自社のビジネスをデジタル化したいと思っても、「うちの商売は独特で複雑だからEC化は難しい」とあきらめてはいませんか。多様化・複雑化するビジネスを「Eビジネス」として進化、加速させるには、柔軟性と拡張性に優れたECプラットフォームが不可欠です。
株式会社UZEN様の「G1 commerce」は、ECモールやB2B、オムニチャネル、越境EC、レンタルビジネスなど、さまざまなビジネスモデルに柔軟に対応し、多様なEビジネスを実現するECプラットフォームです。同社のセールス&マーケティング部 伊藤 健氏に、「G1 commerce」を活用して、どう多様化するEビジネスを実現するのか、お話しを伺いました。
さまざまなEビジネスに対応可能なECプラットフォームが「G1 commerce 」
―― 御社は、国内でのECサイトの構築や越境 ECサイトの構築、海外ビジネス展開のコンサルティングと支援など、さまざまな事業を展開していますね。御社の強みをひと言で示すとすれば、どのようなものでしょうか。
UZEN 伊藤氏 当社には、日本と東アジアで20年以上にわたってEC市場を牽引してきたエキスパートが集まっています。そうしたエキスパートの豊富な経験とノウハウをベースにした多彩な「提案力」とプロジェクト「推進力」が当社の強みです。
ビジネスモデルはお客様ごとに異なり、なかにはECで事業展開するのが難しいと思われるケースもあるでしょう。そういったお客様に対しても、豊富な経験とノウハウをもとにECとして展開できる方法をご提案し、それを実現し、お客様の課題を解決していく、それができるのが当社です。お客様の新しい可能性をとことん広げることができるのです。
なぜ当社ではそんなことができるのか。それは、さまざまなビジネスモデルに柔軟に対応できる独自開発のECプラットフォーム「G1 commerce」があるからです。多くのECサイトが利用している汎用的なECパッケージでは対応できないような、複雑なビジネスや特殊な商材やサービスを提供している事業者様、一般的なECとは毛色の異なるECビジネスで課題を抱えているお客様は、ぜひとも当社にご相談いただきたいと思っています。「うちのビジネスをECで展開したいけど実現できる仕組みがないので悩んでいる…」。そんなお客様に、ぜひおすすめしたいのがG1 commerceです。
―― すると、G1 commerceが御社の強さの秘密とも言えますね。その特長を教えてください。
伊藤氏 まずは、国内にも越境ECなど海外にも対応するECプラットフォームであることです。将来的に海外への展開をお考えのお客様にとって、シームレスに海外展開(越境EC)を実現できることはメリットになります。海外向けサイトを別で構築する必要が無く、国内の運用や業務を活用できるためです。G1 commerceはグローバルEC市場への進出を効率的に実現します。
もちろん海外展開のビジネスモデルに対応できることだけではありません。お客様のビジネスモデルは本当に千差万別で、例えば、独自のECモールを構築してテナントを集めて、出展料や手数料などのECモールビジネスを大々的に展開したいとお考えのお客様もいらっしゃるでしょう。
G1 commerceは、独自ECモール、B2BのEビジネス、実店舗とECを連携させるオムニチャネル対応(O2O/OMO)、レンタルビジネスなど、さまざまなEビジネスモデルに対応できる「柔軟性」と「拡張性」が特長です。
いわゆるヘッドレスコマースのアーキテクチャを採用しており、デザインとロジックを分けて構築できることから、開発スピードや品質向上を図ることができます。また、APIを多数用意しており、様々なデータを柔軟に連携できることから、外部システム連携や外部サービスの連携実績も多いです。これも柔軟性や拡張性を実現している理由のひとつです。
ECモール、B2B、オムニチャネル対応(O2O/OMO)、ECシステム選びに迷ったらG1 commerceを!
―― なるほど、お客様のさまざまなビジネスモデルに柔軟に対応し、Eビジネスとしての展開を可能にしてくれるのがG1 commerceなんですね。例えば、どんなビジネスモデルに対応できるのですか。
伊藤氏 独自ECモールを構築したい、卸などの法人向けWEB受注ができるB2Bサイトを構築したいといったものから、すでに実店舗を持っている事業者がオムニチャネルでEビジネスを始めたい、さらには、越境EC、レンタルビジネスなどです。G1 commerceをプラットフォームとすることで、これらのEビジネスを実現できるようになるのです。
例えば、独自ECモールを構築したいというニーズでも、「テナント型ECモール」でテナントを集めてビジネスを展開したいというニーズもあれば、あるお客様が1社で複数ブランドのECショップを作りモール型で運営する「複数ショップ型ECモール」を構築したいというニーズもあるでしょう。G1 commerceなら、どちらにも対応できます。
テナント型ECモールでは、テナントへの出店料の請求・管理といった機能をはじめ、各テナントの商品情報や注文情報などもモール運営側で確認・管理することもできます。テナントが自社のECサイトを運営している場合には、そのECサイトとモールのショップを情報連携させることも可能です。
このようにECモールをどのように運営したいのか、その細かいご要望にもG1 commerceなら対応できます。こうした柔軟性は、EC業界20年以上の経験とノウハウがあってこそだと思います。
さらに、ECモール全体で海外対応することや、テナントごとに海外展開することもG1 commerceなら対応できますし、G1 commerceのモール機能を活用することで、お客様自身がECプラットフォーマーとしてEC構築サービスを提供するビジネスを展開することもできます。
―― B2BのECサイトでは、一般消費者向け(C向け)のECサイトとは異なるノウハウが必要だと思います。そこにもG1 commerceを活用するメリットがあるのですね。
