いまや自社のホームページが無いという企業は極めて珍しい存在と思えるほど、各社とも自社のコーポレートサイトやサービスサイトを持っています。しかしホームページはあるものの、その運用が出来ていないという企業も少なくありません。ホームページは作ったけれども、何年も放置しているという会社もあるのではないでしょうか。
「ホームページをどう自社の営業に結び付けたら良いのか分からない」あるいは「ホームページよりも他の部分に予算を割きたい」「名刺代わりに簡易なホームページさえあれば良い」という人にこそ知って欲しいのが株式会社THO Media&SolutionsのWebマーケティングソリューションSmart WEB Lab.です。同社の片山 俊基氏にお話を伺いました。
ホームページは公開しただけは、誰も見に来てくれません。検索エンジンへの対策やサイト情報のまめな更新などの取り組みが必要
―― ホームページを活用したいが、できていないというお客様が数多くいらっしゃいます。
THO Media&Solutions 片山氏: ホームページの設置目的にもよりますが、「当初の思惑通りになっていない」というケースはあるかもしれません。ホームページを活用するには、公開後もこまめに手をかけていく必要があります。
そもそもホームページは公開すれば、それだけでみんなが見に来てくれる、というわけではありません。見に来てもらうためには、そのためのさまざまな施策を講じる必要があります。
たとえば、SEO(検索エンジン最適化)対策で、特定のキーワードを検索したときの結果表示画面の上位に表示されるようにしたり、定期的なコンテンツの更新や新しい情報発信をして興味関心をひいたりして、サイトに新たな訪問者を呼び込み、さらにはリピーターを生み出すための施策が必要になるでしょう。
また、ホームページ上に問い合わせフォームを設置しているのであれば、そこに入力された見込み客の情報を営業に利用するための具体的な仕組みを用意しておくのも忘れてはいけません。
―― まずは見に来てもらうことが大事ということですね。しかし、Webに関する知識がなかったり、そもそも人手や時間が足りなかったりして、ホームページ上のコンテンツ作成や更新まで、なかなか手が回らないという企業も多いかもしれません。
片山氏: そこはぜひ、当社のSmart WEB Lab.にご相談ください。当社は、ホームページ制作はもちろん、ホームページへの流入を促すSEO(検索エンジン最適化)対策やランディングページの制作、動画制作、広告運用・管理、CRM/MA・SFA(顧客管理/営業自動化)など、ホームページの活用に関するあらゆることにワンストップでご対応します。
また、各種のWebサービスやWebアプリケーションシステムの設計・開発、本格的なCRM/MA・SFA(営業支援)システムの導入なども手掛けています。
Web制作では、成果物を納品したらお付き合いもそこまでという制作会社さんもあれば、その後も月々いくらで日々の運用・保守を提供する、という制作会社さんもあります。
しかし実際には「不安だから完成後も制作会社とお付き合いはしたいけれど、毎月のように何かがあるわけではなく、月々いくらの運用・保守はちょっと……」というお客様が多いのではないでしょうか。
当社は、より中長期的な視点でお客様のサイトを捉えています。時間をかけてサイトを育てていきたい、自社のビジネスの成長や進化に応じてホームページに手を入れていきたいというお客様と、息の長いお付き合いをしていきたいと考えています。
そのため、運用・保守契約をしているかどうかに関わらず、何か問題が生じた時の相談相手として、どんなに小さなことでも相談していただけます。
―― 社内にWeb担当者がいない企業にとって、とても心強いパートナーですね。
サイト上のコンテンツ管理を行うCMSはWordPressだけではない。CMSとしても使えるノーコードツールSTUDIOやCRM/MAツールHubSpotをお勧めする理由とは?
―― ホームページを活用するには、こまめなコンテンツの更新が必要というお話でした。コンテンツ管理というのは難しいのでしょうか。
片山氏: ホームページ上のコンテンツを登録したり更新したり削除したりといったコンテンツ管理を手軽に行えるツールとしてCMS(Contents Management System)があります。CMSに、あらかじめ掲載したい文章を、見出し、本文、写真などを登録し、登録/更新/削除の日時を設定しておくと自動的にホームページの内容が更新されます。
CMSで有名な製品にWordPressがあります。多くの制作会社がCMSの導入には同製品を採用しているのではないでしょうか。WordPressは多機能なCMSでカスタマイズ要素も多く、またプラグインを用いることでコンテンツ管理のみならずCRM(顧客管理)やECサイトとしての機能まで持たせることができます。
その一方で、そうしたオプション機能を盛り込んでいくほど導入コストもかさみ、結局「WordPressは高額になるから」と敬遠されるお客様もいらっしゃいます。
そうしたお客様に当社がお勧めしているのが「ノーコードツールSTUDIO」です。
―― ノーコードツールSTUDIOはどんなものでしょうか。
片山氏: ノーコードツールSTUDIOは、コードを書かずにWebサイトの構築・公開・運用が完結するノーコードWeb制作プラットフォームです。CMS機能はチームでコンテンツ作成・管理が可能。もうドキュメントを書くために、他ツールを使う必要はありません。その場で書いて、そのまま入稿。
当社はSTUDIOの公式認定パートナー企業です。お客様のアカウントを開設するところから、各種の設定、お客様企業の従業員の方々に向けたSTUDIOのレクチャーも行います。
まずは無料で使ってみて、さらなる活用をしたければ有料の機能を使っていくといった段階的な運用も可能なので、試してみてはいかがでしょうか。
また、問い合わせした顧客やイベント、名刺交換をした顧客管理にはHubspotをおすすめします!
