電子計測器、及びコンピュータ関連機器の販売を手がける専門商社の穂高電子株式会社様。社員数77名(2011年8月現在)の同社は、営業などの社員のスケジュール管理や、会社から社員へ業務指示を送る行動管理システムを導入することになりました。そこで、まず検討したのがSales Forceなどのパッケージ。
しかし、使いそうもない機能がたくさんある一方、基幹系システムと連携したいのにそれが難しく、カスタマイズするとさらに高価格となることが判明しました。そこで、スクラッチ開発を検討することになり、当社にご相談いただきました。
同社は拠点が多く、どの拠点でも本社とクライアント/サーバシステムが構築できることが不可欠の要件でしたが、「uniPaaS」はそれに最適でした。
営業活動のスケジュール管理のために、顧客や商品などのマスターをあらかじめ用意して、社名などをいちいち入力しなくても済むように設計。そして、当初の開発目的であったスケジュール管理機能が完成すると、せっかく用意したマスターを活用できる見積もりおよび請求書の発行、営業活動の結果としての売上管理など、一連の営業活動に拡張できることがスコープに入ったのです。
そして、この一連の営業活動支援システムは、特に中小・中堅企業にとって使い勝手がよく安価な製品に仕上がることが見えています。穂高電子様の独自パッケージとして製品化することを検討しています。