伊藤氏 確かに、法人向けのWEB受注サイトには法人ならではの独自機能が必要です。例えば、会員登録の機能にしても、C向けのECサイトでの会員登録とは違い、法人向けなら登録項目も異なるし、登録プロセスも「申請→与信→承認→登録完了」というように複雑になります。さらに、お客様によってはプロセスや業務が異なるので、G1 commerceならそれらに細かく対応できます。
取引先ごとの卸価格設定や見積/請求・売掛の管理機能なども対応できます。B2Bサイトの場合、契約前の見積書発行の対応もECサイトからお客様自身で取得できるようにしたり、その見積書に連動する形で、契約(受注)までできるようにしたりとさまざまな工夫が必要です。そういったニーズに柔軟にきめ細かく対応できるのです。さらに、こうしたデータを基幹システムや請求管理システム(会計システム)、受注管理システムなどと連携させられるのもメリットです。
また、最近ではECでの売上げを伸ばすために、さまざまな工夫がされています。実店舗を展開しているショップなら、ECサイトと連携して会員を一元管理し、会員サービスを共通化することでサービス向上を図れます。さらに、店舗のPOSとECシステムを連携することにより、在庫一元管理や購入履歴(実店舗購入もEC購入も)やポイントの双方利用、マーケティングデータとしての活用を実現できます。
いわゆる「オムニチャネル対応(O2O/OMO)」での展開で、複雑なシステム連携が必要ですがG1 commerceなら問題なく対応できます。「実店舗POSとECシステムのデータ連携や一元管理ができていない。そろそろ何かしなければ」とお困りのお客様は、ぜひお問い合わせいただきたいです。
多言語・多通貨対応でシームレスに「海外対応・越境EC」を実現!
―― G1 commerceは、多言語・多通貨にも対応しているそうですね。越境ECを展開したいお客様には最適な機能ですね。
伊藤氏 標準機能で多言語・多通貨に対応しています。標準対応の言語は英語、韓国語、中国語、日本語の4か国語です。エンドユーザー様側で言語を選択してサイトを利用することもできますし、言語ごと国ごとにサイトを分ける、ドメインやサブドメインで分けるなど、見せ方や形は柔軟に選択できます。
それから利用者側だけでなく、運用者側の画面も多言語対応しています。例えば、商品登録の担当者が英語圏の人なら、管理画面を英語で表示して商品情報を英語で登録できます。現地法人でシステムを運用するときも、現地の言語に設定して作業できます。管理画面が多言語対応できているのは、G1 commerceの特長です。
海外対応や越境ECで難しいのは、決済や物流です。モノを運ぶにしても、商品をどこからどこへどの配送会社で送るのか、現地拠点(現地倉庫)があれば、一度集約して個配するのか、配送の形だけでも日本とは異なります。また、連携するシステムは日本のシステムなのか現地のシステムなのかなども考えると、日本だけで展開するよりも難易度は確実に上がります。越境ECなど、一筋縄ではいかないECビジネスで課題を抱えているお客様は、ぜひご相談ください。
もうひとつ、少し変わったビジネスモデルとしてはレンタルビジネスがあります。注文(決済)してモノを届ける、までは物販と同じですが、「レンタル」は貸して「返してもらう」プロセスが入ります。返却後、商品に傷や汚れはついていないか、再利用できるかなど、商品の品質管理をしなければなりません。状態によってランク付けしての管理が必要なこともあります。料金体系も、毎月固定なのか、使った分だけなのか、プランは複数なのか、組み合わせるのか、などさまざまです。さらに、レンタル延長も考慮が必要です。これらにもG1 commerceの柔軟性と拡張性なら対応が可能です。
―― 他にもG1 commerceのユニークな活用事例があれば、教えていただけますか。
伊藤氏 モノではなく講習会、勉強会やセミナーの申込サイトのご提案もしています。「何月何日何時から、どこの会場で料金いくらの講習です」の申込と決済ができるサイトです。セミナー会場や講習を商品に、座席数を在庫に、申込を注文と見立てます。一般的なECとは異なりますが、会員管理、商品管理、注文管理と似ている部分はあることから、応用してうまく活用できます。これもG1 commerceの柔軟性と拡張性に通じます。
経験とノウハウ、そしてG1 commerceで、お客様のEビジネスを加速させます!
―― G1 commerceの機能の豊富さ、ここまで柔軟性と拡張性があることには驚きました。
伊藤氏 ECサイト構築以外にも、お客様のEビジネスを支援する方法はいろいろとあります。どんな方法でお客様をご支援するにしても、最終的にそれがお客様にとって本当に良いものになるかどうかは、そのECサイトやEビジネスの仕組みを作る人たちがどれだけお客様のビジネスを理解して仕組みを作っているかにかかってきます。
ある程度の技術があればECサイトは構築できます。つまり、ECサイトを構築できる開発会社はたくさんあります。他社との差別化として当社がこだわっているのは、ECサイトやEビジネスのシステムが、お客様の要望に応えられるか、さらに、将来も含めてお客様の期待を超える提案やソリューションを提供できるか、それがお客様のEビジネスを加速させるものになっているかどうかということです。
お客様の今のビジネスをEビジネスとしてさらに大きく育てていくには、柔軟性と拡張性を備えたプラットフォームが不可欠なのです。それが、当社のG1 commerceなのです。ビジネスの規模が大きくなり、システム連携が増えて複雑になると、難易度も上がるわけですが、そんなときこそG1 commerceと当社の強みが発揮されます。ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。