クライアントは、遠隔診療による美容クリニックサービスを提供しています。
従来は電話やLINE通話を活用した遠隔診療を行なっていたものの、より品質の高い医療サービスの提供に向け、ブラウザ内で完結する、ビデオ通話型での遠隔診療ソリューションの開発を行うこととなりました。
また、遠隔診療だけでなく、患者の診療予約や、医師のシフト管理、診断時のカルテ入力や処方箋管理なども含めた、総合的なクリニックのDXの実現が求められていました。
Undersahftは、PM・エンジニア複数名からなる、Agile型の開発チームを立ち上げ、継続的に支援を行いました。
また、遠隔診療サービスの開発と並行しながら、既存業務についても棚卸しとソリューションの提案・実装を繰り返しています。
医療においては、患者の診断の前後に、問診や予約管理や処方箋発行といった、ミスの許されない業務プロセスが複数存在しています。
本プロジェクトでは、医師のシフト提出デジタル化や、シフトに応じた予約可能数の自動調整、顧客への遠隔診療のビデオ通話URLの自動連絡など、これまで、人が判断・作業していたさまざまなプロセスの自動化を実現し、デジタルクリニックの早期立ち上げと、ビジネスの成長支援を実現しました。
遠隔診療の実現にあたっては、各種のビデオ通話SDKサービスを、技術、レイテンシー、ランニングコストの観点から評価を行い、Amazon Chaim 及び Vonage を採用しました。 各種機能はマイクロサービス化され、継続的なアップグレードに対応できる、ソリューションを実現しました。