発注ナビTOP>インタビュー>採用動画×採用サイトで“企業のリアル”を伝え、ミスマッチを防ぐ――チェリービーの採用支援パッケージ「ビジョンストーリー」

採用動画×採用サイトで“企業のリアル”を伝え、ミスマッチを防ぐ――チェリービーの採用支援パッケージ「ビジョンストーリー」

XのアイコンFacebookのアイコンはてなブックマークのアイコンPocketのアイコンLineのアイコン

株式会社チェリービーの扉画像

少子高齢化による労働人口の減少や採用競争の激化により、中小企業にとって人材採用の難度は年々上がっています。求人広告を出しても応募が集まらない、応募があっても自社に合う人が来ない、採用しても早期離職が起きてしまう――こうした悩みは多くの企業が抱える課題でしょう。
その一方で、求職者側の行動も変化しています。情報が溢れる中で「結局どの会社も同じに見える」「本当の雰囲気が分からない」という声は少なくなく、企業発信に対しても“台本感”や“盛りすぎ”に敏感です。だからこそ今、企業の等身大の日常や仕事のやりがい、そして時には課題も含めた“リアル”を、分かりやすく誠実に伝える発信が求められています。
株式会社チェリービー(埼玉県さいたま市)は、採用動画と採用サイトを一体で設計し、企業のリアルを可視化する採用支援パッケージ「ビジョンストーリー®」を提供しています。実際に導入した太平洋エンジニアリング株式会社では、採用サイト公開後約3か月で応募数が従来比3倍となり、即戦力採用につながったといいます。今回は、チェリービー代表取締役の山口 正人氏に、サービス開発の背景や設計思想、導入で起きた変化について話を伺いました。

 

映像制作の現場で見えてきた「採用課題の本質」――動画1本では解決できない理由

―― まずは御社の事業概要と、これまでの取り組みについて教えてください。

山口氏: チェリービーは2008年に設立し、現在は埼玉県さいたま市を拠点に、企業向けの映像制作やウェブ制作を行っています。理念は「本質を捉え、価値を伝えるクリエイティブをとおして、世の中に幸せな人を増やす」です。企業のプロモーション動画、採用動画、周年やイベント映像、教育・研修動画など幅広い用途の制作に携わってきました。

 

―― 採用支援領域に踏み込まれた背景には、どのような課題意識があったのでしょうか。

株式会社チェリービー代表取締役の山口 正人氏

代表取締役
山口 正人氏

山口氏: 映像制作を続ける中で、採用動画のご依頼が増えていく一方、「動画を作ったのに応募が増えない」「採用できても定着しない」という声も同時に聞くようになりました。そこで気づいたのは、採用課題は“動画の有無”だけで解決するものではない、ということです。

中小企業の場合、求人媒体に載せる情報が限られ、企業側の魅力や実態が十分に伝わらないまま応募・面接に進んでしまうことがあります。結果として「思っていた仕事と違う」「雰囲気が合わない」というミスマッチが起きやすく、早期離職にもつながる。採用動画1本が役立つ場面は多いのですが、動画だけで情報を網羅するのは現実的ではありません。だからこそ、動画と採用サイトを一体で設計し、求職者が比較検討できる“情報の土台”と、共感を生む“体験の入口”の両方を整える必要があると感じました。

 

―― 採用支援において、御社が重視しているキーワードは何でしょうか。

山口氏: 私たちは一貫して「リアル」「等身大」「本音」です。良い面だけを切り取った発信ではなく、仕事の大変さや乗り越え方、現場の空気感まで含めて誠実に伝える。そうすることで、応募者が入社後の姿を具体的に想像でき、企業側も“合う人”に会いやすくなります。採用における理想的なマッチングを実現するためには、この姿勢が欠かせないと考えています。

 

なぜ今、“リアルを伝える採用”が重要なのか――求職者が見ているポイント

―― 求職者側の意識や行動の変化について、どのように捉えていますか。

山口氏: 就職活動の早期化や情報量の増加により、求職者は短時間で多くの企業を比較するようになっています。その中で起きやすいのが「どの会社も同じに見える」という状態です。企業紹介が抽象的だと、仕事内容も働き方もイメージできず、応募まで踏み切れない。逆に言うと、企業の実態が具体的に見える発信ができれば、それは大きな差別化になります。

