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C++とは?今さら聞けない基礎から応用までを解説

C++(シープラスプラス)は、もともとはコンピュータを素早く動かす「C言語」の機能をさらに拡張させたプログラミング言語です。
本記事では、WEBアプリケーションや、人工知能(AI)・ロボット技術の開発など、現在あらゆる分野で幅広く使われているプログラミング言語「C++」について詳しくご紹介します。
 

■目次

 

 

■C++とは

C++(シープラスプラス)とは、C言語を機能拡張したプログラミング言語で、略して「シープラプラ」または「シープラ」とも呼ばれています。C言語は、1972年にアメリカの通信研究所「AT&Tベル研究所」が開発した、コンピュータを素早く作動させるプログラミング言語ですが、C++は、C言語にオブジェクト指向を加え、より効率よくプログラミングできるように作られています。

オブジェクト指向とは、オブジェクト(モノ)を作成と操作によってコンピュータを動かすプログラミングで、ゲームやスマホのアプリケーションから、ロボット技術の開発まで幅広く活用されています。C言語とC++には互換性があるため、C言語を用いて作られたプログラムをC++に移行することも可能です。そのため、C言語を勉強した次のステップとしてC++の習得にチャレンジする人も多くいます。

C++には、いくつか種類があり、有名なものとしてはアメリカのボーランド社が開発した「Borland C++(ボーランドシープラスプラス)」や、同じくアメリカのマイクロソフト社の「Visual C++(ビジュアルシープラスプラス)」があります。

 

●C++の歴史

C++の歴史は、前身のプログラム言語「C with Classes」が開発された1979年からはじまります。C言語と同等レベルの処理速度と、人が理解しやすいコンパクトなプログラムの実現が主な開発目的でした。その後、改良に改良を重ね、1983年に名称を「C++」に変更。「Cよりも前進した言語」という意味を込めて++の記号が付け加えられています。1985年には、エンジニアのためのC++の解説書「The C++ Programming Language」の初版も出版されました。

 

●C++言語のシェア

プログラミング言語の検索数を集計する「TIOBE Index for March 2020」によると、C++は、Java、C、pythonに次いで4位(2020年3月度)をキープしており、シェア率は6.79%を獲得しています。このランキングはGoogle、Bing、Yahoo、Wikipedia、YouTube、Baiduなどの検索結果に基づいており、開発者の間で人気が高い言語を明らかにするひとつの指標となっています。ランキングの入れ替えが変動する中でも、C++はトップ10の上位をキープし続けています。

 

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■C++でできること

●WEBアプリケーション開発

C++は、コンピュータを高速処理できる特性を活かし、WEBアプリケーションの開発にも利用されています。C++で開発された代表的なWEBアプリケーションには、次のようなものがあります。

 

Chrome(クローム)

世界的に利用されているWEBブラウザ「Chrome」もC++で開発されており、Chrome内の拡張機能であるプラグインもC++によって作られています。

 

Unreal-Engine(アンリアルエンジン)

Unreal-Engineは、アメリカのゲーム開発会社のひとつEpic Games(エピックゲームズ)が開発した、コンピュータゲームの動作において主要な処理を行うためのプログラムですが、Unreal-Engineの開発にもC++が利用されています。

 

Cocos2d-x(ココスツーディーエックス)

Cocos2d-xはゲーム開発用のフレームワーク。ひとつのプログラムで複数のプラットフォームを動かすことが可能で、個人のゲーム開発者から大手企業まで幅広く使用されています。Cocos2d-xもC++によって開発されています。C++の他にもJavaScriptやLuaなどの言語を使用した開発も可能です。

 

●ロボット技術の開発

最近では、人間の知能を持たせたコンピュータシステム「AI」や、音声認識や画像特定など、人間が行うタスクをコンピュータに学習させる「ディープラーニング」といった言葉を耳にしますが、このような最先端の技術開発にもC++が使用されています。特に、ロボットの技術には多く用いられており、C++を使うことでロボットに複雑なプログラミングを命令できます。

 

●IoT技術の開発

IoT(アイオーティー)とは「Internet of Things」の略称で、「モノのインターネット化」のことをいいます。モノに対してIoTデバイスと呼ばれるセンサーを付け、これをインターネットに接続することでモニタリングやコントロールが可能となります。IoTの活用事例としては、スマートフォンに繋ぐだけで外出先でも家電を操作する「スマートハウス」などがあります。

 

■C++を使うメリット

●C言語との互換性がある

前述したように、C言語を基盤とし、さらに進化したものがC++です。そのため、C言語とC++は互換性があります。つまり、C言語からC++に変更する場合、C言語で書いたソースコードにC++で書き加えることができます。

 

●コンピュータの処理速度が速い

C++を使用するメリットとして、コンピュータの処理速度が速い点が挙げられます。そもそもC++のみならず、全体的にC言語系のプログラム言語は処理速度が速い特性があり、中でもC++は、速さだけでなく複雑なシステムにも対応できる利便性があるため、規模な大きく処理速度が遅くなりがちなシステム等に使用されるケースが多いです。

 

●他のプログラム言語の理解が深まる

C++やC言語は、プログラム言語としての歴史が長く、のちに登場するJavaやPython、PHPなど他の言語の基礎にもなっています。そのため、C++やC言語を習得すると、他の言語の理解がより深まるメリットがあります。例えて言うなら、足し算や引き算を学習する前に、はじめに数字の概念を理解するようなイメージです。コンピュータを知らない人も、C++を習得することでプログラム言語についてより詳しくなることができます。

 

■C++が得意なシステム開発会社の探し方

今回は、C++について紹介してきました。C++は、最も長い歴史のあるC言語を拡張したプログラム言語です。コンピュータの処理速度が速いだけでなく、複雑なシステムにも対応できるメリットがあるため、処理速度が遅くなりがちな大規模なシステム等で使われるケースが多いです。C言語とも互換性があるので、現在、システムの処理速度の遅さに頭を抱えている方は、検討をすると良いかもしれません。しかし、実際に検討したとしても、開発先や発注先をどのように見つければ良いのでしょうか。
日本最大級のシステム開発会社ポータルサイト「発注ナビ」では、全国2000社以上のシステム開発会社からC++に対応している最適な発注先をお探しすることが可能です。詳しくは「C++によるシステム開発でおすすめの開発会社8社」をご覧ください。

 

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