当社では物流業界との取り組みを経て、CO2排出量計算に関するノウハウを獲得し、システム化することに成功しました。
トラックを使用する配送は改良トンキロ法を用い、鉄道・船舶・航空などの機材は従来トンキロ法を用いる、国土交通省準拠のロジックを採用しております。
また待機時間や倉庫の使用電力なども含めた物流全体のCO2排出量を可視化し、1配送当たりの排出をグラム単位で、かつリアルタイムに算出することを可能としました。
システムは当社が最も得意とする Microsoft の PaaS を組み合わせ、あらゆる非機能性能、機密性・可用性・拡張性を兼ね備えております。お客様の輸配送データを投入することで、簡便にCO2排出量を計算することが可能となります。
<主な機能>
① トラックに搭載しているIoT機器からリアルタイムで送られる位置情報から作成される実績ルートと機材・荷物重量からCO2排出量を算出
② 理論配車を地図データ上で行い、仮想のCO2排出量の算出
③ CO2排出量の算出結果と、算出根拠を可視化
④ 仮想の配送距離の算出
⑤ 工場や倉庫、配送先ごとのCO2排出量の算出
⑥ CO2削減のための施策の提示
⑦ ユーザーごとのデータ最適化
<追加機能>
① 注文を行う際に、CO2排出量を最小限にする為の注文方法の提案
② 配送経路を決定する際に、CO2排出量を最小限にする為の配送経路の提案