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インフラについても考えていますか? 安定したシステム運用のために必要なのはソフトウェアだけではありません!――株式会社てきだんサービス

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システムを発注する際に、ソフトウェアの開発についてはしっかり検討されているのに、それを動かす土台であるインフラについてはあまり深く考えていないお客様もいらっしゃいます。また、運用・保守、とりわけセキュリティ対策や監査対応といった点も見過ごされがちです。 しかしインフラや運用・保守といった面は、ソフトウェアの開発と同じか、もしかするとそれ以上に重要な要素であり、無関心でいると、後から大きなリスクを生じかねません。
システム導入の予算をどう割り振るかにも通じるお話を、株式会社てきだんサービスの代表取締役である徳本 照矢氏、営業を担当する池田 雅俊氏、総務部の愛知 宏一氏の3名に伺いました。

 

投資対効果が分かりにくいインフラだが、どこに発注しても同じではない。豊富な知見とノウハウに裏打ちされた提案が大きな安心を生み出す!

―― 御社は、システムソフトウェアの開発のみならず、システムインフラの領域にも多くの知見をお持ちです。

株式会社てきだんサービスの代表取締役 徳本 照矢氏

代表取締役 徳本 照矢氏

てきだんサービス 徳本氏: はい。ソフトウェアを受注する際に、インフラの設計・構築も含めてご提案を差し上げ、実際に手掛けてきました。そこから得られた多くの知見を社内に蓄積しています。

内容も多彩で、データセンターのラックを借り受け、自社のサーバーコンピュータをハウジングして利用するものから、AWSやAzureといったパブリッククラウドサービスの利用、自社内にサーバーコンピュータを置いて利用するオンプレミスまで、さまざまなケースを扱っています。

インフラ基盤の設計・構築においても、サーバー環境やストレージ環境、ネットワークやWi-Fi環境の構築、セキュリティ対策、仮想化などについて多数の実績があり、また、金融・証券系のお客様に向けたプライベートクラウド環境の構築も手掛けています。

 

―― 大規模なインフラ構築も手掛けていらっしゃるのですね。

徳本氏: そうですね。ネットワークならば300箇所の遠隔拠点をVPN(仮想専用線)で接続して、毎日本支店間のバッチ処理を行うといったシステムのインフラや、AP(アクセスポイント)が100台~200台という規模の工場内無線LANの構築などにも実績があります。

規模の大きなインフラを構築するには、専門的なサイジングに対する知見が必要になります。

 

―― どこの業者にでも任せられるというわけではないのですね。

徳本氏: たとえば無線LAN環境を構築する場合、1つのAPに何台の端末が接続されるのか、その時の通信速度が確保できるのかといったことにも気を配る必要があります。またフロアが、途中にさえぎるものがなく見通せる場所なのか、壁やパーティションで仕切られているのかで、電波の到達範囲も異なってきます。工場内では、機械が発するノイズ等による電波障害も考慮しなければなりません。そのためLAN環境を構築する際は、電波強度の測定を行うサイトサーベイをしっかりと行う必要があります。当社はそうした準備も怠りません。

また、サーバーコンピュータは温度管理されたコンピュータルームに設置されることが多いのですが、APやスイッチ等の機器は、ワークスペースの近くに設置されます。オフィス内はまだしも、工場内では温度、湿度、あるいは埃などにも気を付けなければなりません。

屋内にLANケーブルを敷設する際も、安易に壁に穴を開けて通してしまうのは危険です。もしかすると消防法に抵触するかもしれません。

 

―― 技術に詳しいだけでなく、法令などの周辺知識も持ち合わせた業者に発注しないと、いろいろなリスクを抱えてしまい、後から大変なことになるということですね。

徳本氏: インフラに対する投資は、その効果が分かりにくいため、お客様にとっては「何だか無用なものを勧められているのではないか」という気持ちになってしまうかもしれません。しかし、私たちのご提案は、あくまでもお客様のシステム導入を成功に導くためのもの。長い目で見たときに「あって良かった」と思っていただけるものと確信しています

 

システムソフトウェアやシステムインフラの運用・保守、監査対応やセキュリティ対策もワンストップで対応!

―― きちんとしたインフラを構築することが大切だというのは良くわかりました。インフラ構築以外にも、意識しておくべきことはありますか。

徳本氏: システム導入後の運用・管理面も、事前に検討しておく必要があるでしょう。投資した分を回収していくという意味では、導入よりもむしろ運用・保守のほうがより大切かもしれません。

 

―― システムソフトウェアをただ利用していくだけではダメということでしょうか。

徳本氏: もちろんシステムソフトウェアを利用していくのですが、その利用環境を常に快適で安全なものにしておく必要があります。

私たちが普段スマホを利用していても、使っていくうちにOSやアプリのアップデートを繰り返し、意識しているかどうかはともかく、撮影した写真データや電話帳データのバックアップを行っています。さらにバッテリーの持続時間が低下してくればバッテリー交換や機種変更をするかもしれません。