あまり予算をかけずに名刺代わりのホームページを持ちたいというお客様にはSTUDIO+HubSpotという選択肢も!
――HubSpotの本来の機能であるCRM/MAでは、どのようなことができるのでしょうか。
片山氏: HubSpotは本来CRM/MA・SFA(顧客管理/営業自動化)のためのツールですが、各Web制作ツールやCMSと連動が可能です。HubSpotは現在、世界135以上の国と地域、216,000社以上の企業で使われており、CRM/MA・SFAの基本機能も含めて無料で使い始めることができます。
HubSpotは多機能なCRM/MA・SFAツールなので、すべてをご紹介するのは難しいので、分かりやすい例をご紹介します。ホームページにお問い合わせフォームが設置されているのをよく目にしますが、そこに入力されたデータを顧客リストに登録して活用していこうというのが基本的な考え方です。
顧客リストをデータベース化し、分析や抽出を行い、お客様の傾向を把握したり、電子メールで情報を発信したり、個別にアプローチしたり、といった営業活動を支援してくれます。また、こうした一連の作業を自動化しておけば、DBへの登録、配信先リストの更新といった日常業務の負荷を大幅に低減させることができます。
当社はHubSpotの認定パートナー企業です。お客様のアカウントを開設するところから、各種の設定、お客様企業の従業員の方々に向けたHubSpotのレクチャーも行います。
まずは無料で使ってみて、さらなる活用をしたければ有料の機能を使っていくといった段階的な運用も可能なので、試してみてはいかがでしょうか。
―― 名刺代わりにホームページを持ちたいというお客様にもお勧めできそうです。
片山氏: 「名刺代わり」というお客様にこそご利用いただきたいですね。
名刺は相手に渡すだけでなく、名刺交換で得た相手の名刺をファイリングして、見込み顧客としてリスト化するという使い方があります。特別なシステムが導入されていない場合でも、個人的に名刺ファイルを作っておき、そこから電話でアポイントメントを取るという活用をしている人もいらっしゃるでしょう。
ホームページにおいてもHubSpotを利用して、そうした活用をしても良いのではないでしょうか。
また、あまり予算をかけずにホームページを持ちたいというお客様には「STUDIO」を使ったホームページ制作もご提案しています。STUDIOはノーコードのWeb制作プラットフォームで、HTMLやCSS等のコードを書くことなくホームページを制作できます。
STUDIOとHubSpotを組み合わせれば低予算でも、活用可能なホームページを持つことができます。
いずれも当社で使い方までレクチャーしますから、納品後はお客様が自社でホームページのデザインや構成を変更し、新たな営業施策に活用するといったことも可能です。
浮いた予算をSEO対策や広告、ランディングページの制作等に当てるという、より運用指向な予算配分も可能になります。
自社ホームページにお客様を導き入れるランディングページ制作や、リピーターを増やすオウンドメディア構築なども! ホームページの活用について、どんなことでもご相談ください。
―― 運用フェーズでのご相談も多いのでしょうか。
片山氏: 冒頭でも申し上げた通り、ホームページは公開することが目的ではありません。むしろ、そこからいかに運用するのかが大切です。いくつかの事例をご紹介しましょう。
ある大手メーカーのお客様より次のような悩みを相談されました。ネット広告を出稿したところ、バナー広告のクリックから反響があることは分かったものの、なかなかコンバージョンにつながらないとのこと。当社でアクセス解析を行った結果、ホームページ上で広告の商品を見つけることができていないと判断。当社のご提案でランディングページを制作することにより、広告商品の情報にアクセスできるように誘導。結果としてコンバージョン率が4倍向上しました。
当社には、Web制作、システム開発、広告運用、Webマーケティングなど、それぞれの分野における専門家が揃っています。お客様の課題をヒアリングし、ボトルネックがどこにあるのか、ニーズは何かなどを詳しくヒアリングし、それぞれの見地から課題解決のための施策を検討し、組み立て、ご提案していきます。
また、別のお客様企業では、自社Webサイトへのリピーターを増やしたいという課題がありました。そこで当社からオウンドメディアの立ち上げをご提案し、構築しました。役立つ記事や情報を定期的に発信するメディアを自社サイト内に持つことで、それを目的に何度もサイトを訪問してくれるリピーターを増やすことに成功しています。
その他にも、スマホの充電サービスを事業展開されているお客様が海外展開することになった際は、当社にて英語ページの制作なども行っています。
サイト上に掲載する写真の撮影や動画の制作、アイコンやバナーといった素材の制作など、どんな小さなことでも構いません。ホームページ活用のことなら何でも、当社にご相談ください。お客様の課題を解決する最適なご提案をさせていただきます。
●支援実績