もう一つ大きいのは、企業の発信に対する“見抜く目”が強くなっていることです。過度にきれいに見せる、台本通りに話しているように見える、実態とずれていそうだと感じられる――そうした瞬間に信頼は落ちます。今の求職者は、雰囲気や人間関係、現場の空気感を重視しつつ、同時に「ブラックではないか」「制度と実態が違わないか」といった不安も抱えています。だからこそ、リアルを可視化し、必要な情報をきちんと整理して提示することが重要です。

 

―― 採用サイトと採用動画で、具体的に伝えるべき情報はどのようなものですか。

山口氏: たとえば、仕事内容が分かりにくい職種ほど「入社したら何をするのか」「どんな一日なのか」「どんな人がどんなやり取りをしているのか」を見せることが重要です。さらに、若手社員がどのように成長していくのか、どんな失敗があり、どう乗り越えてきたのかといった“プロセス”が見えると、求職者は自分の将来像を描きやすくなります。

そして、求職者が知りたいのは“きれいな言葉”ではなく、現場の温度感です。だからこそ、映像はドキュメンタリー調で日常を捉え、サイトは情報を整理して比較検討に耐える形にする。この役割分担が、採用コミュニケーションの質を大きく変えます。

 

「ビジョンストーリー®」とは何か――採用動画×採用サイトを一体設計する理由

―― 改めて、「ビジョンストーリー®」を一言で表すと、どのようなサービスでしょうか。

山口氏: 中小企業が抱える採用の悩み――「応募が集まらない」「ミスマッチが起きやすい」――を解消するために開発した、採用動画と採用サイトをセットで設計・制作する“クリエイティブ採用支援パッケージ”です。企業の“日常”や“仕事のやりがい”を、リアルかつ等身大で発信することを中心に据えています。

 

―― 動画とサイトを一括で制作する意義について、もう少し具体的に教えてください。

山口氏: 動画は短時間で空気感や感情を伝え、理解の入口を作るのが得意です。一方で、制度や募集要項、職種ごとの詳細など、情報を網羅的に提示するのはウェブサイトの方が向いています。求職者は、動画を見て興味を持った後、必ずサイトで確認します。そのときに情報が不足していたり、動画とサイトで言っていることがずれていたりすると、応募にはつながりません。

だから私たちは、最初から“入口(動画)→納得(サイト)→応募(導線)”までを一体で設計します。コンセプト、メッセージ、用語、写真のトーンまで統一し、求職者が迷わず理解できる状態を作る。これが、単発の採用動画制作とは異なる点です。

 

―― 制作の中で、企業側の負担が大きくなりすぎる懸念はありませんか。

山口氏: そこも重要で、ビジョンストーリー®はワンストップで制作・運営サポートできるため、企業側の手間を最小限に抑える設計にしています。採用担当者が兼務で動いている企業が多いことを前提に、ヒアリングシートと打ち合わせで必要な情報を整理し、あとは提案型で形にしていく。必要な確認を適切なタイミングで行い、進行管理のストレスを減らすことも品質の一部だと考えています。

 

特徴・強み――ドキュメンタリー型、ワンストップ、深掘りヒアリングの3本柱

―― ビジョンストーリー®の特徴を、御社としてはどのように整理していますか。

山口氏: 大きく3つあります。第一に、現場のリアルを引き出す“ドキュメンタリー型”の映像制作。第二に、動画・写真・記事・採用サイトまでを一括で対応するワンストップ体制。第三に、独自のヒアリングシートで企業の想いを深掘りし、ストーリー設計の土台を作ることです。

 

―― ドキュメンタリー型、という点について詳しく教えてください。

山口氏: 私たちの映像制作スタッフには、テレビ番組・CM制作・映画制作などの現場出身者がいます。ドキュメンタリー番組のように、現場の空気感や社員の生の声を捉え、視聴者が“自分がその場にいるように”感じられる構成にできます。就活生に響くのは成功談だけではなく、苦労や課題をどう乗り越えているかというストーリーです。そこが伝わるほど信頼が高まり、応募者の本気度も上がります。

 

―― ワンストップ体制の価値は、どこにありますか。

山口氏: 制作が分業になると、コンセプトや意図の共有が難しくなり、最終的に“整っているけれど刺さらない”コンテンツになりがちです。もちろん分業でも良い制作はできますが、採用コミュニケーションでは「言葉・映像・写真・導線」の一貫性が非常に重要です。窓口を一本化して、設計思想を統一したまま制作できることで、求職者に伝わる確度が上がり、企業側の調整負担も減ります。

 

