長年運用されてきた販売管理システムを、Next.js + Go の構成でフルリプレイスした事例です。既存の Oracle Database をそのまま活かしつつ、受発注・在庫・取引先管理を1つのシステムに集約し、日々の業務を止めずに移行しました。
※ 発注元企業様のご意向により社名は伏せております(製造業 / 工業部品)。
背景・課題
既存の販売管理システムが老朽化し、機能追加や他システムとの連携が難しくなっていました。受発注業務は日々動いているため、現行踏襲と改善のバランスを取りながら段階的に移行する必要がありました。
対応内容
- 受発注管理(見積・受注・発注・進捗)
- 在庫管理(入出庫・棚卸)
- 取引先マスタ管理
- 帳票の画面出力・PDF ダウンロード
- 設計 / フロントエンド / バックエンド / インフラまで一貫して担当
- develop / main の2環境構成を用意し、検証環境で確認してから本番反映する運用を整備
技術構成
- フロントエンド: Next.js / React / TypeScript / Chakra UI
- バックエンド: Go(gorilla/mux、JWT 認証、Swagger による API 仕様管理)
- データベース: Oracle Database(既存の基幹データベースへ接続)
- インフラ: AWS(VPC / ECS / ALB、フロントは S3 + CloudFront)
- IaC: Terraform(dev / prod をディレクトリ分割し、リモートバックエンドで状態管理)
- 実行環境: Docker / Docker Compose
ポイント
既存業務のヒアリングと画面単位の棚卸しから着手し、「今の運用のまま移すところ」と「この機会に整理するところ」を切り分けてから開発に入りました。データベースは既存の Oracle をそのまま利用する方針とし、移行リスクとコストを抑えています。