それと同じように、システムもソフトウェアやハードウェアの運用・保守といった作業が必要になります。

 

―― なるほど。安全で快適な利用環境を維持していくことが大切なのですね。

徳本氏: また、ソフトウェアやハードウェアの保守だけでなく、企業としては監査対応やセキュリティ対策なども見過ごせません

たとえばセキュリティについては、ウィルス対策、入退職者のアカウント管理、メールの運用、USBメモリ等による外部からのファイルの持ち込みなど、一定のルールを定め、その遵守を徹底する必要があります。

また、監査対応ではそうした管理のほか、PCや社内サーバーのログ、アクセス履歴等も管理・保存しておかなければなりません。

こうした部分は、万一、何か障害があった時に助かるというものであり、普段は利益を感じない、いわば保険のようなものです。投資対効果と言われると苦しいですが、こういう部分をしっかりやっておかないと、取引先に対する信用を失いかねません。

当社では、大手ギフトカード系のサービスを展開する金融機関のアプリケーション開発やインフラ構築を手掛けた実績もあります。厳しい監査、コンプライアンスに耐えるインフラを構築するというご要望にお応えし、お客様にもご満足いただけるインフラを作り上げることに成功しています。

 

―― 企業においては、DR/BCP(災害復旧/事業継続計画)といった観点もあります。

徳本氏: その点も当社にお任せください。当社では、絶対に止められないようなミッションクリティカルなシステムの構築も手掛けています。サーバーやネットワークを二重化する冗長構成を持ったシステムの構築にも実績があります。ダウンタイムをゼロにしたいというお客様もご相談いただければと思います。

一方で「多少ならば止まることがあってもいいから安価で」というお客様の声にもお応えしています。予算はどれぐらいか、システムがどれぐらい止まっても許容できるのか、といったところからご相談ください。

当社はシステムの開発・導入はもちろん、運用・保守においてもお客様に密着したきめ細やかなサービスでご対応しています。

システムの開発段階からお客様のビジネスを詳しくヒアリングしていますから、お客様先の社員と同様、業務を分かった上で運用・保守を進めていきます。運用ルールの策定や、社内マニュアルの作成なども含めて、当社にお任せいただけます。

なお、運用・保守にも費用がかかります。そのため、限られた予算を、どう割り当てていくのが良いのかといったご相談にも応じています。

 

ご相談ベースでお客様企業に最適なインフラや運用・保守をイチから組み立て。お客様企業の情報システム担当者育成も承ります!

―― システムインフラや運用・構築まで考えなければならないとなると、システム導入のハードルが高まります。

てきだんサービス 愛知氏: そこは当社がワンストップでご対応しますので心配は無用です。システムソフトウェアの開発だけでなく、インフラの構築や運用・保守の計画についても、イチからご相談ベースで組み立てていきます。

お客様企業の情報システム担当者へのコンサルからスタートし、構築・運用・保守・セキュリティ、ルール策定、従業員の教育など、ニーズをヒアリングした上で最適なご提案を差し上げていきます。

大手の開発会社とは異なる距離感で、小回りが効く分、お客様の細かなニーズにも対応し、とことん寄り添っていきます。あくまでもお客様の利益を守るというスタンスで、お客様に損失を出させないよう、営業的には都合の悪いことも、きちんとつまびらかにしています。

 

―― 具体的にはどのようなことでしょうか。

愛知氏: そうですね。たとえば予算が潤沢にある場合、お客様は、どうしても絶対性能を追求してしまう傾向にあります。しかし、どのレベルでも費用対効果を測ることは欠かせません。もし費用対効果が期待できない場合には、たとえ当社の売上が下がったとしても「この製品は採用しないほうが良いでしょう」と言うことがあります。当社では、必要のないものをご提案することは一切ありません。

 

―― お客様企業の規模によっては、情報システム担当者が不在というケースもあります。

てきだんサービス 池田氏: 当社では、お客様企業の情報システム担当者育成も承ります。必要があればご相談ください。

システムの運用・保守は、お客様企業と当社とで、肩を並べて一緒に進めていかないと頓挫しやすいという性質があります。上意下達のような一方通行だけだとうまくいきません。そのため、お客様企業側にも情報システム担当者を置き、二人三脚で進めていくのが理想的です。

情報システム担当者との間で情報の共有さえできていれば、何か問題が生じた時でも、メールやチャットで「困った」とご一報いただくだけで、いち早く電話やリモート操作でのご対応が可能になります。

 

―― 最後に、発注を検討されているお客様にメッセージがあればお願いします。

徳本氏: インフラ構築や運用・保守の話ばかりをしてきましたが、当社はシステムソフトウェアの開発も得意としています。販売管理システムには特に多くの実績があり、文字認識などの先端技術を採用して開発した例もあります。もちろん販売管理システムだけに限りません。お客様の業務を把握した上で、予算に応じた最適なシステムをご提案していきます。

これからシステムの導入を検討されているお客様は、ぜひ一度、当社にご相談ください。

 

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