―― ヒアリングシートの役割は何でしょうか。

山口氏: 企業のビジョン、カルチャー、求める人物像は、社内では当たり前すぎて言語化できていないことが多いんです。そこで独自のヒアリングシートを使い、普段は気づきにくい“らしさ”や育成のこだわりなどを洗い出します。その情報を基に脚本(コンテ)を作り、映像とサイトを“物語”として組み立てる。ここが、単なる制作代行ではなく、採用の設計支援として価値を出せる部分だと思います。

 

【応募数3倍&即戦力採用】太平洋エンジニアリング様の事例――「仕事内容が伝わらない」課題を突破

―― 実際の導入事例として、太平洋エンジニアリング様のプロジェクトについて教えてください。どのような課題があったのでしょうか。

山口氏: 太平洋エンジニアリング様は、プラント建設やメンテナンスなど多角的な事業を展開しており、専門性が高い分、社外の方に仕事内容が伝わりにくいという課題をお持ちでした。「どんな会社なのか、何をしているのかがイメージしづらいと、応募のハードルが上がる」という点は、多くの企業に共通する悩みだと思います。

 

―― 制作で特に意識したポイントは何ですか。

山口氏: 専門領域を“分かりやすく翻訳する”ことです。業界や業務内容をこちらが学び、どの情報をどう順番で出すと理解しやすいかを設計する。サイト構成や文章、図とナレーションの使い方も含めて提案しました。求職者が「入社したら何をするのか」を具体的に想像できることが、ミスマッチ防止の第一歩になります。

 

太平洋エンジニアリング様_採用動画

●太平洋エンジニアリング様_採用動画より

 

―― 公開後、どのような変化がありましたか。

山口氏: 納品は2024年11月末頃でしたが、現場のスケジュールの事情もあり、サイトの公開は2025年1月下旬になりました。その後、公開から約1か月半で最初の応募があり、公開後約3か月でサイト経由の応募は3名。従来はサイト経由の応募が年に1人あるかないかだったため、応募数としては約3倍となりました。そのうち1名は、2回の面接を経て入社に至っています。

 

―― 採用業務の負担についてはどうでしょうか。

山口氏: 採用ご担当者様からいただいた言葉で印象的だったのは、面接のたびに業務内容を細かく説明していた状態から、面接冒頭で動画を10分ほど流すだけで済むようになり、「だいぶ楽になった」というお言葉です。採用担当者が説明にかける時間と労力は想像以上に大きいので、動画が“説明の標準化”として機能したことは、現場負担の軽減という意味で非常に大きい成果だと思います。

 

―― 費用対効果については、どのように評価されていますか。

山口氏: 太平洋エンジニアリング様は、それまで人材紹介会社を中心に採用活動をされていました。採用が決まると年収の一定割合を紹介料として負担する必要があり、たとえば年収1000万円の方を1名採用すると、紹介料が数百万円になるケースもあると伺っています。採用サイトと動画は、一度投資すれば継続して活用できる“資産”です。サイト経由で採用につながったことで「すでに制作コストの大半を回収できていると思う」というお声もありました。

 

―― 制作プロセスについての評価はいかがでしたか。

山口氏: 「丁寧なヒアリングで情報を引き出し、最適な形にまとめてくれた」「別業務を抱えながらでも進めやすかった」という評価をいただきました。採用担当者が専任ではない企業ほど、制作の進めやすさは重要です。必要な確認を適切なタイミングで行い、負担を増やさないことも、成果につながる条件だと改めて感じた事例でした。

 

太平洋エンジニアリング様_採用サイト

●太平洋エンジニアリング様_採用サイトより

 

プランと選び方――3つの料金体系で、目的と予算に合わせて設計

―― ビジョンストーリー®は、どのようなプランで提供されているのでしょうか。

山口氏: 企業の規模や課題に合わせて、3つのプランをご用意しています(料金は税別の目安で、詳細はヒアリング後にお見積もりします)。

 

●ライトプラン

20~30万円、制作期間は約1.5か月です。2~3分のインタビュー動画を1本制作するエントリープランで、「まずは動画を導入したい」「予算を抑えたい」という企業に向いています。

 

●ベーシックプラン

80~100万円、制作期間は約3か月です。社員インタビューや企業紹介などの記事作成、採用サイトの新規制作またはリニューアル(テンプレート活用、スマホ対応・基本的なSEO対策込み)、そして簡易動画(会社紹介動画)を含みます。採用ページを総合的に整備したい中小企業におすすめです。

 

●スペシャルプラン

150~300万円、制作期間は約6か月です。ドキュメンタリー調の採用動画(ロング版・ショート版など複数本)、採用サイト全面リニューアル、追加撮影・取材・記事コンテンツなど、採用ブランディングを本格的に展開したい企業向けにカスタマイズ可能です。

