HR領域における新規SaaS開発プロジェクトに参画しました。
クライアントが作成したサービス設計書をもとに、サービスの中核となる機能に絞ったMVPを提案し、約3カ月で開発を完了。その後4カ月の追加開発を経て、約7カ月で製品版をローンチしました。
複数社が参加する開発体制において、当社はAWSインフラ構築とNode.js・Express・TypeScriptによるAPI設計・開発を担当しています。
※契約上の都合により、エンドクライアント名、サービス名、サービス画面は非公開としています。
プロジェクト概要
- クライアント:HR・広告関連企業様
- 開発種別:HR領域の新規SaaS開発
- 当社の担当範囲:MVP提案、システム設計、AWSインフラ構築、API設計・開発、開発工程の支援
- フロントエンド:Vue.js、Nuxt.js
- バックエンド:Node.js、Express、TypeScript
- インフラ:AWS
- MVP開発期間:約3カ月
- 製品版までの追加開発期間:約4カ月
- プロジェクト全体期間:約7カ月
- 開発規模:数千万円規模
- 開発年:2020年
これまでにないHRサービスの立ち上げ
求人・採用に関する複数の情報やシステムを連携し、採用業務の効率化を支援する新規SaaSの開発でした。開始時点でエンドクライアントにより事業構想とサービス設計書が作成されていましたが、すべての機能を最初から実装すると長い期間と大きな開発費が必要になります。新規事業の早期市場投入のため、段階的な開発を採用しました。
サービス設計書からMVPを提案
当社はMVPに含める機能と製品版以降に実装する機能を整理しました。MVPでは、サービスの中核となる業務を実行するために欠かせない機能を優先し、初期段階では必要性が低い機能や公開後に追加可能な機能を切り分けています。
機能を単純に削減するのではなく、サービスの目的、利用者、業務フロー、外部システムとの連携、将来的な拡張性を確認しながら、短期間で実現できる開発範囲を提案しました。
MVP完成後、約4カ月で製品版をローンチ
MVP完成後は機能追加と改善を実施しました。最初の3カ月でサービス基盤を構築し、その後4カ月で製品版に必要な機能を実装しています。複数の開発会社が担当領域を分担するなかで、当社は自社の担当範囲だけを見るのではなく、フロントエンドや外部システムとの接続も考慮しながらインフラとAPIの開発を進めました。
AWSによるSaaS基盤の構築
AWSインフラを採用することで、MVPから製品版への段階的な機能追加に対応しました。短期間のプロジェクトでは、機能開発だけでなく、各開発チームが作業できる環境を早期に準備することが重要です。当社はAWS環境の設計・構築を担当し、API開発と並行してサービス稼働基盤を整備しました。
Node.js・Express・TypeScriptによるAPI開発
バックエンドではNode.jsとExpressを採用し、TypeScriptでAPI開発を行いました。採用業務に関連する複数システム間でのデータ連携が必要なため、各機能から必要なデータを安全かつ一貫した形式で利用できるよう、APIの役割、入出力するデータ、処理結果、エラー発生時の挙動などを設計しています。
TypeScriptを利用することで、短期間かつ複数人で進める開発において、実装上の認識差や接続時の不具合を抑えやすい構成を実現しました。
Vue.js・Nuxt.jsによるフロントエンドとの接続
フロントエンドではVue.jsとNuxt.jsを採用しました。当社はAWSインフラとAPIを担当し、フロントエンドチームと連携しています。複数社による開発では、それぞれの担当領域が正しく動作していても、接続部分の仕様が一致していなければシステム全体として機能しません。APIの仕様とフロントエンドでの利用方法を確認しながら開発を進めました。
数千万円規模の新規SaaS開発
全体で数千万円規模の新規サービス開発でした。複数社による開発体制において、当社はMVP提案の段階から参加しています。大規模な構想を一度に実装するのではなく、MVPと製品版に段階を分けることで、事業の立ち上げスピードと将来的な拡張性の両立を図りました。