠点で運用される中規模〜大規模システム
・フランチャイズチェーンなどの店舗と本部などを結ぶシステム
・タブレットなどのモバイル端末を利用して屋外作業と連携を図るシステム
・AutoCADやその他3D-CADと直接連携するシステム
・Microsoft OfficeやMicrosoft 365をはじめとするMicrosoft製品と連携したシステム
現在、ほとんどの企業様には何かしらのシステムが導入されているでしょう。独自に開発したシステムを持たずとも、会計ソフトや各種の管理ソフトを使っている場合も多いと考えています。こうした既存のシステム環境がある中で、当社は複数のシステムの連携にまで対応可能です。
また、最終的な全体最適化を目指して、システムの一部を計画的に入れ替えていくプロジェクトの実績もあります。
さらに、VB(Visual Basic)6やVB5.5といった古い環境で作られたシステムの再構築、EXCELファイルのデータベース化などにも対応可能なため、幅広くご相談いただけますと幸いです。
複数部署を巻き込んで会社全体の業務効率を向上させるシステム開発を行います。まずはお客様の課題と業務実態をお聞かせください
以下では、業務システムの開発実績を紹介します。
【常石造船株式会社様】
鋼材の予量管理から加工システムとの連携を実現する管理運用システムを、日本、上海、マレーシアの3カ国の拠点で連携運用できる形で開発しました。開発のポイントは次の通りです。
・複数拠点からの安全な同時アクセスのためにプライベートクラウドシステムを利用
・ロールモデルを採用し、ユーザー単位、部署単位で利用できる機能を選べる仕組みを構築
・Windows認証を採用し、社内ユーザー管理システムとの連携を実現
・コストが高いOracleデータベースからMicrosoft SQL Serverに移行
・関連するシステムの再構築による影響を吸収できるインターフェースを定義
本開発においては、設計部のみならず情報システム部の業務実態も調査し、複数の部署の業務効率を同時に改善できるシステムを設計しました。本システムにより、設計部のメンバーが本来の業務である設計に集中できるようになり、情報システム部における問い合わせ対応コスト軽減も実現できたとのお声を頂戴しております。
【道路附属物点検支援システム】
Excel ファイルの点検調書を一括でデータベース化し、施設諸元、点検結果票、損傷記録の管理から、新しい点検調書や総括票の出力までトータルに管理するシステムを開発しました。開発のポイントは次の通りです。
・現場課題をトータルに解決できるシステムを目指して業務観察・行動観察を徹底して実施
・Android端末でのAR(拡張現実)機能を利用し、点検対象の位置の特定を実現
・各種調書の作成をサポートする機能を実装
EXCELファイルをデータベース化したことで情報の検索性が向上し、各種文書の出力まで1つのシステムで対応できる環境を実現しました。
このように当社は幅広い業務システムの構築に対応できます。また、昨今重要なデータ分析やIoTの技術を取り入れたシステムの構築も可能です。高速道路に関する研究で使用されるシステムを開発した際は、映像から交通量と振動を測定し、高速道路の長寿命化に役立つデータ収集がものを開発しています。お客様の業務課題および業務の実態を出発点として、複数の部署を巻き込む形で会社全体の業務効率を向上させるようなシステムの提案ができます。