【お客様課題】:
ア)一般者向けの物件検索サイトと管理画面の両方がWordPressのなかで完結していますが、管理している物件数が十万軒以上に増えていて、毎回契約物件のメンテ、特に複数物件写真のアップロードと物件順番設置作業が手間かかりすぎる。
イ)お客様からの問い合わせはWordPressプラグインを使ってCSVに一括ダウンロードできますが、県本部から定期的にCSVを落とし込んだあと、問合せレコードを市ごとに引当し、またその市担当者に一人ずつメール送信しなければいけないような流れになっているので、作業が非常に効率が悪いのと、お客様への対応時差がある。
ウ)他の不動産管理パッケージをいろいろと検討したが、ランニングコストが合わない、またそのパッケージでカスタマイズ開発には費用が予算以上。
【改善後効果】
①市担当者側で入力したCSVデータをそのままシステムにインポートすることにより、県担当者の手入力作業が省くことができた。
②AWSのS3と連携することで、Salesforceのファイルストレージを利用せずに数十万枚の物件画像を低コストで格納することができた。
③お客様からの問い合わせが県担当者を経由せずにリアルに市担当者に情報が届くことにより、対応時差が解決できた。
④Wordpressにおける既存検索サイトはそのまま利用し、新規構築費用が省いた。
⑤Salesforceのライセンス費用を最大限に省き、Sales Cloudの2ライセンス+ExCの10ライセンス費用で月額ランニングコストは5万円以内に抑えた。
⑥ Salesforceを利用することで、多量データによる性能圧迫への心配がなくなった。