山田&パートナーズ様は、企業や個人に対して税務コンサルティング、会計サポート、財務戦略の策定など幅広いサービスを提供する日本トップクラスの総合型税理士法人です。 同社ではコーポレートリブランディングに伴い、Webサイトのリニューアルが必要とされていました。この度当社では、同社が導入を決定した CRM・CMSツールの HubSpot を活用したコーポレートサイトリニューアルの実施と一部開発による HubSpot 利活用支援をいたしました。
■企業リブランディングの方針を目に見えるWebデザインにアウトプット
今回、リブランディングは他社が担当しました。当社では完成したロゴなどの情報をもとに Webデザインにブランディングを反映する部分でバリューを発揮しています。
難易度が高い「ブランドコンセプトのUIデザイン化」ですが、ターゲット顧客のペルソナやニーズ、その人たちにどんな企業として認識されたいかを深堀りしつつ、多数のパターンでムードボードを作成しました。クライアントの頭の中にあるイメージとデザインアウトプットの違いをセッションの中で明確にして修正。これを繰り返すことで、段階的にデザインを作り上げていきました。
■HubSpot への CMS 移行品質は保ち管理負担がかからないサイトを構築
旧サイトは WordPress で構築されており、リニューアルにあたっては HubSpotCMS への移管対応をいたしました。
既存コンテンツの移管はもちろん、新規コンテンツの追加や管理がしやすくなる構築を意識しました。
HubDB と CMS API を活用することで、コンポーネント化したコンテンツを組み合わせて簡単にページを作成できるようにしています。クライアントは HubDB にテキストを入力し、管理画面でセクションを選択するだけでページの作成が可能です。自動でデザインルールに沿った形で反映されるため、CSS や HTML での UI 調整も不要に。運用の効率化とともに、表示崩れやルールを逸脱したデザインのページができてしまうことを防ぐことにも繋がっています。
■エンジニアのアサインでCRM としての HubSpot 活用も支援
HubSpot の活用において同社が検討したのが、既に利用していた名刺管理ツール「Sansan」との顧客データの連携です。
HubSpot には Sansan との連携を簡単に行うことのできるアプリがあり、当初はそのアプリでの連携を検討していました。しかし、アプリの仕様上希望するデータを完全に取得することができないことが判明。そこで当社のエンジニアが HubSpot のワークフローのカスタムコード機能を活用することで、アプリでは取れないデータを追加で取得できるように開発いたしました。 サイト制作にとどまらず、HubSpot 全体の利活用にも貢献することができました。