実績工数を把握
該当の図番を生産する為の工程ごとに、標準時間を設定し、工程に対する実績工数を把握する。
標準時間と、実際時間との対比から指導等の対策を講じる。
標準時間は科学的分析手法に基づき、各作業時間をストップウォッチを利用して測定した。
生産性向上
同一工程において、複数担当者が作業した場合、どの担当者が一番効率的であったかを把握し、人事考課として利用。
これにより社内担当者ごとの前向きな競争があり、生産性向上を図っている。
生産性の高低を分析
担当者ごとに、当月の就業予定時間を登録させ、これと実績を比較し生産性の高低を分析する。
時間短縮
就業予定時間に対し、実際にものづくりをした時間以外(間接時間と呼称)も把握できる仕組みであり、各間接時間の内容ごとに工数分析し、時間短縮させる取り組みを実施。
例えば、会議の時間、前工程手待ちの時間等が集計されており、取組としては、会議時間の圧縮という風に活用。
手袋を外さず実績入力可能
板金、機械加工、溶接の現場では100%軍手等、手袋を着用している。
そのため、ペンタブレットを現場に設置し、手袋を外さずとも実績入力ができる仕組みとしている。