開発担当者からのメッセージ
1963年にトヨタ自動車様のサービスパーツと呼ばれる補給部品の入出庫保管業務を請け負ったことから事業がスタートした当社。その後、長きにわたって高い信頼性と高品質、安定稼働など高いレベルが要求される物流システムを開発してきました。
現在では、トヨタ自動車様向けの物流システムの構築・開発で培った知見や経験をもとに、業種・業界を問わずに業務システム、Webシステム、アプリ開発にも注力しています。特に、業務システム開発では、実際にシステムが使われる「現場での運用」を重視し、「どういった使われ方をするのか」をお客様と一緒に明確にしてからシステムを開発しています。そうすることで、お客様の現場で確実に使われるシステムを開発することを心がけています。当社のアプリ開発の詳細は、以下の特長や会社情報をご覧ください。
ハンディターミナルをAndroidアプリ化し、業務システムと連携できるシステムを開発しています。
物流システムの開発では、荷物のバーコードを読み取るハンディターミナルを活用して、倉庫の入出庫を管理するシステムの構築なども手がけていました。このハンディターミナルには、おもにWindowsベースのOSが搭載されている場合が多いのですが、お客様の中には、専用端末となるハンディターミナルとスマートフォンと専用アプリで利用したいという要望も多くありました。
そこで、当社では、Androidアプリの開発にも着手しています。倉庫の入出庫を管理するシステムは、在庫管理や受発注管理など、基幹システムとも連携するため、在庫確認や受発注履歴の確認などもスマートフォンでもできるようにしなくてはなりません。
単純に荷物のバーコードを読み取って記録できるといったアプリではなく、当社は基幹システムと連携して業務に活用できるさまざまな機能を備えたアプリの開発が可能です。お客様のご要望に合わせて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
ペーパーレス化と効率化を実現した出勤管理アプリも開発。AIなど最新技術を組み込んだアプリの開発もお任せください。
当社では出退勤管理のアプリも内製し、自社内で活用しています。当社の物流センターではパート社員も多く在籍していますが、従来、出退勤の管理は紙の予定表で確認していました。そのため、パート社員も含めた従業員の急な出勤予定の変更など、柔軟に対応できないなどの問題がありました。
そこで、スマートフォンアプリを開発。スマートフォン上から「水曜日は休みたい」「13時で退社したい」といった予定を、パート社員・従業員が自身で登録し、それをもとに管理者がシフト表を作成できるようにしました。
このようなスマートフォンアプリを開発したことで、紙ベースの予定表配布を止め、スマートフォンに予定表を配信できるようになりました。ペーパーレス化と効率化を実現するこのアプリは現在、自社の4つの物流センターで安定的に運用しています。この仕組みは物流業務にかかわらず他の企業でも活用できます。さらに、現在このスマートフォンアプリにAIを組み込んで、より最適なシフト表を作成するといった試みにもチャレンジしています。AIなど最新技術を組み込んだアプリの開発も当社にご相談ください。
「アプリは現場の作業をサポートするもの」、現場の運用をしっかりと決めてからアプリに落とし込んでいきます。
システム構築において、パッケージシステムを導入するだけでは、機能面で足りない部分があったり、余分な機能があったりして業務がうまく回らないことが多くあります。これは、実際の業務の流れを把握せず、「システムに業務を合わせる」という考えで導入したときに起こりがちです。
このことはアプリ開発においても同じです。当社では、現場がどのような業務フローなのか、それに応じて、どのようなアプリが求められているのかを明確にしてから開発するよう心がけています。それをしないままにアプリを開発すると、現場の業務にそぐわない、「使いにくい」アプリ、「使われないアプリ」となってしまうのです。
お客様のご要望をヒアリングすることは、どの開発会社でも行うことですが、当社は「現場の運用」を明確化することを重視しています。「この現場には、このような機能が必要だ」と理解できるところが強みだと考えています。お客様の「かゆいところに手が届く」ご提案ができます。「アプリはあくまでも現場の作業をサポートするもの」という考えのもと、現場の運用をしっかりと決めてからシステムに落とし込んでいます。