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安全性・信頼性の高い環境のもと、 Google Cloud の最新技術を用いた生成AI、データ分析、アプリケーション開発・構築が可能――株式会社トップゲート

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株式会社トップゲートの扉画像

自社の業務システムやWebサービスをGoogleの技術で構築してみませんか?
株式会社トップゲートは、そんなお客様を力強く支援するシステム開発会社です。Googleが提供するクラウドサービス Google Cloud は、 Gmail や YouTube などで培った安全性・信頼性の高いシステムインフラを自社のシステムで使うことができます。さらに、最新のデータ分析プラットフォームやAIプラットフォームなども利用できるなど、自社のシステムをより使いやすく高機能にしたいと考えているお客様にもピッタリ。また、既存のシステムを Google Cloud に移行するだけでも大きなメリットを享受できます。
今回はそんな注目のクラウドサービス Google Cloud について、株式会社トップゲートの石原氏に詳しくお話を伺いました。

 

自社システムの構築に使える安全・安心のプラットフォーム Google Cloud とは?

――  Google Cloud について教えてください。

株式会社トップゲートの石原氏

執行役員 営業部長
石原 久弥氏

トップゲート石原氏: 皆さんはGoogleと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。インターネット検索サービス、 Google Maps (地図情報サービス)、 YouTube (動画共有サービス)、 Gmail (メールサービス)、あるいは Chromebook や Android 端末といった商品やOS、昨今では Gemini のようなAI開発をイメージする人もいるかもしれません。

Googleからは、これらの個々のサービスだけでなく、そうしたサービスで培ったシステム運用基盤の利用もサービスとして提供されています。それが Google Cloud です。

経理や営業支援などの業務用システムを企業が導入する際には、システムソフトウェアを動かすためのサーバー環境や接続のためのネットワーク環境といった、いわゆるシステムインフラが必要になります。そのシステムインフラとして Google Cloud を利用することができます。

当社はこれまでに Google Cloud を使ったシステムインテグレーションや、 Google Cloud 上でのデータ分析、アプリケーション開発、さらにはAIの導入&活用などのソリューション開発を多数手掛けてきました。

その実績はGoogleからも評価されており、当社は「 Google Cloud Partner of the Year in 2024 」のExpansion:Japan部門において賞を受賞しています。

 

―― 御社はいつ頃から Google Cloud を使った開発を手掛けているのでしょうか。

石原氏: 当社は2006年に設立され、システムインフラの構築やシステムソフトウェアの開発といったシステムインテグレーションを扱っています。そして2013年に Google Cloud のサービスパートナー契約を締結しました。

Google Cloud は、ライバルであるアマゾンのAWSや、マイクロソフトのAzureに比べると国内では後発のサービスであり、当時はまだそれほど世の中に知られていませんでした。それだけに当社は、 Google Cloud を使った開発では国内で古参の開発会社と言えます。その分、経験も豊富で、これまでに多数のシステムを Google Cloud 上で開発しています。

 

―― システムを導入する企業にとって Google Cloud を利用するメリットはどこにあるのでしょうか。

石原氏: メリットはいろいろあります。まずは柔軟な使い勝手です。 Google Cloud のようなクラウドサービスではハードウェアが抽象化されているため、ユーザーは物理的なコンピュータ、メモリ、ストレージ等を意識する必要がありません。必要なコンピューティングリソースを契約して利用でき、また途中でリソース量を自在に増減できます。

利用を止めたいときも、 Google Cloud ならば契約を変更、あるいは解除すればよいだけ。オンプレミス(サーバー機器などのハードウェアを、使用者の管理する施設内に設置して運用すること)に比べると、遥かに手軽です。

また、QoS(Quality of Service)の高さも魅力です。 Google Cloud の基盤には、Googleがこれまでにさまざまなサービスを提供する中で培ってきたさまざまなノウハウがフィードバックされています。そのため Google Cloud の各種サービスのQoSは非常に高く、処理能力や回線のスピード、ダウンタイムの短さ、セキュリティの高さなど、その品質と信頼性は絶大です。ちなみに、オンプレミスでこれを実現するには、冗長化したハードウェア構成が必要だったり、自社に専任のサーバー管理者が必要だったりして、コストもかさんでしまいます。

さらに、それらの環境に最新技術が提供されているのも Google Cloud の大きなメリットと言えるでしょう。データ分析基盤である BigQuery や、生成AIとしても話題の Gemini など、 Google Cloud の持つさまざまな最新技術が、サービスとして提供されており、 Google Cloud 上でシステムを構築する際に、それらのサービスを利用することが可能です。直近では「自社のシステムでAIを活用したい」というご要望も増えています。

 

――  Gmail や YouTube でも使われているような品質のコンピューティング環境が使えるのは、確かにとても魅力です。ビッグデータの分析やAIの活用なども、システムをより便利で使いやすいものにしてくれそうで期待が持てますね。

 

新規システムの開発はもちろん、既存システムを Google Cloud に移行するだけでも大きなメリットあり! クラウドへのマイグレーションも検討するべき

―― 実際に Google Cloud を利用するとしたら、どのようなケースが考えられるでしょうか。

石原氏: システムソフトウェアを新規に開発・導入する際はもちろんですが、既存のシステムを Google Cloud に移行させるだけでもメリットを享受できます。オンプレミスからクラウドへのマイグレーションです。

マイグレーションにはクラウドリフトとクラウドシフトがあります。クラウドリフトは既存システムをそのままクラウド上に移行させること、クラウドシフトは既存システムに手を入れてクラウドに移行させることを指します。

