ロードバランサ とは
ロードバランサとは、複数のサーバーに対して通信の負荷(トラフィック)を分散し、全体の処理能力を最適化する装置またはソフトウェアのことです。Webサーバーやアプリケーションサーバーに対するアクセスを均等に振り分け、システムの可用性やスケーラビリティを高める役割を果たします。
ロードバランサには、L4(レイヤ4)とL7(レイヤ7)の2種類があり、L4はIPアドレスやポート番号を基に、L7はHTTPリクエストの内容を基に振り分けを行います。これにより、コンテンツに応じた最適な処理先を選択することができます。
障害発生時には自動で正常なサーバーに切り替えるフェイルオーバー機能も備えており、システム全体の信頼性を向上させる重要なコンポーネントです。