仕事も人生も、ウェブ制作の発注も、なかなか思い通りにはいかない…。でもなるべく、「本音ベース」でいきたいですよね!というわけで、発注ナビも今回はなるべく本音にこだわります。後藤ブランドさんと一緒に!
東京・南青山に本社を置き、今破竹の勢いで業績を伸ばしている「経営コンサルティング+ウェブマーケティング+クリエイティブ制作」のトータルサービスエージェンシー、後藤ブランドさん。お客様にも遠慮はしない率直な物言いの代表・後藤さんが今回、本を出版するらしいとの情報をキャッチしました。
その内容はまさに、「最適なウェブ制作会社選びのコツ」。「そこまで言っていいのですか?」というくらい率直な内容だとの前評判です!ではぜひ、発注ナビでもそれを披露してもらおうと思い、インタビューしてきました。第1回目に続きお届けする、今回が2回目のコンテンツ。ウェブサイトの制作・運用で本当に成果を出している人が語る「満足できる制作会社選び」本音の9か条です。
↓↓第1回目はこちらから↓↓
「満足できるウェブ制作会社選びのコツ・本音の9か条(1〜3)」
(前回のおさらい)満足できるウェブ制作会社選び
第1条「発注者に苦言を呈する会社を選ぶ」
第2条「ディレクターの顔が見える会社を選ぶ」
第3条「NO!と言える会社を選ぶ」
満足できるウェブ制作会社選び 第4条
「“安かろう、悪かろう”の会社は選ばない」
安かろう、悪かろうという言葉があります。「そんなこと分かっているよ」とはいえ、いざとなると意外に、「安かろう、悪かろう」を自ら選んでしまうのが人の常。「もっとコストを下げろと上司に言われたのでしかたなく…」「高い見積もりだと社内の決裁が通らないので…」確かに理解できますが、でも少し立ち止まり、もう一度検討してください。
本当に、その金額で発注して大丈夫でしょうか???
実際制作に入ると、対応してもらえることが少なくて、結局別の会社に追加依頼することになった。安いのは良かったが、スピーディにはやってもらえなかった。ウェブサイトは完成したものの、その後の運用・保守は別料金で、かなりお金がかかった。で、結局高かった。こういった例は数知れず。安すぎに要注意です。
満足できるウェブ制作会社選び 第5条
「マーケティングを熟知している会社を選ぶ」
そもそも企業はなぜ、ウェブサイトをつくるのでしょうか?「これからはネットの時代だから」「他社が持っているからなんとなく…」そういった受け身の姿勢でウェブサイトをつくっても、効果がそこそこ出るという時代はとっくに終わっています。
自社の強みや特長を的確なメッセージで、お客様となり得るターゲットの人たちに対して配信し、商品やサービスの売上アップにつなげていく。それがウェブサイトを運営する最大の目的です。
では、その目的を達成するために必要なものは何か?ウェブサイトをつくるという「制作スキル」だけではありません。ウェブサイトを駆使してクライアントの売上アップを支援する「マーケティングスキル」も絶対に必要です。
御社が今、ウェブ制作を依頼しようとしている会社にマーケティングのプロはいますか?グーグルアナリティクスなどの解析ツールを使ってウェブサイト運営の効果を分析し、運用や改善のサポートをしてくれますか?SEOやリスティングなどウェブ広告に関する専門知識を持っていますか?本当に売上が上がるウェブサイトを実現したいなら、こういったポイントで制作会社を選ぶことが大変重要です。
満足できるウェブ制作会社選び 第6条
「“御用聞き”ではなく“攻め”の会社を選ぶ」
御用聞き、という言葉があります。言ったことをそのまま何でもハイハイ、すぐに喜んでやってくれる。でもそれが、実はあまり役に立っていない。そんな人や物事を指していいますね。
制作のプロは、制作のプロではない発注者さんとは、逆のことを考えているケースも多いです。「お客さんはこうしろと言っているんだけど、実はしないほうがいいんだよね…」「本当はこうしたほうがいいんだよね…」心のなかでそう思っているなら、率直にそう伝えてくる会社のほうが誠実ではないでしょうか。
発注者の要望とは反対のことを、あえて提案してくる。裏返せばそれは、発注者のことを本気で考えている証拠でもあります。「嫌われてしまうかも」というリスクを恐れず、最適な効果を目指して積極的に提案してくれる、そんな“攻め”の姿勢が強い会社を味方につけたほうが、より高い成果を出せます。
いかがですか?インタビューでは正直なところ、「そこまで言っちゃう?」の勢いでガンガンお話ししてくれた後藤さんと高見さん。ウェブ用にいささかマイルドに伝えさせていただきましたので…続きはぜひ本屋さんで。実は今回、本音で語る「制作会社選びのコツ」を、後藤ブランドさんは一冊の本にしてリリースします。
今回は第6条までお伝えした後藤ブランドさん発、制作会社選びのコツ。
次回第3回は、ついに第9条までお届けします。お楽しみに!