特定分野のプロフェッショナルたちが、営利に縛られず社会の役に立つことを目指して設立されたという一般社団法人Honmono協会。純粋に「世の中の役に立ちたい」というモチベーションの高い人材が集まり、技術力やノウハウ、そして時間も惜しげなくお客様に提供しているという、たいへんユニークな成り立ちの団体です。 個々に活動していたクリエイターたちが一つのプロジェクトに参加して他の分野のクリエイターやプロデューサーと仕事をすることで、切磋琢磨し合ってスキルアップしていく相乗効果も生まれているそうです。 「非営利法人」である理由は、デザイナー出身でブランディングの専門家のHongkyun Yang氏によると「会社組織では利益が優先され、乗り越えられない問題がいろいろとあります。お客様の希望に合わせて変えられないこともあります。また、時には気が進まないこともやらなければならず、モチベーション高く取り組めないこともあります。しかし、当団体ならそのようなことはありません」とのこと。 プロジェクトベースでやりたい人やその分野の専門性を持った最適なプロフェッショナルがチームを組んで対応するシステムです。「本気でやろうよ」という想いを一つにするメンバーたちが対応するから心強い、おのずとより良いものができる、ということのようです。 「まずはお客様に対して何ができるか、貢献することをベースに考えます。お金は、役に立てば自然についてくるものという認識です」（クリエイティブ・ディレクター 土屋 公平氏）との考え方も素晴らしい考え方だと思います。 その一例として、定時制高校の生徒から依頼された卒業記念動画のお話をご紹介くださいました。「予算は2万円」と聞き、超一流の制作陣には低すぎるのではと思いましたが、「生徒たちは、制作資金を必死になってかき集めて依頼してくれたのだと思います。『生徒たちの一生の想い出になるのだから、やらない？』と皆に声をかけて、制作しました」（代表理事 三井所 健太郎氏）。 まさに、これが非営利法人だからこそできる、団体の取り組み方なのです。 ぜひお問い合わせいただきたい会社のひとつです。