現場調査までお伺いしても、料金感のミスマッチで離脱されてしまう——その手前で、見込みのお客様にあらかじめ料金感を掴んでいただく料金シミュレーターを新規開発。単なる価格比較で終わらせず、施工会社様の価値が伝わる体験として設計した事例です。
お客様の課題
外構・エクステリアの施工会社様からのご相談でした。お問い合わせ自体は多く集まる。けれど、現場調査までお伺いしてから料金感が合わず、離脱されてしまう。せっかくの現場調査工数が無駄になる——これが当初のお悩みでした。
構築したもの
そこで弊社が新規構築したのが、エンドユーザーが問い合わせの前に、おおよその料金感を自分で掴めるWEB料金シミュレーターです。事前に見当がつけば、価格のミスマッチによる離脱は手前で減らせます。本当に検討に進みそうな方だけが問い合わせ・ご来訪につながる、いわば「質の高い見込み客を残すフィルター」というわけです。
「安く見せる」で終わらせないために
ただし、ここに見落としてはいけない論点がありました。当初のご要望は「問い合わせの前に料金のミスマッチを減らしたい」。しかし、料金シミュレーターをそのまま素直に作るとどうなるか。「安い」と感じてもらえない限り問い合わせされない、価格だけで選ばれるツールになってしまいます。それでは、施工会社様の本当の強みが埋もれてしまう。
私たちが向き合ったのは、「この施工会社様の価値とは何か」という問いでした。料金を算出する過程の選択は、クリックでスムーズに次へ流れるストレスのない体験へ。そして料金が表示されるその同じ画面に、必ず施工会社様の価値が伝わる場所を用意しました。価格だけでなく「ここに頼む理由」まで届く、見込み客を育てるツールへと仕上げています。
開発では生成AIを活用し、要件の構造化から実装までを高速に。技術はNext.jsを採用し、0→1の新規構築として組み上げました。言われたとおりに作るのではなく、その先にある「本当に解きたい課題」まで踏み込む。弊社が得意とする進め方が、よく表れた事例です。