クライアントは、世界的にも高いシェアを誇る、半導体関連素材の製造・販売を行う専業メーカーです。
量産化の研究開発業務において、経験者のカンコツに頼っている・過去の開発資産が整理されておらず再活用できない・帳票管理が非効率、等複数の課題が認識されていました。
一方で、どの課題から着手すべきか、優先度の高い課題への対応にはどのような対応が必要なのかが明確になっておらず、具体的な改善施策まで落とし込めていない状態でした。
Undershaftは、課題の対応施策のロードマップ策定・実行支援を実施しました。
ロードマップ策定では、課題の棚卸・対応優先度付け・対応施策策定を実施し、対応時期を明確化しました。
数十名の開発者からのヒアリングを通して既存業務を洗い出し、ゼロベースで課題を明らかにした上で、課題の影響度・施策実施コストを踏まえて対応優先度を設定しました。対応施策はシステム構築に限定せず、業務施策も策定し、実施計画をロードマップ化しています。
その上で、優先的に対応が必要な課題についてあるべき業務フローを策定し、構築するシステムの要求を整理しました。