当社が手掛けたクラウドリフトの一例をご紹介しましょう。

 

【お客様:PIVOT株式会社様】

 

お客様はPIVOT株式会社様で、映像番組を軸としたビジネスメディアを運営しております。新時代のマインドセットとスキルセットを高める映像・活字コンテンツを毎日 YouTubeWebアプリで配信しております。2022年3月のiOSアプリローンチから、国内のデータセンターに物理サーバーをホスティングし、その上でサービスを展開しておりました。その当時、以下のような課題と懸念点をお持ちになっておりました。

 

  • 1台の物理サーバーが単一障害点となる。
  • 想定を超えたサービスアクセスなど一時的なスパイクが起きた場合の人的対応が必要
  • バッチの運用や脆弱性への対応を自ら、メンテナンス時間をとって行う必要がある
  • 昨今のマネージドサービスで展開されているような、3rd partyの技術の取り込みの実装が困難
  • 学習コストの高さから、エンジニア採用へのマイナス影響

 

上記の課題解決を目的に、オンプレミス環境からクラウド環境へAWSと Google Cloud での比較検討の上で、「安全性」「金額」「将来性」の三点から Google Cloud +トップゲートでのクラウドリフトすることに決めました。そしてクラウドリフトの結果、サービスの可用性が大幅に改善し、エンジニアの工数を削減することとエンジニアの採用にも効果を得ることができました。

 

―― クラウドに移行したことで、エンジニアの採用にも効果を得られるというのは、昨今ではコロナ禍が明けてもエンジニアは在宅ワークのニーズも増えているので、遠隔地からも安全に接続して利用できるメリットは大きそうです。

 

グーグルのAIを自社のシステムで利用するのはハードルが高そう……。そんなお客様の心配を払拭するためのトップゲートの3つの取り組み!

―― AIを自社のシステムに活用したいというお客様は増えているのでしょうか。

石原氏: はい。最近では、生成AIをBtoBのサービスや自社のシステムに利用したいといったご相談が数多く寄せられています。

 

―― なかなか踏み切れないお客様も多いのではないでしょうか。

石原氏: そうしたお客様の不安を払拭するため、当社では次の3つの取り組みを実施しています。

 

 

●Gen AI WorkShop

生成AIを活用することは決めているものの、どこから始めたら良いのか迷っていらっしゃるお客様に向けて、ハンズオンによるAI体験の場をご提供します。実際にどのようなことができるのか、どこまでできるのかを体験していただき、導入への足がかりとしていただけます。

 

●Gen AI PoCの検証

実際にAIを使ったプロトタイプを作って、お客様のアイデアやニーズを実現可能かどうか検証します。より具体的に、どのように実装して、どのような結果が得られるかがわかります。

 

●Gen AI Hackathon

AIの活用アイデアを競う催しです。AIを使って何をするのか、他のチームと競い合うことで、いろいろな手法を参考にしたり、自社のアイデアを整理したりする場としてご活用いただけます。

 

―― お客様からの反響はいかがでしょうか。

石原氏: 実際にAIを体験できるハンズオンは人気で、希望されるお客様も増えています。またPoCも、この後ご紹介するサンゲツ様の事例を皮切りに、昨年から積極的に取り組んでいます。直近のHackathonでは、参加20社がアイデア競う形で開催されました。当社は、このAIの領域において、 Google Cloud パートナーの中でも最先端で伴走支援しているものと自負しています。

 

―― サンゲツ様では、PoCで、どのような検証をされたのでしょうか。

 

【お客様:株式会社サンゲツ様】

 

石原氏: 株式会社サンゲツ様は、カーテン、壁装材、床材、椅子生地、ラグなどのインテリア商品を販売する会社です。同社では、アイテム数にして20,000点以上の壁紙製品を扱っています。そうした壁紙は従来から見本帳で閲覧できていたのですが、そうではなく、壁紙の写真を撮影して、類似の検索できるようにしたいというご要望がありました。

AIを使った画像認識で解決できるのではないかと、 Google Cloud が提供する機械学習関連プラットフォームである Vertex AI を使ってPoC(Proof of Concept:アイデアや技術の実現可能性検証)を行い、採用されました。データをチューニングし、より精度の高い結果が出るようなモデルを作成しています。 結果を受けて、現在、システムにAIを採用する方向で話が進んでいます。

 

―― 実績もどんどん積みあがっていっていますね。

石原氏: はい。自社のシステムでAIを活用したいというお客様は、ぜひ一度、当社にご相談ください。豊富な経験とノウハウで、お客様のご要望に沿った最適なご提案をさせていただきます。

 

同等の品質を持つシステムインフラを揃えるなら Google Cloud が有利。予算についても、ぜひご相談ください

――  Google Cloud の魅力はよくわかりました。あと気になるのは予算です。

石原氏: 料金はどのような構成で利用するかによって変わります。絶対的な金額で比べることにあまり意味はないかもしれませんが、 Google Cloud の中でも、サービスによっては月額数千円から利用できるものもあります。

Google Cloud と同等のクオリティを持つシステムインフラを自社施設内に持つには、ハードウェアの購入や専門知識を持つスタッフの人件費などで、相当な予算を割かなければならないでしょう。

当社は Google Cloud のパートナーでもあり、 Google Cloud においても割引料金での利用が可能です。予算面についても、ご相談いただければと思います。

 

―― ありがとうございました。

 

 

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