近年フラットデザインのサイトやアプリは増加傾向にあります。特にWindows 8が発売されてからフラットデザインが爆発的に増えています。
なぜフラットデザインが流行っているのか、好まれる理由とメリットについてご紹介します。
フラットデザインとは
フラットデザインとは、ボタンやレイアウトを立体的にするのではなく、よりシンプルに抽象化し、少ない色数で表現するデザイン手法のことを指します。
代表されるのがWindows 8のユーザインタフェースで、Windows 8のスタート画面に表示されるアイコンはすべて2色で描かれ、ユーザが見た目だけで「クリックできるボタン」と認識できるように四角く区切られています。
最近ではフラットデザインの中にも、”セミフラット”や”ほぼフラット”、”フラットデザイン2.0”と呼ばれる、影のあるフラットデザインも出てきました。わずかな影やハイライトを活用することで、UIに多少の奥行きを持たせ、ユーザにとって更にわかりやすいデザインとなるように、フラットデザインは日々進化を遂げています。
フラットデザインが好まれる理由
フラットデザインが流行する以前のデザインは、いかに現実に近いものを表現するかに注力していたため、立体的なデザインが多く、ボタンが極端に強調されているようなデザインがほとんどでした。更に以前には平面的なグラフィックが使われていましたが、なぜ今になってまた平面的なデザインが流行するようになったのかというと、コンピュータが浸透しユーザのレベルが上がり、立体的でなくてもボタンと認識することができるようになったためです。
以前は「青くて下線のついているものがリンク」というような固定観念がありましたが、現在ではフラットデザインは「ユーザが効率よく使え、より満足してくれるようなインターフェイス」となり、フラットデザインが好まれている理由となっています。
フラットデザインのメリット
フラットデザインは、基本的に色は2色で構成されており、コントラストがはっきりしています。そのため見た目にも華やかで、重なっている文字が見やすいことがメリットとして挙げられます。また、色が2色に限られたシンプルな構成であり、配色パターンが適用しやすく、制作者としてもレイアウトしやすいため、作業効率のアップにも繋がります。
デメリットとしては、平面的すぎてボタンが認識しづらいという点が挙げられます。しかし、この点についてはレイアウトを工夫することで克服することもできます。
フラットデザインには、メリットとデメリットがどちらも存在するため、サイトやアプリを使うユーザの目的やシチュエーションを考えた上で使用することが大切です。
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