こんにちは、発注ナビです。
2016年がすでに半分過ぎようとしています!今年も新しいITキーワードが続々登場。個人的には「MarTech(マーテック)」などが気になっていますが、それはまた別の機会に…今回はすでにだいぶ広まってきた感じもある「FinTech(フィンテック)」というキーワードに改めて注目してみます。金融系のシステム開発実績も豊富な実力派企業・アンサー(東京都千代田区)の戸久世さんと話をしてみました。
あなたの手のひらにある、フィンテック。
発注ナビ:
FinTech(フィンテック)とは、Financiai Techonology(ファイナンシャル・テクノロジー)を短くした呼びかた。日経新聞では2014年に初めて使われた言葉だと言われています。日ごろの生活では聞き慣れませんが、とはいえだいぶ身近になってきた気も。
戸久世さん:
そうですね。フィンテックとは、ITを活用して新しい金融サービスをつくったり、これまであった金融サービスをもっとよくしたりすること。その考え自体は、1990年代からあるものです。
発注ナビ:
何といっても、2010年あたりからスマホ・タブレットが普及したことは大きいですよね。ITを使った金融サービスが、一気に身近なものになった。
戸久世さん:
たとえばネット決済ですね。ネットショッピングの代金支払いが、スマホやタブレットでもできるようになった。いわゆるモバイル決済ですね。それから最近使っている人もだいぶ増えているのが、クラウド家計簿。カードの明細やネット決済の履歴を自動で集めてくれて、自分がどこでどれだけお金を使ったかをもれなく把握できる。
発注ナビ:
節約しようと家計簿をつけはじめても、面倒になってだいたい途中で挫折。だから、クラウド家計簿のサービスが登場したのにはちょっと感動でしたね。まさに欲しかったサービスです。スマホやタブレット、まさに私たちの手のひらでフィンテックを利用できていると。
戸久世さん:
そのほか、最近アメリカなどでは電子カードも注目されてきていますね。クレジットカードを何枚もたくさん持っていると管理が大変です。財布もかさばります。それを一枚のカードにまとめるサービス。
発注ナビ:
そういえば、フィンテックとは少し違いますが、お店でもらうポイントカードも本当にたくさん溜まっていて、あれも一枚にまとまるとうれしくないですか?ITを活用すれば、できることはまだまだありそう。
戸久世さん:
まだ有名でないものも含めれば、ITを活用した便利な金融サービス、フィンテックは本当にたくさん登場しています。私たちの生活とおカネは、切っても切り離せないもの。もっといろんなフィンテックが普及するとうれしいですよね。
経営者、起業家の皆さんの「志」に応えること。
発注ナビ:
アンサーさんは1991年、日本でインターネットが普及しはじめる直前くらいに設立され、それ以来、銀行・証券・保険系のシステム開発をたくさん手がけていますね。そう考えると、長年フィンテックに関わってきた会社と言えます。
戸久世さん:
大手金融機関向けのシステム開発もいろいろと行っていますが、まだ新しいベンチャー企業の経営者さんや、中小企業の方から相談を受け、一緒にアイデアを考えたり、新しいシステムをつくったりすることもありますよ。
発注ナビ:
今はどんなビジネスを立ち上げるにも、ITのチカラは欠かせません。とはいえITの専門家ではない経営者や、起業家の皆さんは、「じゃあ誰に相談したらいいのだろう?」となりますね。「こんなことを相談してもいいのかな?」と気がひける感じもあります。
戸久世さん:
新しいサービスやビジネスを、ITのチカラで実現していくというのは、確かに簡単なことではありません。しかし、志をもった経営者や起業家の皆さんの話を聞いて、できる限りチカラになりたいとは常に思っています。
フィンテックはもちろん、その他のテーマでも、「ITの会社と一緒にこんなことやってみたい」というアイデアをお持ちなら、ぜひお聞きしたい。そういったオープンな姿勢を、私たちは大切にしています。
テクノロジーだけじゃない。安心と信頼が大事。
発注ナビ:
アンサーさんは、金融以外にもメーカーや流通、小売、教育系業種のシステム開発にも実績がたくさんありますね。どんな企業も今、「ITのチカラを活かして事業やサービスを発展させたい」という思いは強いと思います。ITの専門家として、お客様の相談に乗るときや、依頼を受けるときに大事だと考えていることは何ですか?
戸久世さん:
技術力はもちろん、安心感や信頼感を大切にしています。たとえば、ある企業さんが何か新しいシステムを導入するとなったとき。プロのシステム開発会社として、性能のよいものをつくるということは当然大事です。しかし、そのあとが本当はもっと大切だと考えています。
提供したシステムを、どれだけ長く便利につかいこなしてもらえるか。そのフォローをし続けることで、システム導入の効果は明らかに違ってきます。特に中小企業やベンチャー企業、スタートアップの企業さんは社内にシステム担当者がいらっしゃらない場合も多いですね。
私たちのような開発会社が、事業発展のパートナーとなってシステム活用を継続的に、きめ細かにサポートしていく。その姿勢をつらぬき、充実したサービス体制づくりに設立以来取り組んできました。
発注ナビ:
ITのプロとして、事業やサービスを一緒に育ててくれる。経営者や起業家の皆さんにとって、そんなパートナーに出会えることは心強く、大きな安心や信頼が生まれますね。
戸久世さん:
事業やサービスの立ち上げをお手伝いする場合、私たちがどこまで貢献できるか、まずはやってみないと分からないことも多いです。だからこそ面白いし、エンジニア集団として、新しい経験のなかで学べることもたくさんあります。
IT以外の事業をしている会社の経営者や、社員の方ともたくさんお会いし、新しいサービスやビジネスについていろいろ話し、情報や意見を共有するようにしています。まずは話をすることがスタートですね。
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いかがでしたか?フィンテックはもちろん、いろいろなテーマやキーワードで話ができるアンサーさん。大手企業向けの大規模なシステム開発実績も多いのですが、「ITのチカラで、何か新しいことをはじめてみたい」という相談や依頼にも応えてくれます。ITのチカラを信じるなら、まずは頼れる会社にアクセス。次回ご紹介する会社さんもお楽しみに!
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