 

―― プラン選定で迷う企業も多いと思います。判断の目安はありますか。

山口氏: まず応募が集まらない、あるいは採用ページが整っていない場合は、ライトまたはベーシックから始める企業が多いです。採用サイトの情報整理と導線設計ができるだけでも、採用の土台は大きく変わります。一方で、職種が複数ある、拠点が複数ある、採用ブランディングとして中長期で取り組みたいという企業は、スペシャルプランで設計の自由度を高めた方が成果につながりやすいと感じます。

 

導入の流れ――初めてでも進めやすい制作プロセスと、公開後のフォロー

―― 制作の流れについても教えてください。発注担当者としては、進め方が明確だと安心です。

山口氏: 大きくは「お問い合わせ・相談」→「ヒアリングシート&打ち合わせ」→「企画提案・お見積もり」→「撮影・制作」→「初稿提出・修正」→「納品・公開後フォロー」という流れです。

最初の段階では、採用に関する悩みや現状を簡単に伺い、打ち合わせ日程を調整します。その後、独自のヒアリングシートをもとに、ビジョン・社風・採用課題・目標などを深掘りし、制作の方向性をすり合わせます。ここで情報を整理できると、制作中のやり取りが減り、企業側の負担が小さくなります。

撮影・制作では、オフィスや現場に伺い、社員インタビューや業務風景をドキュメンタリー調に撮影します。同時にウェブデザインや記事作成も進め、企業の強みやメッセージが伝わる形に落とし込みます。初稿提出後はフィードバックをもとに修正し、納品・公開へ。公開後も、必要に応じて更新代行や追加撮影・編集などに対応できます。

 

―― 最後に、発注担当者に向けてメッセージをお願いします。

山口氏: 採用は「人数を集める」だけではなく、入社後に長く活躍できる人材と出会うことが目的です。そのためには、企業の等身大の魅力と、仕事のリアルを誠実に伝えることが欠かせません。ビジョンストーリー®は、採用動画と採用サイトを一体で設計し、求職者が理解し、共感し、納得して応募できる状態を作るためのパッケージです。

初めて映像やサイト制作を依頼する企業でも進めやすいよう、専任ディレクターがヒアリングから納品まで伴走し、必要な確認を適切なタイミングで行います。採用担当者の負担を増やさず、採用の質を上げたい――そう考える企業の一助になれれば幸いです。

 

―― ありがとうございました。

 

■関連リンク

株式会社チェリービー

ビジョンストーリー®

株式会社チェリービーの実績・特徴・費用例

希望ぴったりの外注先がラクして見つかる
soudan_banner

人気記事

関連記事

offer_banner即実践!DX成功のカギ お役立ち資料 資料一覧はこちら
即戦力のシステム開発会社を探すなら発注ナビロゴ
発注ナビは、システム開発に特化した
発注先選定支援サービスです。
紹介実績
25000
対応社数
7000
対応
テクノロジー
319
紹介達成数
92%
システム開発の発注先探しで
こんなお悩みありませんか?
checkbox
なかなかいい外注業者
見つからない。
checkbox
ITの知識がなくて
発注内容をまとめられない。
checkbox
忙しくて外注業者を探す
時間がない
悩んでいる人物
発注ナビの主な特徴
IT案件に特化
IT案件に特化
日本最大級7000社以上のシステム開発・WEB制作会社が登録。IT専門だから細かい要望が伝わり、理想的なパートナーが見つかる。
ITへの不安を徹底サポート
ITへの不安を徹底サポート
専門コンシェルジュがしっかりヒアリングするので、IT知識に不安があっても、まだ要件が固まっていなくても大丈夫。
完全無料・最短翌日紹介
完全無料・最短翌日紹介
コンシェルジュに発注内容を話すだけで最短翌日に開発会社をご紹介。しかも完全無料・成約手数料も無し。
さらに
東証プライム上場
「アイティメディア株式会社」
グループが運営
ご相談内容は一般公開しないため、クローズド案件でも安心。
ご紹介企業は第三者調査機関にて信用情報・事業継続性を確認済です。

発注先探しの
ご相談フォーム

発注ナビは貴社の発注先探しを
徹底的にサポートします。
お気軽にご相談下さい。
必須
必須
必須
■必要な機能・課題■ご予算■スケジュールなど
■企画書やRFPの添付が可能です(10MBまで)

会員登録には、
発注ナビ 利用規約  及び 個人情報の取扱い 
「当社からのメール受信」への同意が必要です。