クライアントは年に一度の大規模リアルイベントを目前に控えていましたが、運営の最終調整段階で「来場者の入退場を管理する仕組みが必要」という新たな課題が浮上。紙ベースでの運用では混乱が予想され、急遽、専用のチェックインアプリの開発が求められました。
当社ではまず、最小限で動作可能なチェックインアプリの設計から着手。ユーザー情報の登録、QRコード生成、読み取り・認証機能、リアルタイムの入退場データ集計といった必須要素をピックアップし、FirebaseとFlutterを活用してマルチデバイス対応のアプリケーションを構築しました。
また、ネットワークが不安定な会場環境を考慮し、オフライン時でも動作可能なキャッシュ機能と、自動再同期機構を実装。現場オペレーターはiPadとスマートフォンを併用しながら、スムーズに来場者の受付処理を行うことができました。さらに、入場データは管理者向けダッシュボードにリアルタイムで表示され、現場リーダーによるモニタリングも実現。
結果として、開場時の待機列は過去最短で解消し、主催者・来場者双方から「これまでにないほどスムーズだった」と高い評価を獲得。事後アンケートでは運営満足度が前年比で大幅に上昇し、来年以降のイベントでも継続導入が決定しました。