大型フードイベント開催直前に、「紙パンフでは情報が届かない」「現金決済では渋滞が発生する」という課題が顕在化。短期間でイベント公式アプリを開発することに。FlutterでマルチOSに対応し、UIはパンフレットと連動したデザインにすることで、スタッフにも説明不要な直感的操作を実現。
モバイル決済機能はPayPay SDKを導入し、ブースごとにQRコードを発行・管理。さらに、ユーザーがブースを回るたびにスタンプが貯まるデジタルラリー機能や、リアルタイム混雑状況の可視化機能も実装。短期間ながら、各ブースと密に連携しながら進行。
アプリの利用者は全体の7割を超え、紙の配布数も半減。来場者の動線が分散し、回遊性が向上した結果、平均購入単価も上昇。イベント後の満足度調査では、「アプリがあったことで回りやすくなった」との声が多数寄せられた。